あらすじ
『ルーヴル美術館のソニエール館長が死体で発見された。
その死体は真夜中のグランド・ギャラリーに、
ダ・ヴィンチの最も有名な素描<ウィトルウィウス的人体図>を模倣した形で横たわっていた。
さらにそこには館長が残した暗号が書き記されていたのだ・・・。
ハーヴァード大学教授ラングドンは、象徴学研究の講演会のためにパリへやってきていた。
そしてラングドンは、ソニーエール館長とその夜に会う約束をしていた。
そこで象徴学研究者として、ソニーエール館長が残した暗号の解読を警察より捜査協力を求められる。
現場に駆けつけた館長の孫娘で暗号解読官であるソフィーは、
一目で祖父が自分にしか分からない暗号を残していることに気付く…。
ところがラングドンは協力を求められて警察に連れてこられたというよりは
殺人の第一容疑者として連れてこられていたのだ!
しかし暗号解読官であるソフィーは
ラングドンの無実をなぜか知っており
ラングドンといっしょに暴挙と思える行動を起こしてしまう!
警察の目を盗んで、そしてだまして
美術館を脱走する!とは言っても何も悪いことはしていないのだが・・・。
しかし逃げたということで、
ますます怪しまれ、指名手配されることになってしまう・・・。
二人の運命はいかに・・・。』
とにかく読み始めてすぐに「これは面白い!」という風に思ってしまった。
舞台が、僕も訪れたことがあるパリのルーヴル美術館であるからというのも大きいだろう。
実際に旅行した時のことを思い出してなつかしく思った。
その時は夜の8時まで開館しているはずだったのに
なぜか6時に閉館してしまいとても残念だったのを思い出した。
「今日は夜8時まで開いているからゆっくり見よう!」と思っていた僕の予定は無惨にも崩れ去った・・・。
そんなことも思い出していた。
1番最後に見たのはミロのビーナスだったと思う。
途中から映画の登場人物を知ることとなった。
と言うのもインターネットなどでよく宣伝されているからだ。
暗号解読官のソフィーはアメリにも出演しているオドレイ・トゥトゥーということがわかった。
それ以来小説を読むと、必ず彼女を想像してしまうようになってしまった・・・。
頭の中で勝手に映像化して「こんな場面なんだろうなぁ~」と想像していた。
この小説は上中下と3部作で構成されている。
とにかく面白くて、通勤途中の電車が毎日とても楽しかった。
中のあたりからなんとなく話が読めてくるところもあるのだが
最後の黒幕が明らかになるところで
本当に想像もしていなかった人物が黒幕として登場しました!
この小説の注意書きにと言うか冒頭に
最初に「この話は事実に基づいて書かれている。
登場する団体や美術品、建築物などはす
べて実在する」という内容の文章が書かれている。
あらすじの説明のあたりでは
触れていないが、レオナルド・ダヴィンチが描いた絵や
宗教(キリスト教)などについてかなり深い観点から
いろいろ増えているところがある。
実際にキリスト教会のげきりんに触れて
バチカンでは「あの小説は買わないように!」というような
おふれ書きが出されたそうです・・・。
ところがです、そのひざもとのローマでも
バカ売れしているようです、この小説は・・・。
僕は今までいろいろな美術館を見て回りました。
大英博物館(イギリス)や美術史博物館(オーストリア)、
ルーヴル美術館やオルセー美術館(フランス)・・・などなどそのほかにも見て回りましたが
「絵画の歴史的背景なんて別に分からなくなって
自分の好きな絵画さえわかればそれでいい!」
なんて思っていましたが、ものすごくあさはかな考えだったなあという風に思います・・・。
その絵がどういう時代にどういう背景があり描かれたものかということが分かれば
さらに楽しめて見ることができた思います。
絵が描かれた背景や時代などは
「これが正解!」というものは無いと思いますが
この小説で解説されているものは
一つの意見としてとても楽しめました。
と言うわけでとてもお勧めの小説です。
皆様も是非読んでみてください。
『ルーヴル美術館のソニエール館長が死体で発見された。
その死体は真夜中のグランド・ギャラリーに、
ダ・ヴィンチの最も有名な素描<ウィトルウィウス的人体図>を模倣した形で横たわっていた。
さらにそこには館長が残した暗号が書き記されていたのだ・・・。
ハーヴァード大学教授ラングドンは、象徴学研究の講演会のためにパリへやってきていた。
そしてラングドンは、ソニーエール館長とその夜に会う約束をしていた。
そこで象徴学研究者として、ソニーエール館長が残した暗号の解読を警察より捜査協力を求められる。
現場に駆けつけた館長の孫娘で暗号解読官であるソフィーは、
一目で祖父が自分にしか分からない暗号を残していることに気付く…。
ところがラングドンは協力を求められて警察に連れてこられたというよりは
殺人の第一容疑者として連れてこられていたのだ!
