良くも悪くも、面白い、しゃべり手のプロであることは、彼のハイテンション実況が耳ざわりで・・・・・というヒトでさえ、認める部分であろう。
この夏の甲子園大会が、100回を数えるからか、上層部が、彼の隠れた人気ぶりを察知したからか、昨年に較べ、実況の回数が、グ~ンと増えた。
初日に続き、2回目もこなした。
ところが! 始まるなり・・・・・トーン、とんと、驚くほど低い。
なんと、NHKだけが、勝手に一方的に盛り上げている、「甲子園」なる、自局放送テーマ曲の、しつこいほどの宣伝。
逡巡しつつも、彼らしくない、異質なヨイショぶり。「お勤め、お努め」と割り切っての、意識にじむ。
なのに、その創りヨイショを、解説者にまで強制的に求める、ぶざまさ!
台本に、指定してあるんだろうなあ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「お仕事」「お仕事」なんですよ~。分かってくださいよお!は、分からないでもないが・・・・・・。
この曲の歌い手。コンサートの観客動員数は、すごい有るのだが、肝心のCDの「実売数」が、驚くほど少なく、売れて無い。
その「厳実」。実は、その歌手自身が、深夜放送のマイク前で、正直にもらしたことがあるほどだ。
で、この曲も、話題にもなっていない。
そのためか、急に大会開始後、ラジオの実況開始前と、小野塚で言うなら、締めの「ごきげんよう!」の声にかぶせるように流す、あざとい商売ぶり。
この小野塚にして・・・・・・またも、でっかい蝶ネクタイ姿さらした主婦向け番組に続けて、「身過ぎ世過ぎ」かよお・・・・
世に、「流行歌」なるコトバがある。
ドラマ終盤にかけての、でたらめジェットコースター展開の朝ドラ。その、半分以上の青っぽい、つたない出来のシロモノ。
その番組主題歌を歌っている、タレント兼歌手。
つい2年前には、おんなじような創りの曲が大ヒットし、話題にもなり、紅白歌合戦にも出たっちゅうに。
今は、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
まさに、「流行歌」と言う単語を痛感させられる。
その、身過ぎ世過ぎ・小野塚。
この、日本一汚い言葉使い手である、左側の藤井彩子について、この「大阪放送局ブログ」で、その想い出を打ち込んでいるだけでなく、
月イチ出演の、ラジオ深夜便のなかの「一球入魂」のなかでも、2代目甲子園球場での実況の澤田彩香の紹介に続けて、初代の藤井について、たっぷり語っている。
ニュース原稿を読むのもヘタ。インタビューもヘタだったことを、藤井自身が、小野塚に告白していた。
そんな女が、唯一、高校野球の実況だけには、自信を持ったそうな。
小野塚が、言う。
「パンパン、パンパン、パンパン! 竹を割り過ぎた性格でしたねえ」
藤井。たったの1回でおわり。あの性格が、連続抜擢を、想いとどまらせたのではないか。
ちなみに、澤田彩香。
彼女は、なんと計 3回、実況を許されている。ちなみに、2回目は、11日(土)の、第一試合。
んん・・・・及第点、新人にしては、上げても良い出来。記事化した数回のミスも、笑えるのは、にじむ性格ゆえか。
その小野塚の語りを、御自身で聴いてみたい読者は、「聴き逃がし」サービスで、この8月13日(月)午後6時まで聴けます、
番組名は、「ラジオ深夜便」。中村宏・担当の日で、8月3日あけの深夜0時台。
さらに詳しく言うなら、0時28分ぐらいに合わせて聴くといい。ソコから、15分くらい。しゃべり倒しまくってますんで。
古くは、今はフリーの草野満代も、かつて地方大会で実況。
出場&控え選手を、「クン付け」でアナウンスした過去を持つ。が、性格が、これまた強気。
局内で、名前をもじって「クサいマンコ」ならぬ、「クサマン」と同僚に呼ばれることを、嫌がったという逸話がある。
ホント、かな?と。
ある年。大阪に取材に行った。駅の広い通路に、偶然、その草野がいた。 撮影休憩時、「草野さん、大阪で取材ですか?」と、声を何度か掛けたのに、まったく無視。聴こえているはず、なのに無視、シカト。
しかと左様か、と。
ならば、と。「クサマン、仕事かあ?」
とたんに、こちらに顔向け、鬼畜のような表情浮かべて、にらんだ。
な~るほど。逸話は、ホントだった。
閑話休題。
実況席に就かないときも、小野塚康之。
甲子園球場で、取材をこまめにしていることは知っていた。
先日、香川県代表の「丸亀城西高校」が、12年振り、5回目の出場をし、負けた、
負けたチームは、談話として、あとで、取材したアナウンサーが伝えるのが決まり。
この河本浩二・監督のインタビューをして、通路から報告したのが、なんと、小野塚康之、
声を聴いて、すぐ分かった。
「( 冒頭 略) と、思っていたんだけれど、コレが向こうのペースになってしまって・・・・。ソレが、甲子園の不思議な所なんですかねえ・・・と、語っておりました」
河本の語った言葉を、クッキリと甦らせていたのには、思わずうなった。その割り切れぬ想いと、試合後の余韻までも伝わってきた。
思わず、「座布団、10枚!」と呼びかけるほどの語り。
このヒト、やっぱり、ただもんじゃないなあ・・・・・・。
さて、次の小野塚の実況は、むろん! ラジオで。
大会、6日目。雨で中止・順延にならなければ、8月10日(金)、第3試合。試合開始は、午後3時半から4時前後か。 羽黒高校 対 奈良大附属高校。
そして・・・・・
なんと、小休止でもないだろうが、阪神 対 広島を、BSテレビで実況する。 期日は8月14日(火)、午後6時から。
甲子園球場は、貸し切り状態で使用出来ず。
京セラドーム大阪で行われるため、降雨でも実施される。
ただし、解説が、今中慎二。
どうにもこうにも、声が暗~く、このお人。オハナシが面白くない。
展開がはずまないなあと判断したら、時々、ハナシ振って、あとはマイペースで実況しまくった方が、視聴者を楽しませることが出来るだろう。
それでなくとも、今期の阪神。
戦績低迷のうえ、試合が、はなはだしく面白くないもんでねえ・・・・。
熱烈タイガースファンからは、すでに金本、もう辞めろ!の声が、圧倒的に多い。
金本の出自はともかく、家族や愛人のことは現役選手時代から、一切、黙して語らず。そのうえ、そのスジの方々とのお付き合いが、今も続いており・・・・・・・
ねえ、小野塚。知っているよねえ、実況は出来ないでしょうけれど・・・・・・。