記録的豪雨で鬼怒川の堤防が決壊し、甚大な被害や犠牲者が出ているのをテレビで見て
心を痛めています。
夫の実家(今は無人)も茨城県なので、近くの親戚に電話をかけてどんな様子か見てもらいましたが、
幸いなことに変わりない事が分かり安堵しました。
ただ、収穫間近な、稲が倒れているとのこと心配です。
被害に遭われた方々には心よりお見舞い申し上げます。
こんな時にハイキングなど、不謹慎かもしれませんが、私たちは何もしてあげられませんし
年間計画行事なので申し訳ないのですが、出かけることになりました。
ハイキングクラブ9月の定例ハイキングは、
山梨県北杜市の日向山(標高1,660m)に行ってきました。
28人の参加です。
案内には、
「見たことありますか? 思わず歓声を上げる不思議な山」と書いてあります。
興味が沸き頑張って山頂に行きたいと思っていました。
途中渋滞に遭い尾白(おじら)川渓谷駐車場に着いたのは予定より大分遅くなってしまいました。
さらに乗用車ですと、ハイキングコース入口まで行けるのですが、バスは道が狭いため
1時間15分余分に歩きます。
歩き始めてまもなく歩きにくい登りです。 体力をかなり消耗しました。
途中キノコが沢山出てこれが食べられればいいのにね~~
松茸はないかしら
この頃はまだ苦しいながらも冗談も言えていました。
乗用車の止まっている駐車場に着く頃は、みんなも大分疲れが出てきました。
これからが日向山への登山道です。
標識を眺めながら未だか未だかの思いで頑張りました。
10ー4辺りでお腹が空き昼食、食後元気に頑張ろうの気持ちでいざ出発しましたが。。。
みんな疲れが出ています。
10ー5 でこれから先は行ける人だけ行ってくださいと
会長さんに言われました。
ほとんどの人は戻る組です。 行きたい~~~登りたい~~~
自信はなかったのですが、友人と行くことにしました。
帰りも同じコースだということだったので、途中無理そうなら引き返せる。
という考えのもと 男性8人、女性2人で山頂に向い出発しました。
途中男性が2人引き返してしまいました。
10ー6 ・ 10ー7 ・ 10ー8 ・ 10ー9 標識を確かめながら、
あと少しガンバレと自分に言い聞かせて登りました。
三角点の標識がありました。
山頂です
三角点から一気に登り 砂浜
まさか ここは山の上ですよね
「雁ヶ河原」に到着しました。
花崗岩が風化して出来た真っ白い砂に覆われている空間が広がっていました。
不思議
展望も良く晴れた日には、八ヶ岳や鞍掛山・甲斐駒ヶ岳の大パノラマが楽しめるそうです。
私たちは雲の切れ間から八ヶ岳を見ることが出来ました
登れて良かった 一緒に登ってくれた仲間に感謝
行かせて下さった会長さんや他の仲間の方々にも感謝します
もっとゆっくり眺めて居たかったのですがそうもしていられません
13:50 下山開始
足もかなり疲れているので、杖を頼りに慎重に下山しました。 よりも安全第一と考えバックに収めました。
16:00 駐車場に無事到着しました
今回は、幾つもアクシデントがあり、私たちより遅れて戻ってきたグループが2組ありました。
9年近くなるこの会で今回のようなアクシデントが重なったのも初めてです。
会長さんは色々と気遣いが大変だったことでしょう。
お疲れ様でした。
16:50 駐車場を出発
予定のもショッピングもカット、トイレ休憩の為 PAに寄っただけでしたが、
遅れての出発や、帰りも渋滞に巻き込まれ、
公民館に着いたのは予定より2時間遅れでした。
家には21:00過ぎになってしまいました。
バスの中から夕日に映える富士山が見えました。
今回の日向山は初心者、ファミリー向けとなっていますので、安易に考え
自分たちの年も忘れていたところがあったと会長さんが言われていましたが、
これからはそれを踏まえて行かなければならないなぁと痛感した次第です。
勿論 自分自身、無事に戻れたのは本当に良かったです。
次の日から久しぶりに筋肉痛がひどく2日間は正座や、階段を降りる時がとっても辛かったです。
バスの中で会長さんから今回の被災者の方たちに
義援金を贈りましょうかと提案が有り 全員一致で贈ることが決まりました。
少しでも気持ちが届けられると良いです。
一日も早く元の様な生活が出来ますようにお祈りいたします。