金木犀、薔薇、白木蓮

本の感想、ときどき映画。
★の数は「好み度」または「個人的なお役立ち度」です。
現在、記事の整理中。

3:古谷暢基/平川美鶴 『和ハーブ図鑑』

2019-01-04 14:11:28 | 19 本の感想
古谷暢基/平川美鶴『和ハーブ図鑑』(和ハーブ協会)
★★★★☆

【Amazonの内容紹介】

和ハーブとは古来、日本人の生活と健康を支えてきた
日本のハーブ(有用植物)のこと。
本書は植物観察のガイドブックとしてだけではなく、
日本の植物がどのように人と関わり、有用されてきたかを紹介しています。

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図鑑なので読みとおすのに骨が折れたけど、
身近な植物でも知らないことが多くて楽しめた。
名前の由来や歴史的なエピソード、伝承、
使い方などを紹介してくれていてためになる。

「おひたしや天ぷら」
という言葉に異常に食欲を刺激されるんだけど、
なぜだろう……。
めんつゆや天つゆが好きだから??
つゆくさの姿揚げとかめちゃ食べたい。

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2:遠藤雅司 『歴メシ! 世界の歴史料理をおいしく食べる』

2019-01-04 13:49:41 | 19 本の感想
遠藤雅司『歴メシ! 世界の歴史料理をおいしく食べる』(柏書房)
★★★☆☆3.5

【Amazonの内容紹介】

最古のパン、中世のシチュー、ルネサンスの健康食、
ヴェルサイユ宮殿の晩餐会etc…
5000年の時を料理で旅する、再現料理レシピエッセイ。
8時代40品のレシピを収録。

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ギルガメシュやソクラテス、カエサル……といった
歴史上の著名人を取り上げ、
彼らが生きていた時代に食されていた料理を紹介しつつ、
現代風にアレンジしたレシピを掲載。
古代ローマあたりから「おいしそう」と思えるものが
多くなってくる。

世界史は本当に表面的にひととおり、
中学校レベルにプラスアルファ、くらいの知識しかないんだけど、
普通に楽しめたし、
おもしろエピソードがたくさん紹介されているので
あれこれ調べたくなった。

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1:NHK「美の壺」制作班 『NHK 美の壺 文房具』

2019-01-04 13:37:52 | 19 本の感想
NHK「美の壺」制作班『NHK 美の壺 文房具』(NHK出版)
★★★☆☆

【Amazonの内容紹介】

美しい道具を書斎に飾り客とともに愛でる―。
それは、文人たちを虜にした清雅な遊び。
「書」を生み出す脇役たちの美の世界にご案内します。

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文房具とはいっても、扱っているのは
一般的にイメージされるペンや鉛筆ではなく、
墨や筆、硯箱といったような古来のもの。

関西と関東で好まれる筆の穂の長さがちがうという話や、
墨の香りの正体だとか、
知らないことがたくさん書かれていておもしろかった。

秋草と牛車で源氏物語のある場面を表すような、
「わかる人が見ればわかる」という意匠はすてきだなあ。


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おでかけの記1:豊圀神社

2019-01-04 13:20:12 | おでかけの記


お雑煮をつくってもらい、
久しぶりにお正月らしいごはん!
年末年始は毎年、仕事でいつもより忙しいくらいだから
お正月らしい食事は最初から放棄していた。
ありがたい!





今年の初詣は、豊國神社。
「名前は聞いたことあるけど、何の神様をまつってるのか知らん!」
という状態だったのだけど、たまたま見たタウン誌で
秀吉をまつったものだと判明。
仕事と出世にご利益があるそう。
秀吉にあやかって……というわけだね。

鳥居の外まで行列ができていて、
すごい人だなあ!と思ったのだけど、
単純に鳥居から拝殿までの距離が短いだけだった。

そして、地下鉄の駅名になっている「中村公園」って、
この神社をふくむ公園を指していたらしい。
隣接する寺で秀吉と加藤清正が生まれたとのこと。
中村日赤駅で下りるたび、
「清正幼稚園」
が目に入って気になっていたのだけども、
加藤清正由来だったのか……。

おみくじは「中吉」。

「あまり一つの物にとらわれて
 役にも立たぬことを思ってはだめです
 元気を出して捨てるべきはすて
 進む所へ進め」

だそう。
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