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King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

気になるスキー場

2013年11月15日 13時18分48秒 | 日々のこと
一気に冬の季節に突入した秩父です。

しかし、今更恒例の紅葉のライトアップも始まったり、街はいま
LEDで飾られて人はいないけど色々な色に輝いています。

我が町内はしょぼい街灯に変わりましたが、かつて使っていた
水銀灯の二灯式の街灯を使い続ける町内もあり、街の様相は
複雑なモザイク模様です。

さて、各地で雪の報が聞かれると気になるのはスキー場のオープンです。

つぶれるスキー場があればそれを拾う会社もいてそうなるとつぶれたまま
再開しないあのスキー場もあの会社が買ってくれればもしかしてまた滑れる
のにとよく考えます。

その代表がアライです。

あのものすごい斜面を今の技術で滑ったらどう感じるのか是非またオープン
してもらいたいとここ数年よく思います。

最近は、バックカントリーがはやっていますが、スキー場内が普通にバックカントリー
状態というのはあのスキー場ぐらいで、人が最近あまり滑っていないのでさびしい
ゲレンデはいくらもありますが、私同様復活を望む声は高いと思います。

私のように一番のスキーブームとその後のバブルを経験したものにしてみれば
あれは夢だったで、スキーを全く辞めた人も多いのですが、今でも続ける中高年は
もうずっとやめないでしょうし、一番金を持っているのもこの世代で、まだ産業と
して継続が予想されます。

私などはとにかく人がいなくてリフト待ちなしで滑れる今の現状は夢のようで
それでも始めたときの習性かとにかく滑れるうちはリフト券の元をとるんだと
ばかりにがつがつと繰り返し同じリフトに乗って滑り続けたりしますが、これは
もはや少数派で、リフトの搬器に人がいるのは自分だけなんて光景も
時にあります。

ですが最近、こんな空いた状況でもたまにリフトが急に混雑
したりする光景に出くわします。

時々いるのですが、外国人かボーダーの初心者でリフト券をポケットから
取り出して見せるやつや一度買ってずっとポケットにしまっておくもんだと思っている
やつにより、リフトを待たされることが起きるというのが最近経験します。

リフト待ちの列をいかに早く抜けるかなんてのが雑誌に掲載された時代の
世代としては、そんな素人的な行為で待たされるなんて当然カリカリとする
のですが、最近の若者は人の理不尽な行為で待たされても決して怒らず
あせりもしないケースが多いのです。

当時の私たちの世代ならそんな愚図な行為をされたら後ろからどつかれたり、
罵声を浴びるのは当然で、さっさと追い抜かれてしまうでしょう。

それを後ろで静かに待つのが最近の世代の特長です。

マナーが良くておとなしいと喜ぶべきなのか、どちらも認めてやるべきなのか
結論の出ないことですが、いずれにしろ多少急いだからといって滑れる回数が
増えるのかといったらそれはなく、そもそも体力的にがつがつ滑り続けるだけの
ものがだんだん年齢とともに失われ、寒いと言ってはレストハウスに逃げ込み、
雪が降ったと言っては休んだりするようになるのです。

私も今でも興に乗ればリフト開始から終了まで食事さえとらずに滑り続ける
こともありますが、それで上達したかといえば結果から見れば間違ったことを
いくら繰り返しても上達にはならず、何回もリフトには乗るという現実だけが
実績になります。

そんなスキーですが、あの斜面のあの景色と今でもよく思い浮かぶこの頃です。
失って知るありがたみのひとつです。

ないものに頼っても

2013年11月15日 11時17分33秒 | 日々のこと
秩父の旅館の女将が秩父銘仙を着て宿泊客増加にアピール
という記事がありました。

しかし、秩父に現在お蚕などの養蚕の産業、蚕糸をつくる
ということが無くなっているのに秩父銘仙の着物を着る女性
でお客を寄せるというのはと思ってしまったのです。

私が小学生頃は、市内にたくさんの桑畑があり、機織りをしている
工場も沢山ありました。

それらの事業者は今も繊維産業に携わっていますが、中国に
タオルを作らしたり、下着メーカーで有名デパートに納品する
企業だったりで、今でも日本の着物を作っている人はごく一部
です。

