
毛利勝永にスパイの存在を指摘され、
幸村はあぶり出しを行う。
スパイは有楽斎――とみせかけて、
実は料理人のおっちゃん、というオチだよね?
相談の場をわざわざ調理場に設定した理由が
他にないし、料理人のおっちゃんに
名前がついていること自体があやしい。
一方、江戸の信之のもとには
平野と福島が訪れていた。
秀吉に可愛がられていた彼らは、
秀頼に味方する者がいないことに心を痛め、
ひそかに兵糧米を大阪方に送りたいというのだった。
稲には猛反対されるが、おこうは送れる量を調べるという。
血が騒ぐなあ! とばかりに大はしゃぎの家康。
百戦錬磨のじじいたちの見せ場、といった様相。
家康は上杉と直江を呼び出し、
以前たてついたことを持ち出してネチネチ。
こんなときにも動じない直江のクールさといったら。
この主従もたいへんかわいい。
幸村たちは前田を挑発し、開戦。
スナイパー毛利は、牢人衆の中では
クールポジションなんだろうか。
すっかりじいさんになってしまったのに
現役バリバリの弓取りといった感じの内記もすごい。
見事に徳川勢を撃退し、チーム感増量。
直江がにっこりしてるのに目を疑ったわ。