King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

つかの間に飲むブラジルに

2018年10月23日 12時23分43秒 | 珈琲

慌しく午前中の仕事をこなし、突然の訪問の地域役員の

仕事も済ませ、何かと大変な月末処理も控えますますと

忙しさの増す年末となだれ込もうとしています。その前に

草津の湯につかりに行くべく計画したのですが、またまた

家族のスケジュールが合わずぎくしゃくとしました。

 

しばらく仕事に専念する中まるきり休暇も外に出ることも

なかった梅雨から夏でしたが、秋の豊島交流から都内やら

出かけることも増え、コンサートやらライブなどの文化的な

催しにも美術展にも行くなどと引きこもりから脱出したかの

ような秋ですが、そろそろ膝痛とかたまった疲れをいやすため

温泉に行きたいという気持ちも日に日に強くなっています。

 

これは今朝の今にも降りそうな天気と冷え込む天候に温まり

たいという欲求もかさなり、つい先日には薄着で出歩けたのも

今では上着がないといけないという季節の急な変化もあり、秋の

うら寂しい感じが余計そんな気にさせます。

 

そんなひきこもりに逆戻りしようとする気持ちとは逆に観光シーズンの

秩父に各地はイベントなどでにぎやかでそれに使う豆の引き合いも

増えています。私自身はもうイベントの参加や出店をやめてしまい

お断りしているのですが、豆の協力や注文は相変わらず増えています。

技術的協力もするのですが、基本的なことができない人が多く、まず

そこからかという人も多数います。

 

なぜかイベントで珈琲を提供したいというのはよいのですが、

そのコンセプトやどんなものを出してどうしたいのかはない人が

多く、ただ珈琲くらい出したいというくらいの考えでまず豆をと

動くらしいのです。高校生の文化祭ですらもうちょっと計画的で

実際的なのに対して何事も夢のような思いが先に立つ人が意外と

多いのです。

 

例えばキャパ50人の集まりに一遍に50人分の珈琲を提供するには

どうしたらよいかという事を考えずに豆を買えばそれもついてくると

安易に考えるのはどういう思考なのでしょう。私に言えばどうにかして

くれるという事なのでしょうが、それならそれでまた話は別なのです。

 

イベントに来る人達にふるまい的に一遍に50杯提供するのか、注文を

受け一杯づつ出すのかという事すら考えずに来る人もいます。

私は色々なイベントを経験していますので、ひとりで200杯の珈琲を

提供したこともあるし、コンビニコーヒー的な安くてうまいという要求から

スペシャルティグレードでネルドリップで淹れる団体向けまで様々な

注文に対応しそれにこたえられる機器とノウハウも提供できます。

 

しかし、夢の中のような人には付き合いきれず、いままではおせっかいにも

それでは供給できないでしょうからと機材と私の参加もあったのですが、

あまりに安易な人が増えそこまでは付き合いきれないという事になって今に

至ります。豆を1k買ってイベントで出すと聞いてもそれ以上深入りしません。

 

以前映画会に100杯分の注文があり、その程度なら私がいなくても可能と

提供のノウハウと機材と豆の用意を整えたのに突如キャンセルされたりと

イベンターの身勝手さは年々ひどくなりそういった人たちと間を置くのも

致し方ないと結論付けました。

 

喫茶店の出前と同様に考えている人たちに珈琲の味など忖度することもなく

驚くことに自分たちでインスタントのコーヒーを提供して金をとるのも同じことと

思っている人がいるのにもはや開いた口も塞がらないという事になったのです。

 

それにしても自分たちのイベントに美味しい珈琲が必要だからと注文され

ないというのも寂しいことで、距離の置き方も考えなくてはならないのかも

しれません。そんなイベントが先日ありました。

その後、どうなったか詳しい経過は徐々に入り次第お伝えできるかと思います。

珈琲の味を仕掛けるイベントとして今後新しいアプローチとして定着するかも

しれません。

コメント
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