冬の西表島へ行ってきました。お目当ては、昨年同様、イリオモテソウです。昨年(2013年12月7日)は見つけた群生が殆ど蕾の状態でちょっと残念な結果でしたので、今回は時期を遅らせて観察に行ってきました。しかし残念なことに、今年はその群生の個体数が激減しており、「一面のイリオモテソウ」といった景色は見ることができませんでした。しかも花期も少し過ぎてしまっていました。まあ、野生の植物のことですし、八重山の緩慢な季節変動を考えると「一面のイリオモテソウ」状態というのはなかなかお目にかかれないのだろうと思います。他の花としては、サツマイナモリ、ツワブキ、オキナワテイショウソウ、セイタカスズムシソウを見ることができました。
イリオモテソウ 期待していた「一面のイリオモテソウ」は見ることができなかった
ツワブキ
セイタカスズムシソウ
オキナワテイショウソウ 西表島のものは花序が大きく葉の鋸歯がない