2021年の映画⑩『きっと、うまくいく』
★★★☆☆
【シネマトゥデイのあらすじ】
行方不明だったランチョー(アーミル・カーン)が
街に戻ってくると聞き、ファルハーン(マドハヴァン)と
ラージュー(シャルマン・ジョシ)は母校に向かう。
10年前、三人は名門大学の学生だった。
真っすぐなランチョーは異議があれば学長にすら物申し、
好きなことに打ち込んでいた。
しかし、ランチョーと学長の娘・ピア(カリーナー・カプール)が
接近したことから、3人は卒業目前で退学を言い渡されてしまう。
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Amazonプライムにて。
インド映画のお約束・ミュージカルパートがあるから
仕方ないんだけど、3時間近くある。
「痛快なふるまい」として描いているつもりなのだろう
主人公の行動を、
「これ、自分と考えの違う相手を
ひどい目にあわせてるだけじゃないか?」
としか思えなかったのもあって、90分たったところで
いったんギブ。
後半も、いまいち乗り切れず。
学長の行動もどうかと思うところはあるけど、
主人公トリオも調子に乗って悪いことしたあとで
罰を与えられたら被害者面って。
どうしても主人公サイドに立てないせいで、
楽しめずに残念……。
「いい大学」「いい職業」に就くために
学ぶ意欲もなく、好きでもない道を
進む・進ませることへの批判は一貫したテーマで、
そこはよかったんだけど。
インドとの価値観・倫理観の違いもあるのかな。