前回も書きました通り、かなり忙しく勉学に終われる日々を送っていますので、ブログを書くのに割く気力が残らず、失礼している次第です。
それにしても、中国語を選択したのは正に正解だったと痛感しています。既に東亜学院に通い出してから6年目を終えようとしていますが、中国語の勉強に飽きることはありません。時々何もかも嫌になって放り出してしまう期間がありますが、それでもしばらくすると必ず復活し、以前と変わらず忙しく勉強しています。
昨日は個人レッスン(LILIAN)の方が六本木教室で行われる日だったので、東亜学院からは歩いて20分少々。10時の始業には間があるので、学院の交流スペース・・中国関係の書物がずらりと並べられたスペース(中国人の日本語学生が日本語で読むための場所)で、個人レッスンのテキストを復習していると、私たち担当のS先生が近寄ってきました。
「梅沢さん、帰らないで何やってるの?」
「今日は六本木で約束があるので時間潰しです。」
S先生が立ち去ると、R先生が通りかかりました。
「好久不見了!」(久しぶり!)
「好久不見了!」
恐ろしいまでの童顔のR先生、5年前に半年間、週に一度だけ受け持っていただいた方なのですが、教えたことのある生徒はしっかりと覚えて下さっており、声を掛けてくれます。やはり何をしているのかという問いかけに、しどろもどろで答える私。私の語順が間違っているので、正しい語順に直して復唱してくれます。
少しして、S先生が再びやって来ました。
「何時までいられるの?少し時間があるから発音練習やってあげる。」
という訳で、しばしS先生から発音練習の個人レッスンを受けられることになりました。S先生の講座のテキストの本文を読んでみることにして、私がおもむろに音読を開始します。このスペースは学院の受付や職員スペースと同じフロアーにあるので、すべて筒抜けになりますが、恥ずかしいなどと言っていては上達しません。
9:30までの時間限定でお願いし、私が音読していくと、途中で何か所も訂正はされたものの、何となくいつもの厳しいS先生ではないような気がしました。S先生が別のページを指定し、再度読み進め、最終的に3ページほどの音読を聞いていただきました。やっている内に先生の方も熱が入り、終わってみれば9:40分、個人レッスンに間に合うかどうか、ぎりぎりの時間となっていました。
「梅沢さん、ものすごくうまくなった!梅沢さんじゃないみたい!」
実は、基礎のそのまた基礎、発声の仕方から始まる、発音だけの入門書を買って、本当の基礎から自宅で発音練習をしているのです。個人レッスンも受けていますが、このテキストと付属CDをやり進めて行くうちに、昔初心者として発音練習をしていた時には気づかなかった、様々なことを再発見し、練習していました。ただのオウだと思っていた発音(発音記号にはOUとしか書いてないのです。)が実はイオウだったり、いくつかの大発見!をし、懸命に自分の発音を修正して来たのです。その成果がきちんと現れていたようです。
寸暇を利用して自発的に発音練習をしてくださるS先生、私の発音が目だって良くなったことを、大変喜んでくださいました。私は私で、いい大人ではありますが、手放しでほめられて悪い気がするはずがありません。
学院の受付には、学院での一年目に週一回ずつ一年間受け持ってくださった先生がいらして、私の発音練習風景をそれとなくご覧になっていらしたらしく、満面の笑顔で
「梅沢先生、辛苦了!」(梅沢さん、お疲れさま!)
と声を掛けていただきました。大人相手の語学学校ではありますが、教師が教え子の上達を喜ぶという気持ちには変わりがないようです。S先生からは手放しでほめていただき、受付を通る際には慈しみに満ちた笑顔をいただいた私は、いい年をして、スキップし兼ねない気分で六本木へと向かったのでした。
それにしても、中国語を選択したのは正に正解だったと痛感しています。既に東亜学院に通い出してから6年目を終えようとしていますが、中国語の勉強に飽きることはありません。時々何もかも嫌になって放り出してしまう期間がありますが、それでもしばらくすると必ず復活し、以前と変わらず忙しく勉強しています。
昨日は個人レッスン(LILIAN)の方が六本木教室で行われる日だったので、東亜学院からは歩いて20分少々。10時の始業には間があるので、学院の交流スペース・・中国関係の書物がずらりと並べられたスペース(中国人の日本語学生が日本語で読むための場所)で、個人レッスンのテキストを復習していると、私たち担当のS先生が近寄ってきました。
「梅沢さん、帰らないで何やってるの?」
「今日は六本木で約束があるので時間潰しです。」
S先生が立ち去ると、R先生が通りかかりました。
「好久不見了!」(久しぶり!)
「好久不見了!」
恐ろしいまでの童顔のR先生、5年前に半年間、週に一度だけ受け持っていただいた方なのですが、教えたことのある生徒はしっかりと覚えて下さっており、声を掛けてくれます。やはり何をしているのかという問いかけに、しどろもどろで答える私。私の語順が間違っているので、正しい語順に直して復唱してくれます。
少しして、S先生が再びやって来ました。
「何時までいられるの?少し時間があるから発音練習やってあげる。」
という訳で、しばしS先生から発音練習の個人レッスンを受けられることになりました。S先生の講座のテキストの本文を読んでみることにして、私がおもむろに音読を開始します。このスペースは学院の受付や職員スペースと同じフロアーにあるので、すべて筒抜けになりますが、恥ずかしいなどと言っていては上達しません。
9:30までの時間限定でお願いし、私が音読していくと、途中で何か所も訂正はされたものの、何となくいつもの厳しいS先生ではないような気がしました。S先生が別のページを指定し、再度読み進め、最終的に3ページほどの音読を聞いていただきました。やっている内に先生の方も熱が入り、終わってみれば9:40分、個人レッスンに間に合うかどうか、ぎりぎりの時間となっていました。
「梅沢さん、ものすごくうまくなった!梅沢さんじゃないみたい!」
実は、基礎のそのまた基礎、発声の仕方から始まる、発音だけの入門書を買って、本当の基礎から自宅で発音練習をしているのです。個人レッスンも受けていますが、このテキストと付属CDをやり進めて行くうちに、昔初心者として発音練習をしていた時には気づかなかった、様々なことを再発見し、練習していました。ただのオウだと思っていた発音(発音記号にはOUとしか書いてないのです。)が実はイオウだったり、いくつかの大発見!をし、懸命に自分の発音を修正して来たのです。その成果がきちんと現れていたようです。
寸暇を利用して自発的に発音練習をしてくださるS先生、私の発音が目だって良くなったことを、大変喜んでくださいました。私は私で、いい大人ではありますが、手放しでほめられて悪い気がするはずがありません。
学院の受付には、学院での一年目に週一回ずつ一年間受け持ってくださった先生がいらして、私の発音練習風景をそれとなくご覧になっていらしたらしく、満面の笑顔で
「梅沢先生、辛苦了!」(梅沢さん、お疲れさま!)
と声を掛けていただきました。大人相手の語学学校ではありますが、教師が教え子の上達を喜ぶという気持ちには変わりがないようです。S先生からは手放しでほめていただき、受付を通る際には慈しみに満ちた笑顔をいただいた私は、いい年をして、スキップし兼ねない気分で六本木へと向かったのでした。