魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

分岐点のワイン

2009年11月04日 | ワイン ~2019年
よく覚えていない。


そんな日もあるものでしょう。



2008 リンカーン・エステート シャルドネ
  (USA、シャルドネ種、白、千円未満)



家族と今後のことについていろいろ話し合っていた。



いつの間にかこのワインを1本空けてしまっていた。


・・・・・・・・・


味わい?


軽くて、すっきりとして、飲みやすかったことはわかるけど
詳細なんて覚えていない。



子どもの将来、人生をかけた選択の時には、人生の岐路に立った
そんな時には・・・・・、ワインの味はほとんどしないという
ことが分かった。





同じ様に、私の両親は、私が人生の岐路に立った時に味も分から
ないほど、苦悩したのかと・・・やっと今、思った。


こうやってお酒を飲みながら人生の選択をする難しさ、大変さ、
そしてかつての愚かさを初めて分かった気がした。


ごめんなさい!


この言葉は私の子どもに、そして私の両親に言っているという
ことに気がついた。


なんだかんだで悩みながらも、ワイン飲んで生きてるんだよねぇ。


ありがとね。


また冷静に、計画的に、慎重に、愛する子供の将来を考えて、
出来ることをやっていきますね。


すみません、今日はこんな感じです。こんな日もあります。


コメント (3)
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