うっ、今日(昨日)テレビでやるって知らなかった~!
よって夜10時台から後半だけ見るはめに。
そっか、今週末からだっけ、「パッチギⅡ」シネカノンとか舞台挨拶情報もサーチ
してない。だいたいオークスもあるのに映画なんて、と思いつつ・・・。
とりあえず、テレビの「パッチギ」はやっぱりよく出来ていて、いちいち感心し
た。井筒監督が引き出した沢尻エリカの可愛さを見ていたら、名監督トリュフォー
の引き出した「アデルの恋の物語」のイザベル・アジャーニの美しさを思い出し
た。
アンソン役高岡に彼女から電話があるシーンのそぶり。高校生位の男の子の、照れ
やはにかみがぶっきらぼうな態度のうらに透けて見えて、つい「自分たちが高校生
だった頃」の自分と彼氏との行き違いなど思い出してビタースィート気分になる。
敵役の不良日本人高校生たちも、悪役だけど、見てるうちに演じてる人たちに好感
を覚えている。こんなことに気づくと、監督はヒューマニストなのか?と思ってし
まう。寅さん映画脇役・前田吟も寅さんの時とは違う「味」がある。誰一人無駄な
キャストがない。オダギリジョーも「時効警察」とはやっぱちがうわな。「中途採
用」のディレクター役ハウンドドッグの大友のたたみかける台詞、切り返す悪役の
「コネ入社」ラジオ会社重役のどこか愛嬌のあるやられっぷり、なんでこの二人こ
んなに呼吸が合うの?大友って役者じゃないんでしょ?巧く見える。
ツートンカラーのバンホーも、誰を取り上げても、それぞれが生き生きと、映
画の中で演技じゃないみたいに存在していて、でもプロから見たらそれは計算され
た映画の劇作術なのだ。主要な女の子は皆「いい女」だし。ガンジャの跳び蹴り、
しびれますわ。
うっ、なにこれ褒めまくっとるな、自分。
マイアイドルは塩谷瞬。
よって私的独断偏見では、「この映画は塩谷瞬のためにある」と思ってる。
(監督が怒りそうだ)
いや、「この映画がこんなに破綻なき傑作たるのは塩谷瞬あればこそ!」と確信し
ている。(演出助手が泣きそうだ。シオシュンは現場で演技指導手こずらせたらし
い。ま~観客の勝手って奴ですか。)
この映画、私はDVDを2度も借りて何度も繰り返し見た。そんなに見たのに又感動
した。シオシュン「イムジン河」絶唱シーンでやっぱりボロ泣き。
はっ、まずい~!!!せっかくお顔に塗ったお高~い「美白美容液」が、涙でハゲ
ハゲに。
感動はほどほどに、が本日の教訓。
紫外線は美容の敵!!!
よって夜10時台から後半だけ見るはめに。
そっか、今週末からだっけ、「パッチギⅡ」シネカノンとか舞台挨拶情報もサーチ
してない。だいたいオークスもあるのに映画なんて、と思いつつ・・・。
とりあえず、テレビの「パッチギ」はやっぱりよく出来ていて、いちいち感心し
た。井筒監督が引き出した沢尻エリカの可愛さを見ていたら、名監督トリュフォー
の引き出した「アデルの恋の物語」のイザベル・アジャーニの美しさを思い出し
た。
アンソン役高岡に彼女から電話があるシーンのそぶり。高校生位の男の子の、照れ
やはにかみがぶっきらぼうな態度のうらに透けて見えて、つい「自分たちが高校生
だった頃」の自分と彼氏との行き違いなど思い出してビタースィート気分になる。
敵役の不良日本人高校生たちも、悪役だけど、見てるうちに演じてる人たちに好感
を覚えている。こんなことに気づくと、監督はヒューマニストなのか?と思ってし
まう。寅さん映画脇役・前田吟も寅さんの時とは違う「味」がある。誰一人無駄な
キャストがない。オダギリジョーも「時効警察」とはやっぱちがうわな。「中途採
用」のディレクター役ハウンドドッグの大友のたたみかける台詞、切り返す悪役の
「コネ入社」ラジオ会社重役のどこか愛嬌のあるやられっぷり、なんでこの二人こ
んなに呼吸が合うの?大友って役者じゃないんでしょ?巧く見える。
ツートンカラーのバンホーも、誰を取り上げても、それぞれが生き生きと、映
画の中で演技じゃないみたいに存在していて、でもプロから見たらそれは計算され
た映画の劇作術なのだ。主要な女の子は皆「いい女」だし。ガンジャの跳び蹴り、
しびれますわ。
うっ、なにこれ褒めまくっとるな、自分。
マイアイドルは塩谷瞬。
よって私的独断偏見では、「この映画は塩谷瞬のためにある」と思ってる。
(監督が怒りそうだ)
いや、「この映画がこんなに破綻なき傑作たるのは塩谷瞬あればこそ!」と確信し
ている。(演出助手が泣きそうだ。シオシュンは現場で演技指導手こずらせたらし
い。ま~観客の勝手って奴ですか。)
この映画、私はDVDを2度も借りて何度も繰り返し見た。そんなに見たのに又感動
した。シオシュン「イムジン河」絶唱シーンでやっぱりボロ泣き。
はっ、まずい~!!!せっかくお顔に塗ったお高~い「美白美容液」が、涙でハゲ
ハゲに。
感動はほどほどに、が本日の教訓。
紫外線は美容の敵!!!
そんな彼も「赤い文化住宅の初子」では
監督に「監督の私よりも脚本を理解してた。NGは一回もなかった。」と言わしめたわけですが・・・
もう、日々の生活に追われて、いや、様々な道楽に追われて、「白夜行」以来、塩谷瞬を追いかけることを見失っておりましたが。(ああいう脇役は嫌じゃ)
とても素敵な青年で、いい中身のある俳優さんだと(現場の苦労も知らずに)自分は買ってるので、「その後」の消息を聞けて嬉しかったです。