King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

『紫萩』からにじむもの

2018年10月04日 12時08分19秒 | 珈琲

久しぶりにランモードで走れた昨日の夜。

そのきっかけは昔の日記を読んで影森までの

コースを毎日35分台で走っていたことを読んだからです。

つまりこれは今のコースでいうと影森駅入り口の信号から自宅

までの最後のラップを17分台で走っていたことになります。

最近は膝が痛いとか腰が痛いとか腹痛などいくつも理由が付けられ

20分近くかかっているのです。

 

なんと情けないと感じて昨日走る前から少しでもランモードに

したいと走るマインドを上げていたのです。

K5分で走ろうと6分で走ろうと別に大局に差はなく、もともと

これにこだわる理由とはサブ4でマラソン初挑戦にしてそのサブ4を

達成するという目標が最初あったからです。

いつかは走ろうと思ったマラソンも秩父のミューズパークチャレンジロードレース

から加須こいのぼりマラソンと続いて走り、次の年にフルマラソンも走るつもりで

した。

 

どうせ走るならは四時間を切りたいという目標があったのですが、ハーフではこの

目標を達成しており単純に二倍してフルも可能と思っていたものの走り切る

目途が付いたらエントリーしようと思ってそのままになっています。

そもそもその前にトレーニングで30キロ走を計画するのですが、それを

気持ちよく実行するコースが秩父にはないことも原因となり、30K走った

事もなくいきなり、フルマラソンに挑戦もあまりに無謀な気がしてそのまま

になっているのです。

 

ところが、先日まで放送されていたBS日テレランニングエンターテイメント

サブフォーなる番組では三か月ほどのトレーニングでサブフォーを目指すという

もので、三人の女性タレントが目指すのですが、女優、アナウンサー、プロスケーター

と職業は様々、年齢も二十代から三十代とばらばらでラン歴もみんなフル完走経験は

あるもののその時には5時間以上という人たちでトレーニングも毎日走る人はなく、

最長も西湖で20Kしか走っていないという内容で最高の人が四時間4分ほどでほぼ

達成というものでした。

マラソンの本には月間350K以上の練習が必要と出ています。それから見ると随分

少ない練習で挑戦したことになります。この番組はそんな練習でよいのかとはらはらと

見ている人と自身の経験との差を重ねる人が多くいたはずで、先月末には駆け込みで

終わりになったので物足りなく思った人も多かったと思います。というのは挑戦した

大会は函館で7月のはじめでした。番組では結果をすぐ放送したのですが、その後

9月末まで練習の様子を流し、最後のフルマラソンのレースの様子はなかなかやらず

やっと見られたと思ったら二話連続で一遍に流すという駆け込み的な放送でした。

そんな扱いになったのもサッカーか野球の放送が影響したか台風かなにかだったはずで

マラソンファンはこの番組をみてレースでのドラマとか完走する意義とか改めて感じた

のではないでしょうか。こんな素人のマラソンにどれだけの視聴者がいたのかと疑問に

思いますが私と同じように面白く感じた人がよほど多かったらしく、すぐに続編が始まり

ました。

 

挑戦者は皆サブフォーに失敗したのです。にもかかわらず、再度また人を変えてやる意義とは

そんな疑問を感じるよりまたやるんだという興味の方が強く私も感じるのですからそんなサブフォーと

いう魅力というか関門にどれだけの意味があるのか。私もそれを目標にしてまだ未達成なわけで

人生においてまだ挑んでみる目標があるという事に何か特別な意味を感じます。

 

そんなわけで久しぶりにランモードで走ってみるという行動になり、可能性を感じたりして

常に何かに挑む姿勢が毎日の焙煎とか仕事に関係していると感じるのでした。

珈琲豆を焼くという単純な作業に決しておざなりにしない、終わりのない挑戦であり、常に

飲んでいただく人に感動を味わっていただくという目標に今の季節を感じこの季節に飲み感じていただく

心地を見極めその味を再現し体験していただくそんな瞬間のためにいつも心を砕き何を仕入れ何を焼き

どう焼いたらと工夫して考え続けます。それは皆あなたの一杯のためにです。

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