そーれりぽーと

映画、旅行、植物など気の向くまま

新作映画の満足度は最高★5つで表示

17歳

2014-03-30 | 劇場映画れびゅー
最近また面白い映画を撮ってくれるようになったので、今回も期待してフランソワ・オゾン監督の『17歳』を観てきました。 ★★ どうやら万人受けする映画を数本撮って名声と資金を取り戻したフランソワ・オゾン監督は、また自分の作りたい映画を作りたいように作る研究期に入られた様子。 映画の作りはもの凄く面白いし、若い主人公の不可解な心の動きや彼女に振り回される母親の困惑の描写、彼女達を取り巻く人々も飽きさせ . . . 本文を読む

LIFE!

2014-03-29 | 劇場映画れびゅー
平凡な日常から大自然へ飛び出す主人公の予告編が気になっていた『LIFE!』を観てきました。 ★★★★ ベンスティラー自身による監督作品としては、スペクタクルもので感動作って言うところが異色。 文字通り『LIFE』や『ナショジオ』のグラビアの向こう側の世界、非日常の実在する世界へ思い切って飛び出していく主人公を見ていて正直羨ましいと言う気持ちでいっぱいになりながら観ていました。 旅らしい旅なんて . . . 本文を読む

ウォルト・ディズニーの約束

2014-03-23 | 劇場映画れびゅー
『メリー・ポピンズ』製作の裏側を描いた『ウォルト・ディズニーの約束』を観てきました。 ★★★★★ 楽しい『メリー・ポピンズ』の原作者がこんなにも偏屈な女性だったなんてと言うギャップにまずやられるのだけれど、幼少期を平行して描くことで彼女が心に抱えるトラウマを理解させ、ウォルト・ディズニー達との交流(交渉?)で凍りついた心が溶かされて行くような、ほのぼのとした物語に仕上げられている。 原作者のト . . . 本文を読む
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ロボコップ

2014-03-18 | 劇場映画れびゅー
元が元だけに悪い予感しかしないリメイク版『ロボコップ』を観てきました。 ★★ このリメイクは必要だったのか? ごく序盤はスピーディーな展開でこのペースで行くのかと思いきや、ビギニングもの人気にあやかってかロボコップが誕生するまでのシーンに対して妙に尺を取って丁寧に描いている。 そんなのロボコップに望んでない、ぶっちゃけどう深く描こうとどこも変わらない、中途半端な装飾はどうでも良い。 ロボコッ . . . 本文を読む

アナと雪の女王

2014-03-15 | 劇場映画れびゅー
親会社のディズニーのCGアニメが遂に興行収入的にピクサーを超えてかつての輝きを取り戻したと噂の『アナと雪の女王』を観てきました。 ★★★★ 今回は耳に残る強力な主題歌が人気を引っ張ってるように感じ、どの曲も楽しかった『塔の上のラプンツェル』の方が全編ノって観れられた。 iTunesでサントラがリリースされて以降、ずっと買おうか迷っていたのですが、これなら"Let it Go”の劇中曲とエンドロー . . . 本文を読む

リディック ギャラクシー・バトル

2014-03-13 | 劇場映画れびゅー
前作は酷過ぎて内容を殆ど覚えていない『リディック ギャラクシー・バトル』を観てきました。 ★ ヴィン・ディーゼルを世に出した一作目の『ピッチブラック』がなかなか面白かったのに、二作目の『リディック』が面白くなさ過ぎてコケたせいか、そのままヴィン・ディーゼルも『ワイルド・スピード』シリーズ以外の大作からは姿を消した気がするんですけれど、何故今更その遺恨作にさらに続編を作る事にしたのか謎で仕方がなか . . . 本文を読む

それでも夜は明ける

2014-03-12 | 劇場映画れびゅー
混戦のアカデミー賞で漁夫の利で作品賞をかっさらった感の有った『それでも夜は明ける』を観てきました。 さて、漁夫の利だったのか、ずば抜けてよかったのか。 ★★★★ ずば抜けて良かった感は無かったけれど、フツーに面白かった。 最近「SLAVE」と言う言葉に敏感なのですが、数ある黒人奴隷問題を扱った映画の中でも本作は角度を変え、北部で自由黒人として普通に暮らせていた黒人男性が業者に拉致されて南部に売 . . . 本文を読む

マチェーテ・キルズ

2014-03-07 | 劇場映画れびゅー
ロバート・ロドリゲス監督の趣味の世界『マチェーテ・キルズ』を観てきました。 ★★★ 『マチェーテ』とは、元々ロバート・ロドリゲス監督が撮った悪乗りB級ホラー映画の劇中で流れたフェイク映画の予告編が発端の、超悪乗りハードボイルド・クライム・アクション映画だったわけですが、なんとさらにその続編が出来てしまったわけです。 前作の悪乗りをさらに上回る悪乗りでおバカ映画の領域を行ったり来たり、もはや『オ . . . 本文を読む

ホビット 竜に奪われた王国 3D

2014-03-06 | 劇場映画れびゅー
いよいよドラゴンと対峙!『ホビット 竜に奪われた王国』をIMAXのHFR3Dで観てきました。 ★★★★★ 『ロード・オブ・ザ・リング』の前日譚であるこの『ホビット』シリーズ。 いかにも序章だった前作は、面白くはあるものの『ロード・オブ・ザ・リング』の人気に依存して盛り上げている感も有りました。 対して本作は、いよいよ物語が回り始めて波乱に満ちた旅の末宿敵ドラゴンと対峙します。 かねてから噂され . . . 本文を読む
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セレブの見栄の張り合いがおかしな方向へ加速した第86回アカデミー賞

2014-03-04 | 映画+
今年も斜め目線での感想。 WOWOWの中継では、レッドカーペット・レポートでセレブとの親和性から俺的に大好評だった冨永愛の姿が消え、へちゃむくれのおっさんが居残り3年目(4年目?)。 だいぶレポートも上手くなって来たけど、相変わらずセレブと対等に話せてないのと、話せてますアピールの煩さ。 折角和服で目立てるはずの竹本美織がスルーされて役に立ってなかったのも気になった。 なんで毎年WOWOWはここ . . . 本文を読む