そーれりぽーと

映画の感想など気の向くまま

新作映画の満足度は最高★5つで表示

TB/コメントは確認後に反映させて頂きます

ウォルト・ディズニーの約束

2014-03-23 | 劇場映画れびゅー
『メリー・ポピンズ』製作の裏側を描いた『ウォルト・ディズニーの約束』を観てきました。
★★★★

楽しい『メリー・ポピンズ』の原作者がこんなにも偏屈な女性だったなんてと言うギャップにまずやられるのだけれど、幼少期を平行して描くことで彼女が心に抱えるトラウマを理解させ、ウォルト・ディズニー達との交流(交渉?)で凍りついた心が溶かされて行くような、ほのぼのとした物語に仕上げられている。

原作者のトレヴァース夫人を演じるのは、メリー・ポピンズのバッタ物感漂う『ナニー・マクフィーの魔法のステッキ』から2作続けてナニー・マクフィーを演じていたエマ・トンプソン。
本作を観てからナニー・マクフィーを思い出すと、トレヴァース夫人ならナニー・マクフィーをけちょんけちょんに貶して彼女を演じたエマ・トンプソンが自分の役を演じるなんて激昂して否定しそうにも思いますが、エマ・トンプソン自身も役作りをする上で複雑な気持ちだったんじゃないかなぁなんて妄想。

彼女の物語として面白いのに加え、トム・ハンクス演じるウォルト・ディズニーの存在感と、かつてのディズニー映画を音楽でサポートしていたシャーマン兄弟が音楽を生み出していく様子。
テンプレートにハマった役しかしないイメージからイメチェン狙ってるかのような役のコリン・ファレルも珍しくて面白いし、ポール・ジアマッティ演じる印象的な運転手ラルフと夫人の交流と、どこを取っても外さない。

エンドロールでは夫人の肉声のテープが流れるので、直ぐに席を立たないように。



メリー・ポピンズ 50周年記念版 MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray]
ジュリー・アンドリュース,ディック・ヴァン・ダイク,デイヴィッド・トムリンスン,グリニス・ジョーンズ,エド・ウィン
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社

コメント (1)   トラックバック (20)   この記事についてブログを書く
« ロボコップ | トップ | LIFE! »
最近の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Ageha)
2014-03-30 11:17:40
ウォルトもスタッフもよくぞここまでキレずに
映画化勝ち取ったよな~ってもう
そこに感動するとともに、

めっちゃイケスカナイババアやとおもってた(わわわ)
パメラトラヴァースの胸のうちがわかるにつれて
どんどん彼女の気持ちによりそっていく自分がおりました。
辛い悲しい過去と、
それでも大好きだった父親との思い出が
メリーポピンズという形で昇華されたのであれば
そりゃもう彼女の人生そのものみたいなもんで
そりゃ合成着色料バリバリの甘いお菓子みたいな
ミュージカルにされたくないわいってのは
痛いほどわかりましたね。(^-^)
エマ・トンプソンの演技最高でした。
・・・あと、少女時代を演じた女の子もね(^-^)

