懐かしのバレエ

バレエ、パフォーミングアーツ等の感想、及び、日々雑感。バレエは、少し以前の回顧も。他、政治、社会、競馬、少女マンガ。

湖岸のバレエ公演

2023-08-27 18:27:59 | バレエ
【バイカル・ダンス・フェスティバル】
8月中旬、「バイカル・ダンス・フェスティバル」の一環で、湖近くの舞台でバレエを上演する、ユニークな企画があった。海外の野外バレエ公演。

プログラムは、「アンガラ、「海賊」、モダンダンス(コンテ?)(白鳥姿の人が後列、前列はコンテの簡素な衣装の集団の踊り。)

舞台でダンサーが踊る、その後ろに湖の光景が広がって、幻想的な美しさ。

このブリャートのフェスティバルには、マリインスキー、カレリヤ音楽劇場、ペルミ、アストラハンの劇場も参加。
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・類似の形態の公演を思い出したのが、2つほど。

(ちょっと違うけど)東京バレエ団の、横浜の海のそばでの野外バレエ公演があったな、と思い出し。ベイサイドバレエっていう名前で。

・それと、昔の演劇で、唐十郎の紅テント、状況劇場の公演。
劇の終幕で、舞台の後ろのテントの幕が、さーっとはけて、それまで覆われていた舞台の後ろに、いきなり外の光景が広がる!という演出があって。これも開放感があって、印象に残った。

----ベイサイドバレエの方は、自分の見た一回目のは、海のそばの舞台で、客席から舞台の踊りとともに、周囲の海も見えて、とても良かった。

その後の、自分の見た2回目の企画では、演目か、設営上の都合か、もう、1回目見た時のようには周りの海はばっちり見えるわけではなかったけれど。(ベイサイドバレエの企画は、何回やってるのか知らんので、自分の見た物でカウント)

ベイサイドバレエの1回目にしても、今回のバイカル湖のほとりのバレエコンサートにしても、後ろや周囲の水辺もまた、舞台装置になって、ダンサーと踊りと一体化して、独自の世界を形成していて、妙味があった。

バイカル湖のコンサートの方は、見た所、湖以外に、周りにさえぎる建物などが見えないので、より、バレエの世界観を引き立てそうな舞台だったけど、日本だとそこまで開放的な空間は、今の所なかなか難しいかも。
おまけ
琵琶湖ホールで昔バレエを見た知人が、劇場の周りが湖で、とてもきれいでいい感じだったといっていた。

見たかったが、ボリショイ日本公演がコロナでキャンセルになり、頓挫してそのまま。

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