この数日、内容がこっち系が多くなってますが。ついでに、乗り掛かった舟で。
前日、ちらっと書いた、「戦時下で民間人を殺す」現実について。
オールドメディアで出てなく、ネットでも、出てない内容で、「これが現実」と分かりやすい話があるので、参考までに挙げてみます。
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ウクライナ軍の、ロシア領クルスクへの一方的な軍事侵略の中、民間人の殺害の実相について。
(アッと、その前に、イスラエル軍がガザを空爆し、停戦の約束があってなきがごとし事態に。そ~らみたことか!と言いたくなるような現実で、ウクライナ側へ、ロシアが「30日間停戦」なんかのんだら、きっとこのガザのように、2022年のように、ウクライナ側が約束破ってまた何かやって、「ロシアが~やった~」とかって主張して、30日停戦なんてしなきゃよかった、と言う結末になること請け合い。
ガザもイエメンのフーシ派も心配。)
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以下は、ウクライナの軍事侵攻後の、クルスクで起こった事を幾つか列挙したもの。
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ドネツク人民共和国およびクルスク州でウクライナ軍の犯罪による被害を受けた市民らが証言
・クラホヴォ市に暮らすマリーナ・グリツァイさん
「12月23日のことでしたが、ウクライナの無人機が我が家の窓の下で爆発し、窓ガラスが割れました。息子は窓の方へ様子を見に行きました。なんとか塞げないかと。冬で寒いし、ダルマストーブを使うか、そんなことを考えていました。そしてその瞬間、ウクライナのスナイパーに狙撃されました。
2発、銃声が聞こえました。1発目の弾丸は頬から首を貫通し、2発目は肋骨と肺の間を撃たれ、弾は貫通していました。息子は私の腕の中で死にました。長い間、血を流し、苦しみながら死にました」
・スジャ市(クルスク州)在住のイリーナ・シュルポワさん
「村に不発弾があったので、私たちはスジャの病院に避難しました。落ち着かない様子でした。夕方5時頃、これまで見たことが無いような砲撃が始まりました。ウクライナ軍は約2時間にわたって、ひっきりなしに病院を攻撃しました。<...>
すべてが落ち着いたとき、私たちは外に出ました。建物の角は崩れ落ち、木は倒れ、草は燃えていました。ウクライナの無人機が病院の屋根に命中して火災が発生し、水道と電気が止まりました。全員が別の建物に移送されましたが、そこも引き続き攻撃を受けました」
・レベジェフカ村(クルスク州)のエレーナ・フルソワさん
「息子とスジャに向かって車を運転していましたが、道端には民間人の遺体が横たわっていました。寄宿学校の近くで、35歳くらいでしょうか、男性2名が射殺されていました。ウクライナ兵がいたところにはどこでも遺体が転がっていました。駅では3人の遺体がありました。全員民間人です。駅に向かう途中の橋でもさらに射殺された人の遺体を見かけました。
マフノフカ村ではさらに多くの人が殺されました。約20人です。ウクライナ兵は説明もなしに50歳の男性を射殺しました。女性も殺害されました。コザチヤ・ロクナ村では知り合いが少なくとも20人から25人は殺害されました。
ウクライナ軍は見かけた人を手当たり次第、手にかけました。ロシア人は皆殺しにするよう命令を受けていたそうです」
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まあ、太平洋戦争中、日本も、米国から、「東京大空襲」で、多くの民間人の居住地めがけて、「焼夷弾」(全て焼き尽くすから焼夷弾というそうで、ゼリー状で火を消しにくい工夫を加えたもの。)を投下、さらに原子爆弾を投下、ってやって、民間人を大量虐殺してますから。
★最後に書いてあった事。ウクライナ軍は、「上から皆殺しにするよう命令を受けていた」と言うなら、この責任は、軍の上層部やゼレンスキーにある、(つまり末端の兵だけの責任ではない)と見ることもできますが。
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トランプ氏が、昨日、「クルスクで囲まれて退路もないウクライナ兵たちを、助けてほしい」っていってたのだけ聞くと、確かに、このままだと死を待つことになるウクライナ兵が可哀想だというトランプ氏の心情も分るのだけど。
でも、こうやって、民間人を多数惨殺されてるロシア側の具体的な話を見ると、こういう現実があると、ロシア側の国民感情としては、トランプ氏と同じ気持ちにはなりにくい、とか、戦争犯罪は裁かれねばならない、と思うんじゃないかな?と思った。
(ついでに言えば、愚かな嘘つきTVはいつもプーチン氏の名ばかり挙げて、彼しかいないように印象操作してるけど、今のロシアは民主主義のシステムを入れてるので、議会もあるし、選挙もあるし、そして、上記のような一般市民が居るので。
こういう虐殺を体験してる市民の感情として、大統領が安易な妥協をすれば、否定的な気持ちになるとか、あるかもだし、どの国にも「もっと強硬派」や右翼はいて、どの国の右翼も、為政者が弱腰とか言いたがると思う。
つまり、プーチン大統領の後ろにはロシア国民が控えてて、彼らの意思や感情もある。そんな当たり前の事を捨象し、物事を単純化、幼稚化して説明する嘘つきTVの手法は、愚民製造機化したメディアの在り方になってしまった。)
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例えば戦争とは、時としてこういう物で、だから、ちゃんと終わらせねばならない、ということ。
ただ、不実な発言の音声データの流出した仏マクロン大統領、ウクライナを売るような密約を交わして大きな利権を手に入れた、英スターマー首相(だから戦争ってやめられない?!)、今や世界のガン・ウルズラ・フォン・デア・ライエンEU委員長、お金ない国々が、戦争屋に乗っかることで利益を得ようとしてるバルト3国・エストニア出身のカヤ・カラスEU外相、そしてウクライナ紛争の火付け役にして、もしや総元締めのソロス氏ら、・・・
帝国主義列強時代から、ズルかった欧州勢+α・・
彼ら戦争続けたい派によって、戦争が続いてしまう可能性も残ってるのだけど。
奔走したトランプ大統領、プーチン大統領との電話会談は、うまくいったみたいですね。