King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

梅雨の晴れ間

2023年06月13日 11時31分46秒 | 珈琲
毎日のニュースでは確認できなかったが、関東地方の梅雨入りは8日頃だったらしいです。まあ、毎日雨でしたから梅雨入りしたんだろうなあとは思っていました。ところが今日は珍しく朝から晴れています。
庭ではバラがようやくつぼみをつけています。よその庭ではスモークツリーなどが目を引きます。まだ、テイカカズラは咲いていますが、何故かあまり匂いに刺激されることもなく、今は栗のはなや雑草の香りが強くします。
寒暖の差が激しく風邪をひいてる人も多いのですが、おおむね晴れれば薄着でよく、走るのも半袖短パンの季節です。こんなときの珈琲は晴れたからといって変わることなく、今まで通りですが新しく入れたイルガチェフは一年を通じ飲まれます。誰もが簡単にスペシャルティの味わいを実感できるので来客用に買われることもあります。あとは、梅雨入りのときには基本深煎りの豆を味わうのですがここでよく挿入されるのが、豆でなく実際には種という言葉です。栽培目的なら種といいますが食用やらで消費目的なら豆と呼ばれるのでしょうが、いつも豆として接しているので植物的に種といわれてもピンときません。
まあ、最近のなんでも値上がりのなかで、珈琲関連は趣味の世界としてなのかなんでもかんでもすごい値上がりをしています。中でもミルなどは手回しのポーレックスなど8000円位して当店で売っていた頃から二倍になっています。電動のミルもミルっこなどは5万代もします。ただ、格好は同じもので中国製だと6000円であります。手回しも同様で安いのは1000円からあるので困ったものです。結論からいいますとあなたがこれから長く煩わしいことなく珈琲の世界で珈琲に親しみ使い続けたいのならバカのように高い方を選ぶことです。というのもポーレックスにしろミルっこにしろ一度買えばずっと長く使えるからです。その精度は珈琲のことを考えるのに挽き加減やらに関してはこだわりを省いてくれます。できれば電動もセラミックのネキストGにすればさらに完璧です。店頭での会話でこういうのは少なく酸味が少ないとか苦手とかが圧倒的なのはまだ気づかれてない、まだ到達してない方達なのかと思われます。それとも全て器具や淹れ方はやり尽くした末の酸味のない豆を選ぶということなのかアプローチを変えると解るのかもしれません。
さて、昨日みた映画『ロブスター』はカズオイシグロの世界みたいな不思議な世界で最後の終わり方も全く異質でどうしろってんだというような終わり方です。最近こういう結末を言わないもしくは見る方に委ねる作品は多くこの作品も当時話題になりカンヌで賞をとったのです。この高速道路だか幹線道路の脇のファミレスの窓側の席のシーンはなにかでみた記憶があります。なんか歪んだ見方から見せた世界観から何かの告発のようであり少子化の現代を風刺してるブラックユーモアとして怖い映画と見るのか笑ってみてていいのかという作品です。ただ日本では大衆論というか庶民の意見大勢の意見が重要視され個人の意見や見方個人の感想などはかろんじられるのが常です。西欧では個人の権利や考えは尊重されそれぞれ大人であり独立しているのが前提で話が始まっているのですが日本の場合なにかと報道でも事なきことを前提というか表だった動きや特殊な個人的発言は表にしない風潮です。なにかと専門家の発言やら資格的立場での発言が重要視され尊重される日本なのです。賢者の個人的見解や玄人筋の見方などは水面下で流通して表に出てこないのです。ところがNHKではドキュメント72時間など今まで主役や表舞台にたたなかった人たちや日常がテーマとなっていて新しい視点の形成なのかこれを見てどうしろというのかそれと同じだなと思いました。
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