箱根へバイケイソウの観察に行ってきました。バイケイソウは草丈60㎝程度に成長していました。この時期になると、今年花成する個体としない個体のおおよその区別がつくようになります。花成しない個体は葉数10枚程度を展開して最上位葉が下位葉と同程度に大きくなっていますが、花成する個体は10枚以降の葉が出現して成長を始めています。花成個体は14枚以上の葉をつけるので、現時点で小さい葉が出現して展開を始めていれば、後に花茎が伸長してくると考えられます。箱根調査地では2020年に多くの個体が花成し、その後は花成個体数が減少していきました。今年はどうなるのか。
バイケイソウは草丈60㎝程度に成長
今年花成する個体は10枚目以降は出現、成長展開を始めている。
左は新しい葉の展開が見られないが、右は小さな葉が出現展開しており、今年花成すると考えられる。