驚愕のラストに涙した「インファナル・アフェアⅠ 無間道」
Ⅲへの架け橋としてⅠの過去を描き、Ⅰとは違うアプローチが面白かった「インファナル・アフェアⅡ 無間序曲」
そして待望の三部作最終譚「インファナル・アフェアⅢ 終極無間」が上映されたので早速観て来ました。
★★★★★
期待はしていましたが、期待を大幅に上回ってここまで楽しめるとは正直思っていませんでした。
複雑に前後する時系列が物語をより難解に見せ、どうなっているのか理解出来ないようになった頃それも演出だった事がわかる。本筋を完全に見失わない程度で、複雑に描く事自体にこそ意味があったのだと脚本の素晴らしさに驚いた。
三部作最後のここに来てまで全く観客を裏切らないどころか、前二作を上回る驚愕と感動でラストを飾る。
観るまでⅡはⅢを作る為の布石として作られたものだとばかり思っていたのですが、Ⅲはほとんどと言って良いほどⅡに依存していません。むしろⅠしか観ていない人がⅡを飛ばしてⅢを観てもほとんど違和感が無いかもしれない。(ラストシーンでⅡに関わる場面がありますが、逆にそこを観てからⅡを観ても楽しめそう)
何が言いたいかと言うと、これ程計算され尽し各エピソードの完成度が高く個々に確立した三部作は他に観た事が無いと言う事。
安易に最高点つけてしまいました。
ちょっとネタバレ
無間地獄の奥底に落ちていくラウ(アンディー・ラウ)、善人であろうとすればするほどそれが自分の罪の意識を締め付け、遂には自分が殺したヤン(トニー・レオン)と自分を重ねる事で現実逃避していく…。その様子が複雑に前後する時系列の演出と相まって観ている側も何がなんだかわからなくなっていく。
面白い!
つい先日観た「エターナル・サンシャイン」とは少し違うアプローチだけれど、時系列をいじる事で観客の思考を主人公の思考に近づける事に成功している点では同じですね。
きっと2回目を観る時には複雑なストーリーのより難解な部分を理解出来てさらに面白みが増すんだろうと思います。それからⅠとⅡを何度見直したとしてもさらなる発見が有りそうで楽しみ。
そーれりぽーと:「インファナル・アフェアⅠ 無間道」の記事はこちら
Ⅲへの架け橋としてⅠの過去を描き、Ⅰとは違うアプローチが面白かった「インファナル・アフェアⅡ 無間序曲」
そして待望の三部作最終譚「インファナル・アフェアⅢ 終極無間」が上映されたので早速観て来ました。
★★★★★
期待はしていましたが、期待を大幅に上回ってここまで楽しめるとは正直思っていませんでした。
複雑に前後する時系列が物語をより難解に見せ、どうなっているのか理解出来ないようになった頃それも演出だった事がわかる。本筋を完全に見失わない程度で、複雑に描く事自体にこそ意味があったのだと脚本の素晴らしさに驚いた。
三部作最後のここに来てまで全く観客を裏切らないどころか、前二作を上回る驚愕と感動でラストを飾る。
観るまでⅡはⅢを作る為の布石として作られたものだとばかり思っていたのですが、Ⅲはほとんどと言って良いほどⅡに依存していません。むしろⅠしか観ていない人がⅡを飛ばしてⅢを観てもほとんど違和感が無いかもしれない。(ラストシーンでⅡに関わる場面がありますが、逆にそこを観てからⅡを観ても楽しめそう)
何が言いたいかと言うと、これ程計算され尽し各エピソードの完成度が高く個々に確立した三部作は他に観た事が無いと言う事。
安易に最高点つけてしまいました。
ちょっとネタバレ
無間地獄の奥底に落ちていくラウ(アンディー・ラウ)、善人であろうとすればするほどそれが自分の罪の意識を締め付け、遂には自分が殺したヤン(トニー・レオン)と自分を重ねる事で現実逃避していく…。その様子が複雑に前後する時系列の演出と相まって観ている側も何がなんだかわからなくなっていく。
面白い!
つい先日観た「エターナル・サンシャイン」とは少し違うアプローチだけれど、時系列をいじる事で観客の思考を主人公の思考に近づける事に成功している点では同じですね。
きっと2回目を観る時には複雑なストーリーのより難解な部分を理解出来てさらに面白みが増すんだろうと思います。それからⅠとⅡを何度見直したとしてもさらなる発見が有りそうで楽しみ。
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とりあえず登録してみました('◇')ゞ
期待通りの出来に僕も大満足でした。
シリーズを通しての完成度の高さは本当にすごいと思います。
まさしく、“無間道”なラストは心に響くものでした。
DVDが出たら、観直しながら、またこの世界にはまりたいと思ってます。
こちらもTBさせて頂きますので、よろしくお願い致します。
完成度高いですよね
DVDが出たらたぶん私何度も何度も納得行くまで見直してしまいそうです(笑)
いうことには間違いないですね。
シャッフルして、時間軸の順番に見たいような気がします。
Ⅰは単品で完結もしているし良いですよね。
シャッフルはいろんな順番で観てみたいです
見えなかったものがいろいろ見つかりそう。
TBさせていただきました。
見たすぐに1をレンタルしようかと思いましたが、
そうすると、絶対また2、そしてまた3を映画館へ
という無間地獄になりそうな気がするので、今は
我慢…の気持ち。
でも、3がDVDになったらまとめて買ったりして!
う、上手いですね(笑)
私ⅠとⅡはDVDで買っちゃったんですけど、Ⅰ~Ⅲセットの特典が凄ければかぶっててもまた買っちゃいそうな勢いです(;´д⊂)
何でもないようなところに実は意味が有ったりするところがファンサービス良いんですよね。
深まりました。ラウの行動に当惑し、かつ、
ヨンとシェン二人の正体も謎だったので。
明日、見に行く映画、こちらを参考に決めさせて
いただきます。^^
本当に面白かったのですぐに記事にせず数日考えてから書いたのでパフィンさんのコメントとても嬉しいです
ヨンとシェンについては私は次のように解釈しながら観ていたのですが、間違っていたらどなたかご指摘ください。
ヨンがヤンに対し意味深な台詞を言ったのは、ヤンが自分よりも成績優秀な同窓生だったのに不自然に不名誉な辞め方をした事を覚えていたから。
ヤンが居なくなり首席となったヨンもスパイとして生きる道を示され、“サムと情報を交換する汚職警官”を演じるダブルスパイとなった。なので、ヨンも自らの意思に反して悪徳行為を続け辛い人生をおくるが、ヤンと同じく正義側の人だった。
意味深な台詞はヤンの顔を見て潜入捜査官だと気付いたので親しみと気遣いから出た言葉。
サムの死からヨンの役割は警察内に潜入したまま残っているサムのスパイを燻し出す事に集中したが、サムと自分の繋がりを餌にする為今まで通り陰で悪徳行為は続けていた。
シェンはサムの違法取引を押さえる為の囮捜査官だったが、サムが死んだので隠れる必要もなくなり、ヨンと共謀してサムのスパイ残党を燻し出しに戻っていた。
結果としてヨンはヤンと同じようにスパイに眉間を打ち抜かれる事で悲惨な人生に幕降ろし苦しみから開放された。