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King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

寒さに感じるものあれこれ

2013年11月26日 09時12分31秒 | 珈琲
昨日の雨で、結局走りに行くのは諦め二日続いてノーランデーです。

体のあちこちがスイッチが入らない状態、それに加えてなぜか筋肉痛も
あります。

すっかり冬モードですが、この冷え込みで珈琲の味に変化が現れます。

よくうちの豆のコメントに出てくるチョコ味ですが、こう書くと砂糖の甘味を
イメージしていて話をしていてもちぐはぐなことになる事態もたまにありますが、
目を輝かせる人もいます。

それと全く何のことかという何も想像できなかった人も試飲で一口飲み
謎が解けたとばかりに悟った顔をされる方もいます。

今朝の珈琲は最近色々試しているグアテマラです。

ウエウエティナンゴの高地で無農薬有機栽培というどうということもない
豆で、なぜかグアテマラの豆はイメージカラーが﨧のことが多く、青が
付く名前がついていたり、かつてのコンテスト受賞歴がある農園であること
などいろいろの説明がありますが、そんな諸々の勲章も豆に特別な輝き
を与えることもなく、固くて小粒という、見た目はあまりに魅力を感じない
ものです。

かつては、グアテマラというとアンティグア産をよく使用していましたが、
コンテスト豆とかCOEがあってから高級化してとても高くなってしまい、
手に入りづらいことになった時期とその後の病気の流行とか手に入らない
時期にウエウエティナンゴが代替的に目につくようになり使用するように
なったわけです。

マンデリン同様、当店ではストレートで飲む豆としては二番手三番手の
候補であり、注文がないとめったにやかないのですが、先日からなぜか
焼くのが楽しみになりました。

というのはこの寒さでチョコ味が際立つ感じになってきたからです。

この今の時期際立つチョコ味の豆としてはケニア、パプアニューギニア、
ジンバブエなどですが、ケニアレッドマウンテンの1600円を始め皆
高級豆と化しています。

ところが、このグアテマラはCOE豆でもない限り、高地で有機無農薬でも
800円とコストパフォーマンスは抜群です。

そんなこともあり自分消費用としても気にせず消費できる価格であり、
ここのところの気温でぐっと味が増した感じです。

この寒さを利用してお祭りにはいつも取りそろえるケニアと同様
チョコ味を楽しむ時期になってまいりました。

気になった方は是非試飲にいらしてみてください。