まして、秩父産の糸はないのに、機織りという無形文化財を
残したいために銘仙という誰も使ってないようなものを未だに
ありがたがっているという現状はむなしい限りです。

観光のイメージの中にだけある銘仙とそれを着て必要とする人々
とそれを見に着る観光客というのも実際に秩父銘仙に何を思うのか
と思ってしまいます。


ウィザーズ対マブス

2013年11月15日 10時07分54秒 | バスケ
TUESDAY, NOVEMBER 12, 2013
8:30 PM ET - American Airlines Center, Dallas, TX

    1   2   3   4   T
WAS 34  15  30  16  95
DAL 33  28  27  17  105

Arena: American Airlines Center, Dallas, TX
Officials: #25 Tony Brothers, #11 Derrick Collins, #52 Scott Twardoski
Attendance: 19627
Duration: 2:17

ジョン・ウォールの力でドアマットを脱出するだろうと言われている
ウィザーズですが、この試合を見る限り、スタイルを改めない限り
昨季以上の成績は難しいのではないかと思いました。

試合の始まりこそ、重たい感じのブルズに対して得意のオフェンスと
機動力が決まった感がありましたが、所詮得点力は速攻しかない
という薄い得点力と荒いパスで試合の質も随分拙い感じに映ります。

リズムが悪かったマブスもビンス・カーターがベンチから登場すると
徐々にインサイドとアウトサイド、ガードとフォワードの連携など本来の
得点力を見せます。

それにより、逆転して逆に10点差を付けそのままゲーム終了でした。

ウィザーズの攻撃はヒートと同じです。守りからタイトについてターンノーバー
を狙い、得点はそこからの速攻です。攻撃がこの速攻でないと成功しない
という寂しい現状です。ヒートは機動力を武器にして弱点のインサイドの
高さを克服するというスタイルですが、攻撃面で大きな役割を果たすのは
外からのシューター陣の得点力です。

レブロンが現在最高のNBAプレイヤーで、キングなどと揶揄されているものの
初速ゼロからぴったりディフェンスされると余り得点できないというのがばれて
しまい、ヒートは弱点ありといわれる高さを捨て機動力でカバーしてきたと
そのスタイルを維持していますが、実はボールを動かしてないと得点できない
というレブロンの攻撃力を強力に見せるための唯一の策が現状のスタイルで
あり、本来のゲームを決める得点は外からのシューター陣に頼っていたり、
ここ一番の力はエースの得点というのも結構演出的に作っていたりします。

ヒートと似た機動力バスケながら、ウィーザーズは
ウォールの攻めが速攻でしか決まらないという自身のフィニッシュパターンを
変えない限りいくら点を取っても負けてしまうという結果になるでしょう。

ネネとゴーダットという本格センターが二枚揃うという高戦力があり、
アリーザという守備もよく、運動能力と高い得点力もある選手もいると
可能性があるだけにただ速攻だけしかできない現状はもったいないのです。

一方のマブスも優勝以来けがやら達成感からなのかずっとぱっとしない
存在に成り下がっていましたが、今季のスタメンを見ると久々にやる気が
出てきたのかと思わせる陣容です。

ガードがカルデロン、モンテイ・エリスという豪華コンビで、ノビツキ、マリオン
とダレンベアと少し薹がたっているとはいっても豪華メンバーには変わり
ありません。

ダレンベアのオフェンスは最後ダンクを合わせるぐらいしかないし、早さも
リバウンドもあまり期待できないのですが、これも使いようで器用なワンノンワン
やステップしてフックなどの技を求めるより、相手に嫌なオフェンスリバウンドを
取る存在だけで価値があるかもしれません。

先発の中ではエリスの誰とも合わせられるし、自身の攻撃力も巧みという
高い技術と柔軟性にちょっと見以上にものすごい力を感じます。

これは衰えたジャンプ力とスピードながら得点にはいつもからんでくビンス
カーターも同様です。

才能を浪費している感じでも面白い存在として君臨する人もいるし、NBAほどの
実力者ぞろいだと本来は超人レベルであるけれども超人揃いだとやっぱたいした
ことのない人に見える場合の方が多く、周りのすごい人に囲まれ自分への変化を
臨んだ人のみがトップで輝き続ける世界なのだと思います。