箱根へバイケイソウの観察に行ってきました。バイケイソウは、本年花成する個体は花序茎が伸長して蕾が露出し、花成しない個体は葉が褐変し、溶け出しているものもありました。伸長している花序茎を数えて今年の花成個体数を計測すると、定点観察している3つの群生地を合わせても30個体しかありませんでした。昨年2023年は調査地のバイケイソウが一斉開花(花成個体:1067個体)したので、今年は少ないであろうと予測はしていたのですが、まさにその通りになりました。昨年の一斉開花はかなり大規模であったので、花成個体数が少ない状況はあと数年は続くのではないかと思われます。
今年花成しない個体は枯れ始めた
葉が溶けてしまっている個体もある
花成した個体は花序茎が伸長して蕾が見えてきた
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