King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

『ハイドシェック』と緩やかな坂道の陥穽

2018年10月26日 12時18分32秒 | 日々のこと

昨日また衝動的に『ハイドシェック』のCDをかってしまいました。

ヴェートーベンのピアノソナタのCDはいくつも持っていてなかでも

『ヴェデルニコフ』はお気に入りでいつも聞いています。

それなのに魔界のヴァイオリニストを激賞していた宇野功芳氏の評を

みたらこれは聞かなくてはというなんともミーハー的な行動で求めました。

聞いたら全身汗まみれになるほどの衝撃とかこのテンペストを聞いて

まだテンペストを弾く人がいるだろうかとまで言わしめた演奏とは

どうしても気になってしまったというわけです。

 

ルービンシュタイン、ケンプ、バックハウスと有名どころや名盤と

言われればずっと買い集め聞き続けてきたのに次元が違うといわれると

やはり興味が湧いてしまいます。

 

いくら巨匠だとか美辞麗句で飾られようとも好き嫌いはあるので名盤と

評論家が言っても気に入らないことはあります。

ただ、巨匠に囲まれて過ごすのも悪くはないでしょう。

 

さて、昨日の夜のランニングでの事件を書いておきましょう。

 

秩父は河岸段丘の地形で南から北に荒川が流れその両脇に段々の

平地がある地形です。それが夜のランニングをしているとよく実感

できます。

コース取りによってはアップダウンの激しい苦しいランニングを強いられ

ます。

とすれば、一番その影響を受けないためにはどうしたらいいか。

川に沿って南北に走ることになります。我が家からだと私道から出たら

その道をひたすら影森方面にまっすぐ走ればよいのです。ただし、

若いころにはこのコースはなんとも思わなかったのに、最近はこの坂道

ともいえない僅かな斜度のあるこののぼり道が気になり、気分の乗らない

日には走るのがつらくなり引き返してしまうこともありました。

 

南に行くと川に沿って走っても登り坂なので、かといって北に行くと

国道を走ることになり、これはまた走りづらい道です。あまりに気分の

乗らない下りスタートがしたい時には時にこの国道からウニクスから一本

線路寄りの道に入り大野原まで走り秩父橋を渡るコースもあるにはありますが、

秩父橋から先がずっと今度は登りが続いて自宅まで登り続けることになります。

 

というわけで最近は自宅から市役所を突っ切り団子坂から13番にぶち当たり、

そこから影森に向かうというコースをとります。これもキヤノン前の大きい通りを

通るのですが、この道も影森駅まで緩やかな坂ともいえない坂なのです。

まんてんの信号で折り返してキヤノンに引き返し、金仙寺秩父病院と一回りしてまんてんの信号に

戻り影森駅に行き、線路を越えて突き当りを左折したら自宅に一本道になり、これで

丁度10Kです。

 

さて、問題はこのキヤノン前の大きな通りは歩道があり、キヤノン側はまず舗装が平坦で

走りやすいのですがベルク側の歩道は凸凹があちこちにあり、街灯もなく危険なのです。

昨日三度目の転倒をしました。いつもマンホールの淵に足先が当たり転ぶのです。その

マンホールの周りは掘れていてマンホールの淵が行く手を阻むとは思いもせずいきなり

かつんと当たり見事に転ぶのです。

 

私だけでなく他の人が歩いていてもここでは転ぶ人が多く、そこだけ暗くていきなり現れる

ギャップに対応できないのです。転んだあとの数日は警戒しているので大丈夫ですが、走りに

集中したり何か考えていたり、前の歩行者や後ろの自転車の接近など何か他に気をやるといきなり現れた

マンホールにやられるのです。でも流石に三度は多いのではと思います。今まではいくら暗くても

直線では転倒したことはなく直角カーブだったり、雨に濡れた路肩の側溝のふただったり、

足を払われるように転ぶことをあってもただのまっすぐな道で三度も転んでしまうというのは

納得のいかないことです。いややはりこれは市長にメールして道を直すよう言うべきなのか。

今市内のあちこちで水道管の入れ替え工事がなされており、舗装はあちこちで凸凹なのですが、

私のように転んでもケガもしなければ一時痛いだけですが、年寄りなどは一度でも転べば寝たきり

という事もあり得、一番の交通弱者でそういう人の安全があまりにないがしろにされているのではと

考えるのでした。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする