King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

寒い朝にモカ・マタリ

2017年11月25日 11時31分40秒 | 珈琲
モカマタリNO9という正式名称も今では
なかなかお目にかかれないこの頃です。

中東とか中近東というとどんな国か我々アジアの端っこの国
にはなかなか理解が及ばないところです。

それでも文明が発祥した地であるとか、聖書の関係する地とか
イスラム社会とか文化と文明が違うということは学校の授業で
知っているはずです。

しかし、我々が受けた教育では第二次大戦後の近世界史というのが
抜け落ちていて、同様に日本の近代史というのもろくな教育がされ
ていないので、国際感覚が乏しいというのが日本人の平均した
知識でしょう。

イスラム社会とかとかく特別な社会のようにいわれますが、
日本人はそういう宗教に支配され縛られた不自由な社会は
経済成長や科学的発展から取り残された人々というような
イメージではないでしょうか。

しかし、最近のガソリンの高騰の原因がサウジアラビアの
政変にあり、皇太子やら王子やらが拘束されたことから
原油が減産れるだろうという憶測から来ているというこれから
冬に向かう我々には打撃となりました。

そんな中、今年は冬の訪れがいつもより早いようで、朝は
結構冷え込みます。

こんな時に飲みたいのがこのモカマタリです。

それも当店のモカマタリは深煎りで今の時期にぴったりと
なっています。

香り、味ともにこのピリリと冷えた空気の中、それに響き渡る
かのような味わいです。

ですから、この冷えた空気に体が慣れるためにもこの珈琲が
必要です。

ワインのような馥郁とした香りと花や果実を思わせる華やかな
味わい、それに喉越しはビタアチョコレートのように切れと
コクがあり、いつまでも味わっていたいと思わせる深い味です。

よく暖房器具の前で味わいたいまったりした味わいという珈琲も
ありますが、モカマタリは冬に至り冬を知るもっとキリリと自身
引き締めるものがあります。

そんな意味で今朝はモカマタリを飲みました。
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