King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

然るに何事も選択次第

2023年06月13日 17時57分41秒 | 珈琲
実はこのドリップスタンドも前からほしくてアマゾンで買ったのですが、さっき書いたように信頼の製品を買うのと中国などの廉価品を買うのとでは結果大きな違いが生じます。それは今までにも色々なシーンで経験してきたことです。今度の電動自転車では話が複雑です。今までの哲でいうと国産の有名メーカーのアシスト自転車を買うとなります。
実際一時はそうなりかけました。パナソニックのオフタイムという型が売れ筋で目的にも合致し製品も作り込まれていて付属品や付帯サービスも申し分ないものでした。ネットで13万程で売られています。しかし、ホームセンターに行ってみると3万程でアシスト自転車は売っており、普通の自転車は6000円から売ってます。それをネットで13万の物を買っていいのかと考えてしまいました。ネットで見るとさらにもっと色々なものが売られていてなにも安いものばかりではありません。50K位速度が出る電動の自転車から、自転車を電動に変えるキットまであります。これはもうどう何を買えばいいのか解らない状況になり、まず買おうとしたオフタイムをよく検索して調べてみて購入体験とかユーチューバーの報告とかを見ていてふと思ったのはなんで日本車のデザインは共通でダサイのかということです。コロナで引きこもり生活のときにアシスト自転車のバッテリーが盗まれるというニュースがありました。日本のアシスト自転車は電池のデザインもありかも共通でさも盗んでくださいというカッコ悪くて取り出しやすいかたちなのです。それを受けてオフタイムにはごついダイアル錠が付き、盗難保証もあります。ところが海外産の自転車はアシスト自転車と見えない形状だったり、バッテリーの存在がどこだか解らないものも多く、ユーチューバーの報告で意外な装備やら能力があることを知ります。販売サイトの口コミからは、いただけない不良情報や至らない説明書の記載などが目立ちますが、ビデオを見るとかなり洗練されていて作りも共通な部分も見えてきます。まず変速機は日本の高級部品であるシマノのものが普通に使われていること。あえて全電動を残して、しかも公道使用する際は回路解放でアシストモードだけになるようになっているなど実に実用的なのです。ものによっては公道を電動使用でき、なおかつアシスト自転車としても使用できるハイブリットなものさえ存在します。値段も50万から下は6万円台とあり、あの出川の充電させてくださいという番組のヤマハの電動バイクは26万から40万ほどで航続距離はカタログで29キロ。番組では20キロ程度で充電しており毎日の通勤や通学で利用するにはよいが旅や遠出には向かないだろうというものです。あえてそこがこのバラエティ番組の売りで充電させてもらうという地方にタレントが現れたという出会いとふれあいが人気な訳ですが、一般人が遠出をして実用に使う場合アシストだけで100K電池がもつ機種があるアシスト自転車の方が使い勝手がいいのです。さらに折り畳んで旅先で使うとならば自由度も増します。これは買うしかないと思いああだこうだ悩んできたのです。先日の三浦半島の旅でもあちこちでレンタルのモビリティはあり、電動キックボードや電動アシスト自転車や電動自動車と坂の多いバス便の不便な地で観光用の足は工夫されていました。そして来月からの電動キックボードの無免許運用開始と新しいモビリティはまさに変革の一歩を踏み出そうとしているのです。この後また続く。

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梅雨の晴れ間

2023年06月13日 11時31分46秒 | 珈琲
毎日のニュースでは確認できなかったが、関東地方の梅雨入りは8日頃だったらしいです。まあ、毎日雨でしたから梅雨入りしたんだろうなあとは思っていました。ところが今日は珍しく朝から晴れています。
庭ではバラがようやくつぼみをつけています。よその庭ではスモークツリーなどが目を引きます。まだ、テイカカズラは咲いていますが、何故かあまり匂いに刺激されることもなく、今は栗のはなや雑草の香りが強くします。
寒暖の差が激しく風邪をひいてる人も多いのですが、おおむね晴れれば薄着でよく、走るのも半袖短パンの季節です。こんなときの珈琲は晴れたからといって変わることなく、今まで通りですが新しく入れたイルガチェフは一年を通じ飲まれます。誰もが簡単にスペシャルティの味わいを実感できるので来客用に買われることもあります。あとは、梅雨入りのときには基本深煎りの豆を味わうのですがここでよく挿入されるのが、豆でなく実際には種という言葉です。栽培目的なら種といいますが食用やらで消費目的なら豆と呼ばれるのでしょうが、いつも豆として接しているので植物的に種といわれてもピンときません。
まあ、最近のなんでも値上がりのなかで、珈琲関連は趣味の世界としてなのかなんでもかんでもすごい値上がりをしています。中でもミルなどは手回しのポーレックスなど8000円位して当店で売っていた頃から二倍になっています。電動のミルもミルっこなどは5万代もします。ただ、格好は同じもので中国製だと6000円であります。手回しも同様で安いのは1000円からあるので困ったものです。結論からいいますとあなたがこれから長く煩わしいことなく珈琲の世界で珈琲に親しみ使い続けたいのならバカのように高い方を選ぶことです。というのもポーレックスにしろミルっこにしろ一度買えばずっと長く使えるからです。その精度は珈琲のことを考えるのに挽き加減やらに関してはこだわりを省いてくれます。できれば電動もセラミックのネキストGにすればさらに完璧です。店頭での会話でこういうのは少なく酸味が少ないとか苦手とかが圧倒的なのはまだ気づかれてない、まだ到達してない方達なのかと思われます。それとも全て器具や淹れ方はやり尽くした末の酸味のない豆を選ぶということなのかアプローチを変えると解るのかもしれません。
さて、昨日みた映画『ロブスター』はカズオイシグロの世界みたいな不思議な世界で最後の終わり方も全く異質でどうしろってんだというような終わり方です。最近こういう結末を言わないもしくは見る方に委ねる作品は多くこの作品も当時話題になりカンヌで賞をとったのです。この高速道路だか幹線道路の脇のファミレスの窓側の席のシーンはなにかでみた記憶があります。なんか歪んだ見方から見せた世界観から何かの告発のようであり少子化の現代を風刺してるブラックユーモアとして怖い映画と見るのか笑ってみてていいのかという作品です。ただ日本では大衆論というか庶民の意見大勢の意見が重要視され個人の意見や見方個人の感想などはかろんじられるのが常です。西欧では個人の権利や考えは尊重されそれぞれ大人であり独立しているのが前提で話が始まっているのですが日本の場合なにかと報道でも事なきことを前提というか表だった動きや特殊な個人的発言は表にしない風潮です。なにかと専門家の発言やら資格的立場での発言が重要視され尊重される日本なのです。賢者の個人的見解や玄人筋の見方などは水面下で流通して表に出てこないのです。ところがNHKではドキュメント72時間など今まで主役や表舞台にたたなかった人たちや日常がテーマとなっていて新しい視点の形成なのかこれを見てどうしろというのかそれと同じだなと思いました。
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