懐かしのバレエ

バレエ、パフォーミングアーツ等の感想、及び、日々雑感。バレエは、少し以前の回顧も。他、政治、社会、競馬、少女マンガ。

質と量

2015-05-24 02:08:35 | バレエ
朝の朝礼で、上司が、「仕事は、質と量!」と言ってて。

それなら、バレエ公演の観客も、「質と量」!?


ダンチェンコこと、モスクワ音楽劇場バレエ来日公演。

始まる前は、お客様の入りとか、多少どうなるか、気にしてたんですが。
思ったより、悪くなかったし。(来日公演、ここ3回位で、前より公演に、そういう意味で安定感は、少し出たのかな?と。
前々回は、白鳥のプリマレベルは高かったのに、お客様が多くなく、勿体なかった。)

それと、公演の雰囲気がいい。


無事、いい感じで成功裏に終わりそうで、ほっとしました。(って関係者でもないのに・・)

初日の「平日マチネ」は、さすがに客席埋まるのは、無理日程だけど、それでも思ったよりはまともだったし。

そして、お客様の一部が、(前もそうだったけど)何か、友人とロビーとかで舞台についての話をしてたりとか。

何となく、劇場空間が、いい雰囲気で。

満員の公演は確かに良い面はあるけど、客層とかの問題もあって、入りはいいけど、あんまりいい客様じゃない時もあるって思って。
今回は、どういう客層かは分らないけど。観客は、量だけでなく、質も大事だと再認識。

既存の大バレエ団の公演の常連層は、あまりきてないかも(顔見知りも出会わないし。)けど、こういうのもいいなって思いました。
お客さんが公演を、公演を見てる感じ、楽しんでみてる感じが伝わってくる。
、、
別に、劇場で寝る客居るのは、その人の自由ですが。以前、他公演で、スタープリマだけじっとり見て、後は寝てる方がいて、いいけど、苦笑したけど、それも一興ではあるけど、今回みたいないいお客さんだと、普通に楽しい。

白鳥の公演感想までは、ちょっと書ける自信がないですが。

ブルメイステル版は鉄板だから、ま、高め安定。

余談ですが、ダンサーさんが、マチネ後、お弁当を買いに行かれて、それを手に文化会館そばの坂を歩いてたり、結構普通にいらっしゃるので、
気づかないふりをしながら、ささっと見たりして。彼らの邪魔になるのは嫌なので、気づかないふりしつつも・・。

私の前を、金髪ロングヘアのバレリーナさんが歩いてて、鍛えられた体の動きがきれいで・・。
体幹が鍛えられてて、自分も少しは体幹鍛えなきゃ、と思いつつ、素敵だなと思ってみてました。
ほんとに、このごろ筋力つけてなくて、まずい。なかなか前のバレリーナさんみたいにしっかりした体になれるものじゃないけど、自分はこの身体、このままではいけない、という反省会してみたり。触発されますね。

見るのもいいけど、少しは運動しなきゃ。

こんな内容ですいません。

24日昼公演は、ニューフェイスの若いプリマ。
美人だと書いてありますが。えっと、「エスメラルダ」の時は、キャリアの浅さを反映して、フェビュスの方が上みたいな、初々しい役作りでしたね。
白鳥は踊ってみないと分らないから。
王子役は、イケメンで、踊りもそこそこ踊れる手堅い若手系らしい。「永遠の王子:ブハラエフ」が(笑)懐かしい。
バレエ団も人も変わっていきますね。

芸術監督も兼任。今の総裁は、前のウリン総裁が、フィーリン事件で、ボリショイのイクサノフ総裁が辞任になった事で、ボリに移ったから、ダンチェに来た人。
次回公演も同じかわかりません。ゼレのインタビューは、総裁が自分を選び続けるかは分らない、と少し不安をのぞかせてもいて、競争社会をかんじさせるもの。。

でも公演は、人が変わっても、楽しいダンチェンコでした。




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