King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

三点書きに飲まれるな

2017年11月06日 09時52分27秒 | 日々のこと
側近も次々にやめてしまう周りは敵ばかりの
米大統領トランプ氏が来日しました。

いきなりゴルフして豪華鉄板焼きレストランでディナーと
何しに来たのというような行動ながら誰もこれについては
文句をつけずにどんな店に行ったとか食事の内容とか今までの
大統領との差を書き立てています。

今までの例はよく記憶に残っていてレーガンの日の出山荘とか
ブッシュの焼き鳥屋、オバマのすきやばし次郎などそれぞれ
個性が出ているなあという印象ですが、今回の鉄板焼きレストラン
なんて高いけどまあ一般の人がいけない店でもない豪華で高級感
があるだけで日本らしさもないところでイブァンカの行った
高級料亭からすると特別感はさほど感じないところです。

さて、朝のニュースを見ながらそんなことを感じたわけですが、
このネットでの情報をみていて特に感じたのはその伝え方です。

もはやネットも何かすべてパターン化した情報の組み込みの下に
あり、それをたどれば何かにはめられていくかのような画一化を
感じます。

特にツィッターなどでは箇条書きで三点までに絞った書方が
目立ちます。

特に何かを知りたいとか情報をとろうと検索されるのを予想して
何かの攻略本よろしく情報を埋め込もうとしているかのような
この要点書き出し型のツィートが多いのです。

まあそんな情緒のない世界に世の中なっているんだなあと
直ぐにネットの世界を閉じたくなり、やはり朝は紙の新聞と
珈琲だと思います。

旅行から帰った日など溜まった各新聞をまとめて読んでいると
各紙同じ記事を書いていながらその新聞社の質を感じずには
いられません。

記者が直接足を運んで書いている記事と通信社が流した記事を
ただ載せているものではおのずと現場の空気感まで出ているもの
との差が出ます。

その他の記事でも最新の科学と情報に常に接している人間が
書いた巷の話題と一般の老人が会話しているような記事に止まる
内容の物との差は読んでいて受ける感じがまるで違います。

そんな違いを感じるのもネットとの差で新聞による違いがあると
様々な情報に触れる楽しさにつながっていることに気が付きます。

常にネットをチェックして安心している人やテレビだけしか
ニュースソースがない人など最近はそんな人が増えているのでは
ないでしょうか。

くれぐれも適当な三点書きのネットの書き込みなどを鵜呑みに
しないようにと願う朝のひと時でした。



コメント
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