
『メリー・ポピンズ』製作の裏側を描いた『ウォルト・ディズニーの約束』を観てきました。
★★★★★
楽しい『メリー・ポピンズ』の原作者がこんなにも偏屈な女性だったなんてと言うギャップにまずやられるのだけれど、幼少期を平行して描くことで彼女が心に抱えるトラウマを理解させ、ウォルト・ディズニー達との交流(交渉?)で凍りついた心が溶かされて行くような、ほのぼのとした物語に仕上げられている。
原作者のトレヴァース夫人を演じるのは、メリー・ポピンズのバッタ物感漂う『ナニー・マクフィーの魔法のステッキ』から2作続けてナニー・マクフィーを演じていたエマ・トンプソン。
本作を観てからナニー・マクフィーを思い出すと、トレヴァース夫人ならナニー・マクフィーをけちょんけちょんに貶して彼女を演じたエマ・トンプソンが自分の役を演じるなんて激昂して否定しそうにも思いますが、エマ・トンプソン自身も役作りをする上で複雑な気持ちだったんじゃないかなぁなんて妄想。
彼女の物語として面白いのに加え、トム・ハンクス演じるウォルト・ディズニーの存在感と、かつてのディズニー映画を音楽でサポートしていたシャーマン兄弟が音楽を生み出していく様子。
テンプレートにハマった役しかしないイメージからイメチェン狙ってるかのような役のコリン・ファレルも珍しくて面白いし、ポール・ジアマッティ演じる印象的な運転手ラルフと夫人の交流と、どこを取っても外さない。
エンドロールでは夫人の肉声のテープが流れるので、直ぐに席を立たないように。
★★★★★
楽しい『メリー・ポピンズ』の原作者がこんなにも偏屈な女性だったなんてと言うギャップにまずやられるのだけれど、幼少期を平行して描くことで彼女が心に抱えるトラウマを理解させ、ウォルト・ディズニー達との交流(交渉?)で凍りついた心が溶かされて行くような、ほのぼのとした物語に仕上げられている。
原作者のトレヴァース夫人を演じるのは、メリー・ポピンズのバッタ物感漂う『ナニー・マクフィーの魔法のステッキ』から2作続けてナニー・マクフィーを演じていたエマ・トンプソン。
本作を観てからナニー・マクフィーを思い出すと、トレヴァース夫人ならナニー・マクフィーをけちょんけちょんに貶して彼女を演じたエマ・トンプソンが自分の役を演じるなんて激昂して否定しそうにも思いますが、エマ・トンプソン自身も役作りをする上で複雑な気持ちだったんじゃないかなぁなんて妄想。
彼女の物語として面白いのに加え、トム・ハンクス演じるウォルト・ディズニーの存在感と、かつてのディズニー映画を音楽でサポートしていたシャーマン兄弟が音楽を生み出していく様子。
テンプレートにハマった役しかしないイメージからイメチェン狙ってるかのような役のコリン・ファレルも珍しくて面白いし、ポール・ジアマッティ演じる印象的な運転手ラルフと夫人の交流と、どこを取っても外さない。
エンドロールでは夫人の肉声のテープが流れるので、直ぐに席を立たないように。
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ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社 |
映画化勝ち取ったよな~ってもう
そこに感動するとともに、
めっちゃイケスカナイババアやとおもってた(わわわ)
パメラトラヴァースの胸のうちがわかるにつれて
どんどん彼女の気持ちによりそっていく自分がおりました。
辛い悲しい過去と、
それでも大好きだった父親との思い出が
メリーポピンズという形で昇華されたのであれば
そりゃもう彼女の人生そのものみたいなもんで
そりゃ合成着色料バリバリの甘いお菓子みたいな
ミュージカルにされたくないわいってのは
痛いほどわかりましたね。(^-^)
エマ・トンプソンの演技最高でした。
・・・あと、少女時代を演じた女の子もね(^-^)