



昨日家族の帰還の知らせを受けあわてて電車到着時間に家を出て西武駅に向かいました。
すると外は春の陽気に休みを満喫する人達の人混みで普段夜走っているときと違い賑やかです。
いやこれは賑やかなんてものでなく祭りかなんかのような浮かれ出た人達でそうか世の中ゴールデンウィークというやつかと改めて感じ入るのでした。
駅に着くとものすごい人で溢れ車の置き場も普段困難ですが、駅に溢れているのは観光客で地元客や駅前温泉の客はそれほど多くなく、まして地元民の送迎者はまだおらずロータリーの車の数は少なめでした。
ロータリーに駐車し仲見世のなかに家族を見つけに行くと物凄い人の波に会い先に進むのも困難。それをみて思うのはこの西武秩父駅が公立高校を追い出して出来て以来元々農工も西武駅も私の遊び場で数々の思い出の地であり私を育てたフィールドです。
そこが観光地の溢れるお土産品とフードコートという即席で秩父の名物を全て味わえる地になっていてまんまとそれを目当ての人々でこのように人が群がっているわけですが、かつてレッドアローという特急が走りレストランがあり、ゲームセンターやら小さなお土産屋さんがひしめいて、焼き鳥の屋台までいた前の状態を知る人はきれいにおしゃれになった今の姿に違和感があるはず。
ネットでもここ何日か秩父に息抜きに行くというCMがバンバン流れていました。もちろんテレビでもかつてはトップアイドルまでが秩父の風景に立ち普段見慣れた風景がテレビに現れはっとした思いが今も昔もしています。
SNSでも埼玉で本格温泉体験が味わえるという駅前温泉のCMが流れています。
埼玉で唯一の温泉街の雰囲気があるかのような下手したら埼玉唯一の温泉というイメージさえ与えかねないものなのです。
まあその結果なのでしょう。
この駅に接続する施設で温泉から名物の食が全て味わえてお土産も揃うとなればに賑わわないはずがないのです。
秩父の食。色々のグルメ番組や旅番組で紹介されてきたポテトフライ、蕎麦、シャクシナ、ホルモン焼きが全てフードコート、仲見世で味わえるし、地元の酒もカドウチのような飲み処まであるのです。かつてはこの仲見世には地元の会社がテナントとして入っていましたが駅前温泉を作るとき全て契約打ち切りとなり全てが西武の経営にとって変わられました。そんな変化に異を唱える声も地域の発展をいう政治家もまともな意見を西武に向けたのを聞いたこともなく今後の展開も新たな観光地としての魅力創世とかもなくこのままではさらに人口減少衰退は必定なのです。先に市長選がありましたが地域の発展とか人口増に政策として子供一人目に祝い金30万支給とかでっかい夢とかいっていて政治に頼る問題でなく今展開されてる企業をみると何が必要で何をしていくべきか等も見えてくるのではないでしょうか。
ゴールデンウィークというと昔からなにやら華やいでどこかに出掛けたいというと気持ちにさせるものがありましたが、どこに行っても渋滞と混雑なので敢えて出掛けなくともと思っても当然です。
しかし、清々しい生まれたての新緑の山などに出掛けると気持ちいいですよね。
そんな今の季節にタンザニアはびったりです。
これからの時期商社からタンザニアの新豆が届くというニュースはいつもの恒例でした。
ところがもう10年そういうアフリカの新豆の売り込みはなく新豆はないというのが一般の認識でした。
しかし、実際の小売り市場にタンザニアの豆は売られていて見知らぬ農園名のスペシャルティなどが並んでいるのでした。
イルガチェフ等も美味しい豆として認知され高値で売られるようになりどこの村が特にうまいと書き込むとあっという間に姿を消しさらにまた細かく農園名に分けられて売られるようになったりしてうまい豆の認知はそれは高い競争力と情報戦争を生むのでした。
それでもケニア、タンザニア、とりあけウンゴロゴロの豆はなくなかなか手に出来ませんでした。
それが最近両方手に出来たのです。
まあ値段は高くなってしまいましたが味はそれに見合った実力があります。
今の値段でも納得の出来る範囲ではないでしょうか。
タンザニアのウンゴロゴロにはネットでも伝説のように味見をした人の感想が残っていて名前の独特の響きと珍しさから記憶されている方も多いのですが、実際の味としてアンザニアの記憶がある方はやはりまれなのではないでしょうか。
昔から喫茶店ではキリマンジャロの名前でストレートは定番で売られていますがモカ、マンデリンが好きという方は多いもののタンザニアが一番好きという話はあまり聞きません。
ところがウンゴロゴロは今まで飲んだなかで一番うまいとかネットの感想でもいつも特別なものとして出てきます。
確かに農園名がつかないタンザニアAAとスペシャルティではまるで違う味でありレギュラーでも店により幅があるのは昔からです。
今では問屋でも商社でもいつの豆とか何年入港のロットで何袋のうちのひとつというところまで明確です。しかし、そんな情報もそれから先はどんな焙煎機でいつ焙煎を誰がどのようにしたかで味が決まるのです。
そうして残念なお知らせですが、タンザニアの魅力は皆さんがおっしゃる酸味が嫌いでの酸味なのです。
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