King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

セレクトの妙

2017年11月27日 11時22分58秒 | 珈琲
サードウェーブとかカップオブエクセレンスとか
豆の流行りとか人気不人気があり、これがまた仕入れの
妙というか技というかそんなものが必要になった昨今。

消費者の方は日ごろ聞く豆のうわさで選んだり、特別な
農園だとか何々認証を頼りにやたらきらびやかに飾られた
きれいな豆屋さんに出向いて買われるのでしょうか。

まあ当店のように裏道のひっそりした豆屋では、世の流行り
より、他店が狙わないものであまり宣伝に金がかかってなくて
どこの問屋さんが余って安売りした今ははやってないところの豆
なんてのばかりを扱っているため品ぞろえはいつもころころと
変わるものの私の好きな大粒豆で味のしっかりしたものを
入れてるという特徴があります。

というところころと農園名が変わる巷の豆屋さんとあまり
変わりがないように感じるかもしれませんが、豆屋さんでは
そこでそろえているケースの豆姿を見れば一目でどんな豆屋か
解りますね。

今年は、アフリカもインドネシアも大粒豆が減少しています。

これは今まで人気のなくなったところでよい豆が安くなって
いたので今年はよく使いましたが、それが軒並み値上げと
なってしまいました。

そして、豆質も小ぶりのものが多く魅力がなくなりました。

さて、この冬になればよりこの地方の大粒豆が実力を発揮
する季節なのにどうしたものかとなりました。

でもこうなるとたよりになるものが頭に浮かび早速テスト。

今年の冬も楽しくなりそうです。
コメント
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