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

関連するみんなの記事

20 トラックバック

ウォルト・ディズニーの約束 / Saving Mr. Banks (勝手に映画評)
ディズニー映画『メリー・ポピンズ』制作の裏側を描いた作品。 いやぁ、このP・L・トラバース。自分の近くにいたら、嫌になりますね(苦笑)。でもそれは、自分の作品を愛しているからこそ。自分の作品を愛すると言えば、ウォルト・ディズニーも負けないはずですが、そのウ...
劇場鑑賞「ウォルト・ディズニーの約束」 (日々“是”精進! ver.F)
父娘の物語… 詳細レビューはφ(.. ) http://plaza.rakuten.co.jp/brook0316/diary/201403220000/ [CD] (オリジナル・サウンドトラック) ウォルト・ディズニーの約束 オリジナル・サウンドトラ...価格:3,675円(税5%込、送料別) 【送料無料】メリ...
映画:ウォルト・ディズニーの約束 Saving Mr. Banks 自分のルーツへの心の旅。あの名作がまた観たくなる (日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~)
ディズニー映画「メリー・ポピンズ」(1964)をリバイバル名画座で、初めて観た時のことを良く覚えている。 高校受験が無事に終了、放心状態に陥っていた私に、母が名作だし行ってきたらと水を向けたのだ。 その時の感想は… ガキ向け映画だと舐めていたら、いい意味...
映画「ウォルト・ディズニーの約束」 感想と採点 ※ネタバレなし (ディレクターの目線blog@FC2)
映画 『ウォルト・ディズニーの約束』 (公式)を先日、劇場鑑賞。採点は、 ★★★★ ☆ (5点満点で4点)。100点満点なら70点にします。 ざっくりストーリー 1961年、ウォルト・ディズニー(トム・ハンクス)は魔法を使う主人公“ナニー”...
『ウォルト・ディズニーの約束』 (京の昼寝~♪)
□作品オフィシャルサイト 「ウォルト・ディズニーの約束」□監督 ジョン・リー・ハンコック□脚本 ケリー・マーセル、スー・スミス□キャスト トム・ハンクス、エマ・トンプソン、ポール・ジアマッティ、      ジェイソン・シュワルツマン、ブラッドリー・...
メリー・ポピンズが見たくなる(^-^)~「ウォルト・ディズニーの約束」~ (ペパーミントの魔術師)
メリー・ポピンズ誕生秘話なんですけども、 タイトルからいうたら これがウォルト・ディズニーと娘の過去なのかと思いましたわな。 ちゃうのよね、パメラ・トラヴァースの回想。 娘と約束しちゃったから父としてそれは絶対守らなあかんねんって メリー・ポピンズを映画....
エマ・トンプソン、トム・ハンクス主演、ジョン・リー・ハンコック監督『ウォルト・ディズニーの約束(Saving Mr. Banks)』 (映画雑記・COLOR of CINEMA)
注・内容に触れています。1964年のミュージカル映画『メリー・ポピンズ』の誕生秘話を描いた『ウォルト・ディズニーの約束(Saving Mr. Banks)』監督はジョン・リー・ハンコック。出演はエマ・
ウォルト・ディズニーの約束 (心のままに映画の風景)
1961年、ロンドン。 パメラ・L・トラヴァース(エマ・トンプソン)は、ウォルト・ディズニー(トム・ハンクス)が長年熱望する「メリー・ポピンズ」の映画化について話し合うため、ロサンゼルスへと向かう。 気難しい性格のトラヴァースは、アニメやミュージカルに難癖...
ウォルト・ディズニーの約束  Saving Mr.Banks (映画の話でコーヒーブレイク)
ディズニーの「メリー・ポピンズ」は大~好きな映画の一つです。 映画の挿入歌を歌いたくて、辞書をひいて、カタカナで発音を書き、何度も歌った覚えがあります。 本作を見ている時、思わず一緒に口ずさみました。結構覚えているもんです。 大好きな歌の製作シーンがこん....
ウォルト・ディズニーの約束 (タケヤと愉快な仲間達)
監督:ジョン・リー・ハンコック 出演:エマ・トンプソン、トム・ハンクス、ポール・ジアマッティ、ジェイソン・シュワルツマン、ブラッドリー・ウィットフォード 【解説】 エマ・トンプソンとトム・ハンクスという英米のオスカー俳優が共演を果たし、傑作ミュージカル....
『ウォルト・ディズニーの約束』 (仲間が増えるといいなぁ・・・)
傑作ミュージカル映画『メリー・ポピンズ』誕生秘話。 秘話?映画になるほどの秘話があったのかと思ったのです。 メリー・ポピンズの小説があることも知らなかったので。 ウォルト・ディズニーの映画製作の舞台裏を描いた映画は初めてですね。 スタジオジブリを撮影した...
『ウォルト・ディズニーの約束』(2013) (【徒然なるままに・・・】)
ディズニー映画『メリー・ポピンズ』の製作秘話。娘との約束で『メリー・ポピンズ』映画化を狙うウォルト・ディズニーだったが、原作者のP.L.トラヴァースは頑として首を縦に振らない。20年もの歳月が流れ経済的に困窮し、やっと重い腰を上げて映画化に向けての話し合いに...
ウォルト・ディズニーの約束 (映画的・絵画的・音楽的)
 『ウォルト・ディズニーの約束』を新宿武蔵野館で見ました。 (1)タイトルからはパスしようと思っていたものの、評判が良さそうなので映画館に行ってみました。  本作は、映画『メリー・ポピンズ』(1964年)の原作者であるパメラ・トラヴァース(エマ・トンプソン)....
メリー・ポピンズ/父の娘~『ウォルト・ディズニーの約束』 (真紅のthinkingdays)
 SAVING MR. BANKS  1961年。児童文学の世界的ベストセラー 『メリー・ポピンズ』 の原作者P. L.トラヴァース(エマ・トンプソン)は、ロサンゼルスに向かう。ディズニーラン ドの創業者にしてハリウッドの大物プロデューサーであるウォルト・ディズ...
「ウォルト・ディズニーの約束」 バンクス氏を救え! (はらやんの映画徒然草)
「アナと雪の女王」が世界中で大ヒット、ディズニーの黄金期がまた訪れたとも言える現
映画『ウォルト・ディズニーの約束』を観て (kintyre's Diary 新館)
14-33.ウォルト・ディズニーの約束■原題:Saving Mr.Banks■製作年、国:2013年、アメリカ・イギリス・オーストラリア■上映時間:126分■料金:0円(ポイント使用)■観賞日:4月16日、TOHOシネマズ渋谷(渋谷)□監督:ジョン・リー・ハンコック◆トム・ハ...
DVD:「メリー・ポピンズ」 そう「ウォルト・ディズニーの約束」鑑賞の影響。すると驚く事に… (日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~)
先週末に鑑賞した「ウォルト・ディズニーの約束」Saving Mr. Banks は、「メリー・ポピンズ」(1964)製作過程を描く映画。 直後にアップした記事から以下。 <20年断り続けてきた「メリー・ポピンズ」原作者の"P・L"・トラバース (エマ・トンプソン) ....
ウォルト・ディズニーの約束 (いやいやえん)
なるほど原題が「Saving Mr. Banks」(バンクス氏の救済)だったんですね。バンクス氏というのは、「メリー・ポピンズ」に出てくる乳母として働く屋敷の主人の名前です。子供たちの父親。トラヴァース夫人は、かのキ
メリー・ポピンズが出来るまで、 (笑う社会人の生活)
3日のことですが、映画「ウォルト・ディズニーの約束」を鑑賞しました。 ウォルト・ディズニーは娘が愛読している児童文学「メリー・ポピンズ」の映画化を熱望し、原作者パメラ・トラバースに打診する。 映画の製作者たちが提案する脚本のアイデアをことごとく却下、なぜ...
ウォルト・ディズニーの約束 (のほほん便り)
「メリー・ポピンズ」の映画誕生にまつわる秘話。最初は、原作者パメラ・トラバースが、なぜ、そこまで頑固で偏屈。ことごとく反発する?と謎だったのですが、彼女の子供時代が描かれるにつれ(また、子役ちゃんが可愛いっ!)それが彼女自身と、愛してやまない、子煩悩だ...