しかし暗号解読官であるソフィーは
ラングドンの無実をなぜか知っており
ラングドンといっしょに暴挙と思える行動を起こしてしまう!
警察の目を盗んで、そしてだまして
美術館を脱走する!とは言っても何も悪いことはしていないのだが・・・。
しかし逃げたということで、
ますます怪しまれ、指名手配されることになってしまう・・・。
二人の運命はいかに・・・。』
とにかく読み始めてすぐに「これは面白い!」という風に思ってしまった。
舞台が、僕も訪れたことがあるパリのルーヴル美術館であるからというのも大きいだろう。
実際に旅行した時のことを思い出してなつかしく思った。
その時は夜の8時まで開館しているはずだったのに
なぜか6時に閉館してしまいとても残念だったのを思い出した。
「今日は夜8時まで開いているからゆっくり見よう!」と思っていた僕の予定は無惨にも崩れ去った・・・。
そんなことも思い出していた。
1番最後に見たのはミロのビーナスだったと思う。
途中から映画の登場人物を知ることとなった。
と言うのもインターネットなどでよく宣伝されているからだ。
暗号解読官のソフィーはアメリにも出演しているオドレイ・トゥトゥーということがわかった。
それ以来小説を読むと、必ず彼女を想像してしまうようになってしまった・・・。
頭の中で勝手に映像化して「こんな場面なんだろうなぁ~」と想像していた。
この小説は上中下と3部作で構成されている。
とにかく面白くて、通勤途中の電車が毎日とても楽しかった。
中のあたりからなんとなく話が読めてくるところもあるのだが
最後の黒幕が明らかになるところで
本当に想像もしていなかった人物が黒幕として登場しました!
この小説の注意書きにと言うか冒頭に
最初に「この話は事実に基づいて書かれている。
登場する団体や美術品、建築物などはす
べて実在する」という内容の文章が書かれている。
あらすじの説明のあたりでは
触れていないが、レオナルド・ダヴィンチが描いた絵や
宗教(キリスト教)などについてかなり深い観点から
いろいろ増えているところがある。
実際にキリスト教会のげきりんに触れて
バチカンでは「あの小説は買わないように!」というような
おふれ書きが出されたそうです・・・。
ところがです、そのひざもとのローマでも
バカ売れしているようです、この小説は・・・。
僕は今までいろいろな美術館を見て回りました。
大英博物館(イギリス)や美術史博物館(オーストリア)、
ルーヴル美術館やオルセー美術館(フランス)・・・などなどそのほかにも見て回りましたが
「絵画の歴史的背景なんて別に分からなくなって
自分の好きな絵画さえわかればそれでいい!」
なんて思っていましたが、ものすごくあさはかな考えだったなあという風に思います・・・。
その絵がどういう時代にどういう背景があり描かれたものかということが分かれば
さらに楽しめて見ることができた思います。
絵が描かれた背景や時代などは
「これが正解!」というものは無いと思いますが
この小説で解説されているものは
一つの意見としてとても楽しめました。
と言うわけでとてもお勧めの小説です。
皆様も是非読んでみてください。