魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

鉄人あり遠方より来たる

2009年11月09日 | ワイン ~2019年
宮崎より鉄人こと「なおなおさん」がいらっしゃいました。


この日を数ヶ月前から「ちゃんと予定を空けておくように!」
と言われていた長崎勢は必死の応戦!?


・・・・・もさすがに鉄人なおなおさんは強かった。

まず、お礼を申し上げておきましょう。

素晴らしいワインと楽しい時間、ありがとうございました。




さて、この日のワインです。





1 2001 ピュリニー・モンラッシェ ルフェール(E・ソゼ)
 軽やかで美しい。そしてきらめきのある艶。


2 2001 フラワーズ シャルドネ(USA)
 底力、下支えのある果実味と艶やかさ。時間とともに真価を発揮。


3 1935 モンテリー オスピス・ド・ボーヌ(デュデ・ノダン)
 ここの古酒はとにかく定評がある。ラベルを見てワクワクしたワイン。
アルコール感が高いと思いきや、底力があって革、獣臭が重くたなびく。


4 1976 Ch.レオヴィル・ラス・カーズ(ボルドー)
 まったく落ちていないきれいなフルーツ、あまり重くはないが、
酸が新鮮さを支えている。さすがにラスカース。



いやー、いいですねー。

そしていよいよ佳境へ。

写真を撮るのを忘れていたら、記念に誰かがすでにラベルをはがして
いらっしゃいました。なのでこんな感じで。





5 2000 シャンボール・ミュジニー(ヴォギュエ)
 明るく深みのある味。軽やかなのになぜか重みがある。美しい!


6 1996 シャンボール・ミュジニー 1er(ヴォギュエ)
 笑いが出るくらい美味しい。酸は強いがフィネス、品がある。

ただ、現時点で飲むには5の村名もかなり健闘し、柔らかく、軽い
けれどその美学を発揮していました。


7 1998 Ch.ラトゥール(ボルドー)
 言わずと知れた有名ワインです。ひとこと。
ウマーイ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ !!!! さすがです。



鉄人のお嬢さんがTV番組「なんでも鑑定団」に出演されたことで
お宝の話で盛り上がっておりました。

なんでも自己評価額200万が・・・・・・〇千円だった!
おっと、ここ伏字にしてもなーんの意味ありませんよね。



そして、怒涛の勢いで2次会へ。
アンペキャブルさんでワインの鬼、〇シェフも交えての楽しい会です。


しかし私は・・・・・結構限界点へ。


しきゃーーーし!

目の前のワインを見ると闘志がわいてくるー。






8 2003 サン・ロマン(シャソルネイ)
ちょっと濁りがある自然派。やさしく、酵母感が漂う。


9 2002 モルゴン cote du py(ジャン・フォワイヤール)
これも自然派。やさしく滋味あふれる味。らしさたっぷり。


10 2004 シャンベルタン(カミュ・ペール・エ・フィス)
うーん若いです。軽めのシャンベルタン。まだ真価も見せず、
単調で微発泡でしたが、味わいにどこか深さはあります。待って
やるともっと良くなるでしょう。


11 1984 Ch.フィジャック(ボルドー)
これが結構お気に入り。クリアな果実味、きれいで素直に美味しい。
軽めなのですが、しみじみとそしてしんしんと染みわたりました。
あぁ、私って昔から右岸(サンテミリオン)好きなのか~、なーんて。
酔っていたはずだけれど、このワインは結構頂きました。
白状します。





こーんな感じで、正面お二人は宮崎組の鉄人と〇さん。
肩をたたかれながら沈没は2名。当然長崎組。

弱いはずの私は良いワインの時にはなぜか?最後まではしゃぎ、
歩いて帰途につき、無事に辿り着きました。


しかし、この宮崎組のお二人は、翌日も宮崎に帰り、ペトリュスを
飲む会に出るという猛者なのです。


さて、次回はどうやって迎え撃つべきなのでしょう???

長崎組は作戦を練って考えておきましょうぞ!
もちろんワイン飲みながら・・・・・ですけどね。

コメント (5)
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