King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

梅雨の雨もひと段落

2018年06月27日 10時57分36秒 | 珈琲

ここのところ雨も降らなくて毎日のランニングも纏わる汗と

ねっとりとした空気に苦しめられています。

街にあふれている空気は梅の実の匂いです。

これは酸っぱい匂いでこれはこれで清涼感があり、走っているときには

ありがたいのです。

こんな道に咲いている花や草の匂いに励まされたり、毎日会う人が

挨拶してきたり、そんなことが気休めになり、ただ苦しいだけのような

こんなランニングの日課にも果たすべきことがあるのです。

 

昨日ご紹介した半夏生は番場通りで撮ったものです。

最初は秩父消防署跡地の公園に咲いていたのをここに咲くと心にとめていたら

そんな隠れたところからもっと目立つところにあったというものです。

 

今咲いている花では凌霄花も好きです。

 

先日テレビの池の水全部抜くというやつを見ていてすごい違和感があったのは

鯉が外来種ということで邪魔者扱いされていたことです。

一方マイケルサンデルの白熱教室2018では移民は拒めるのかということが議論されていました。

日本の野菜などほとんどが外来種の物で農業だってそれらの変種で成り立っているわけです。

人間の環境汚染により種の断絶は許されないものとしても池の水抜くの外来生物はすべて悪という

姿勢はいかがなものかという感じもします。そもそも勝手にペットを自然環境に放つ行為がいけない

わけで渡り鳥やクジラには国境など何の意味もなく、勝手にやってきているのです。

日本の場合は難民にしろ移民には厳しい国で簡単には日本国籍はとれない国として有名です。

ただし、結婚とか日本で出産すれば当然子供は日本国籍になり、帰化も昔から比べれば楽になった

ようです。日本で単純労働で就労ビザを取るのは難しいし、基本的に労働力を海外に開放してはいないので

外国人が日本に住み続けるのは苦労します。それなのにかつてブラジルに移民した子孫とか地域によっては

ブラジル人街が構成される程多くなっています。びっくりするのは運転免許センターに日本語以外の受付があり、

問題が各国語で用意されていて、日本語が出来なくても免許をとれるということです。

小学校でもクラスに何人か肌の色が違う児童がいるのも珍しいことではありません。

国際化グローバル化ということで今後も日本にやってくる外国人は増え続けると予想されますが、

政府の労働力は欲しいけどずっと住み続けてもらいたくないという姿勢はそのいい加減さから今後も

禍根を残すこととなるでしょう。記憶に残る残虐な事件も外国人の起こしたものというのが強く印象に

あり、日本の場合には仕事が奪われるというより、治安が乱れたり年金や国民保険などの社会保障が

ただ乗りされるような不安定化が問題となるでしょう。白熱教室で議論されたように物や人の流れは

規制すべきでないとうのが正義であり、人の知恵として支えなくてはならないことではあると思いますが、

今おこなわれてるワールドカップを見ると試合前に一試合ごとに各国の国家を斉唱するなど国粋主義的な

ものがみられるのも現実です。

そもそも人の海外進出が頻繁になった中世の時代、中近東からヨーロッパに珈琲が持ち込まれ大流行し、

それが各植民地にひろがり、主要農産物として根付くという歴史があり、世界の飲み物として定着しました。

グローバル化ということをかみしめて味わっていこうと思います。

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 梅雨の花なら半夏生 | トップ | ERをみていて »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

珈琲」カテゴリの最新記事