公開直前になって何故か予告編が減った気がする『グランド・イリュージョン』を観てきました。
★★★★
イリュージョン系マジックと騙しのテクニック、メンタリズムのその道のプロ4人が目的もわからないまま何者かに招集される。
時間が経過した後、彼らはフォー・ホースメンと名乗って大掛かりなイリュージョンマジックショーを行い、その中で銀行強盗を起こして警察にしょっ引かれる…。
どうやってるのだろうと思いな . . . 本文を読む
なんとしても平成の大遷宮の年を逃したくなくて、ずっと機会を伺っていた出雲大社参拝。
ようやく都合がついたので、電車利用の往復10時間、サクッとお一人様日帰りで行って参りました。
10月20日、日曜日。
眠い目を擦って8時過ぎに新大阪を出発。
岡山までの40分は九州新幹線さくらで。
さくらは初めてでしたが、横4列のゆったり席で、グリーン車のように快適でした。朝食は新大阪で買った淡路屋の日本の . . . 本文を読む
天才フランソワ・オゾン監督の映画、『危険なプロット』を期待して観てきました。
★★★★★
うん、今回も当たり!
『幸せの雨傘』から2本続けて面白い映画を撮ってくれてありがとう。
意欲的に毎回全くテイストの違う映画を撮る監督だから、数年微妙な映画が続いた時はちょっと心配してました。
ネタバレ
老いた文学教師の男と、その生徒の少年。
課題で書かせた作文の文学的能力に魅せられた教師は、少年を指導して . . . 本文を読む
イギリス・ロイヤル・ファミリーで波瀾万丈の人生を生き、若くして不幸の死を遂げたダイアナ妃の晩年を描いた『ダイアナ』を観てきました。
★★★
ナオミ・ワッツは良いし、ダイアナ妃のマスコミの前での振る舞いや、ボランティア活動等の見覚えがある場面の再現は上手いと思う。
でも、この映画で一番の見どころのはずの、プライベートの様子を描く場面の中でも肝心のラブストーリーのパートが面白くない。
ラブストーリ . . . 本文を読む
超能力に目覚めた青年たちの物語と言う事と、なんか予想外にヒットしたらしいという情報を聞いて楽しみにしていた『クロニクル』を観てきました。
★★★★
そ、そういう映画だったのか?!
まさに目からウロコな、観る前と観始め、観終わった後の印象が全く変わる映画です。
この映画も、何も知らずに観た方が絶対に面白いので、詳細はネタバレ以降で。
同じく若者が超能力を身に付ける話でも、『Misfits』みたいに . . . 本文を読む
名画強奪をめぐるサスペンスをダニー・ボイルが撮ったなんて、面白いに違いない!と、前知識0で『トランス』を観てきました。
★★★★★
これヤバい、すげーオモロイ。
何も知らずに観て正解。
何も知らずに観て下さい。
ダニー・ボイルの映画は、ずっと目が釘付けで集中して観られるからこういうのに向いてる。
こういう分野でももっと撮って欲しいなぁ。
少しネタバレ
真相に気づけるとかそう言うレベルを超えた . . . 本文を読む
久しぶりにファンタジックなミシェル・ゴンドリー作の予告編を観て楽しみにしていた『ムード・インディゴ ~うたかたの日々~』を観てきました。
★★★★
頭の中がファンタジーな資産家青年の目から見た、何不自由無い夢の様な生活がミシェル・ゴンドリーの職人技映像で具現化されていて、冒頭から一気に夢見心地で気持ちがフワフワしてくる。
夢見心地過ぎて、中盤眠気が物凄くなるのが難点ではあるけれど。
資産家で良 . . . 本文を読む
毎度毎度、ゾンビなんて死ねばいいのにと思ってる位にゾンビが大嫌いで、正統派のゾンビ映画を観られない私ですが、ゾンビと恋愛というわけのわからん組み合わせだけど面白いという評判を半年前位に聞いて気になってたキワモノ映画『ウォーム・ボディーズ』を観てきました。
★★★★
何これ、ほんまに面白いやん。
昨今のゾンビ映画ブームの中、いろんなシチュエーションとパターンの“とりあえずゾンビ映画”が乱立しており . . . 本文を読む
ホワイトハウスが襲われる話がこの頃やたらと多くて気持ちが悪いけど、今度は米国全土があっという間に占領されてしまうというお話。
このハリウッドの風潮はまだ広がり続けるのか?『レッド・ドーン』を観てきました。
★★★
米国が外国に占領されてしまう映画なんて新しくない?この新しい設定自体に冒頭で超グッと来てしまった。
ハリウッドでは米国は宇宙人にしか占領出来ないって事になってたはずなのに、あっという間 . . . 本文を読む
『舞妓 Haaaan!!!』『なくもんか』に続く監督水田伸生、脚本宮藤官九郎、主演阿部サダヲのトリオ第三弾、『謝罪の王様』を観てきました。
★★★★
★はまた0.5減ったけど、安定して面白いわー、やっぱクドカンの理屈っぽい脚本。
阿部サダヲ演じる謝罪師の仕事を、いろんなパターンごとにエピソードを並べて紹介する。
クドカンの脚本による朝の連続ドラマ小説『あまちゃん』は、毎日15分(正確にはオープ . . . 本文を読む
鬼気迫る映画が得意な印象の強い園子温監督が、今度はコメディーを撮った?!『地獄でなぜ悪い』を観てきました。
★★★★★
これは確かにコメディーで、邦画では今年最高に面白かった。
やっぱり園子温カラーとして鬼気迫るところは外せない、そこを逆に笑いに繋げて楽しませてくれる。
コメディーで有りながら、最初から『仁義なき戦い』へのオマージュをプンプン匂わせつつ、さらに『仁義なき戦い』へのオマージュ映画 . . . 本文を読む