
大河ドラマ「真田丸」#37
戦後処理の回(その1)。
上田を守ったのに、関ケ原で三成が惨敗したことにより、
昌幸・信繁は徳川に降伏しなければならないことに。
各地で大名や国衆たちが小競り合いを繰り返し、
しのぎを削っていた時代はもはや終わり、
大きな勢力のどちらにつくかで
勝敗が決まってしまう時代へ変わってしまったのだった。
以前だったら自らの力で窮地を脱することもできたのに、
状況を変える場に自分はもう参加できないのだと
息子に諭されるパパがつらい……。
同じように声もまともに出せないのに
夢と可能性を捨てきれない出浦さまもせつない。
家康のもとに父と弟の命乞いに向かった信幸は、
舅の後押しで助命は約束されるが、
領地は没収の上、昌幸と信繁は高野山に流罪に。
信之は、父との縁を切り、名前の「幸」の字を捨てることを
家康から命じられる。
まあ、確かに信幸は目の覚めるような活躍はしてないし、
助命嘆願も忠勝の力って感じだが、
「この役立たずが!!」
ってパパに罵られるのは、
さすがにかわいそうすぎやしませんかね?
信幸の策のおかげで真田家と領地は残ったんだから。
信幸は「信之」と名乗ることに。
戦に出る一切の機会を奪うという家康の対応は
確かに最も効果的な復讐ね。
パパとしては、どうせなら、自らの活躍できる時代の最後に
華々しく戦って死にたかっただろうし。