King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

今時珈琲豆にトラジャは

2013年10月28日 10時29分23秒 | 珈琲
今朝起きたらあまりにぞくぞくとする寒さに冬近しと感じました。

昨日の長野への旅で道々での紅葉はまだだと感じましたが、
冬はすぐそこに来ています。

まだ平地から見る遠い山の頂にさえ雪はありませんが、空気の
香りとか音の伝わり方に冬近しというのは如実にあります。

昨日の旅のお供に持参した珈琲は、トラジャでした。

夏にもよく焼いたトラジャでしたが、それはあの夏の夜空のような
イメージが好きで、すっきりとした味わいを強調するためあえて
シティでとどめたスーと突き抜けるようなさわやかな感じを楽しむ
ためでした。

さらに季節が進み、夏の行楽シーズンに連れて行くには飽きの来ない
しっかりボディのそして長いことポットにおいておいても味の変化のない
酸味のしつこさがないものがいいと選んだのがトラジャでした。

これは夏の時よりさらに深く焼いて本来インドネシアの豆を味わう
深さになっています。

インドネシアの豆というと苦さのみという感じをお持ちの方もいるかと
思いますが、そんな簡単な味の連なりではない深い厚いボディで
しっかりと気持ちを受け止めてくれ、落ち着いた気分で旅を癒して
くれます。

ステンレスタンブラーだとえぐみとか渋味とかいやな味は一番先に
来てしまいますので、下手な豆は持って行っても結局一度口にして
後は飲まないということになりかねません。

この豆でしたらそんなことはなく、いつでもああいつもの珈琲を
飲んでいると味と香りもいらっとした気分も消していつもの珈琲を飲む
豊かな気分をよみがえらせてくれます。

旅先で高くてまずいのを買う必要もなくなります。

携帯して行ってもその味の崩れない構造体のしっかりとしたものを
持って行くことが大事なことです。

コスタリカ ラ・カンデリンジャハニーなんかもこのタフコンディションにも
耐える珈琲としてお勧めです。

トラジャとともに秋のお出かけをどうぞ。

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