King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

紙にできないんだったら

2013年10月29日 10時19分38秒 | 日々のこと
最近多い携帯端末とかタブレットとかですが、これはアウトドアでは
見づらくて役に立ちません。

特に紫外線がたっぷりの雪山なんかではデジカメなんかも何もモニター
出来ずにめくら押しでシャッターを押すことになります。

そんな経験があるから、デジタルコンテンツとか携帯端末とかあまり
持つ意味を感じていませんでした。

うちにipadはありますが、本を携帯するより便利かというと紙よりも
便利で手軽かという点では重いし、読みづらいので旅行で使うために
持って出る気になりません。

でも最近の携帯端末のCMをみると外でも読めるとかバッテリーが
週一でいいとか軽くなったとか気になることが大変多くちょっと気に
なりました。

基本的にその携帯端末を買うのに1万円払うのであれば、紙の本が
それだけ買うことができることを思うとそれ以上のメリットがなければと
いうことになります。

デジタルコンテンツはすべて有料でもなく、例えば夏目漱石の有名な
ものなんかは無料で読めるわけで、図書館に行くのがめんどくさいとか
改めて古典に親しんでみるという気分の時にすぐに読めるというメリット
があります。

また新聞だとか雑誌とか整理して手元に置いておきたいものもデジタル
なら検索も整理も楽です。

どっかの温泉場に一冬こもるならこういうものも手荷物が減らせるし、
持って行く価値が出てきます。

しかし、ながら一般的な人ならばそんな山籠もりの機会もなく、二泊
位の温泉旅行なら、逆に山の中でネットも携帯もつながらないという
不便を楽しむことを優先させるべきでしょう。

とまあ冷静になってみるとものを持たなくていいという潔さから音楽も
本もデジタル化して身の回りがすっきりするのはとても清々するので
魅力ではあります。

反面本が本棚にびっしりの書斎やラックにCD、DVDなどがぎっしりの
空間も何らかの効果をもたらすでしょうし、どちらがいいとかどちらに
すべきといったものになりません。

今ある物はそのままにして、これだけ情報や物があふれる時代には
興味があったり、気になったらその時だけネットで見たりレンタルで
借りて、あまりものが滞留しないようにしたいものです。

ということで、長い旅に出る機会か山籠もりの機会が巡るまで新品の
携帯端末は保留としました。

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