9月になったのに

あっという間に9月になってしまいました。
この月は、過ぎ去った短い休暇を嘆き悲しむ月です。
しかし、今年は突如襲った株価急落がいつまでも
心に残っています。
急落の後に急回復があり、二回目の時には旅行中でうまく
対処できなかったことや、夏休み中はばかげた上げや理由のない
上げが必ず毎年有り、休めなかった証券マンやディーラーや
雇われの投資家が有り余り、少しの注意で思うがままになる
相場を使い好き勝手をやるものだと思っていました。

しかし、今回はアメリカ人というのはあまり休暇をとらなくなったと
いうことと、日本の株式はついに外人が主流で個人が動かす相場と
外資の機関が動くとこうまで違うものかというのをまざまざと見ました。

この8月の運用の損失を早く埋めようとPCの前に張り付き
日々の動きを見て、毎日同じパターンで推移したかと思ったら、
まったく予測不能の動きになったり、個人がまったく寄り付かなかった
店頭市場に急に資金が戻りだしたり、あからさまな株不足が起きた
銘柄とかとにかく日替わりでよくもまあこれだけの事が起きるものかと
いう感じでした。

日曜日というのに、一日早く曜日を感じて、昨日が日曜な気がして
なりませんでした。世界陸上で、女子マラソンで初めて日本にメダルが
出ました。土佐礼子選手の銅メダルです。40キロ付近の彼女の表情は
ここまで過酷なレースを生で撮られちゃうとなんとコメントしていいのか
真剣に競技する姿がかっこいいのがアスリートですが、こうまで人間の生存の
証を秘めたゆがんだ顔で人間の生とは如何に過酷で競争は頑是無い
物なのだろうと思います。

途中棄権してタンカーで運ばれる選手のなんとおしとやかなことか、ここまで
走れる選手がいるのに、何で途中にそんなお上品に退場してしまうだろう。
根性とか執念とかそういう言葉で表されるものではないものを見ました。
俺もフルマラソン走れる日が来るだろうか。