懐かしのバレエ

バレエ、パフォーミングアーツ等の感想、及び、日々雑感。バレエは、少し以前の回顧も。他、政治、社会、競馬、少女マンガ。

眼福

2023-11-01 02:14:28 | Weblog
【フィギュアスケートGPS】雑感想。
第一戦アメリカ大会の男子シングル、1位イリヤ・マリニンの、超高難度技をさらりとやってしまう演技。4A抜いてたけど、4Lzだって、十分難しい。演技後半のコンボは特に。この人は、前々から、技術の難度下げた方が、点数があがりそうな気がする、と思ってたけど、やはり今回、310点台の自己ベスト。

これだけ難しいのやって、今の所ケガの気配もなさそう?なのが嬉しい。こんな難しい事をいつまでやれるか分からないが、この調子でやってくれると、毎度眼福。

羽生が4A跳んだから、自分にもできるかもと思ってやったような話だったから、羽生や、4Lzコンボ演技後半にいれて手上げもしてたトゥルソワとか、フィギュア黄金時代の遺産を受け継ぎ、次代の地平を切り開く、新しいスター選手。
ただ、これほどの実力でも、テレ朝の扱いは、深夜放送。

マリニンのせいじゃないけど、羽生らの時代に比べ、フィギュアスケートは取り上げられ方が減ったかな、とは思う。やたら、他のスポーツをマスメディアが喧伝することもあるけど。スター性って、難しい。

(ロシア勢がいなくなって、女子シングルとペアは水準が下がった、っていうのもあるかな。北京五輪の後の世選のペアは、五輪の最終組が1組も出てない試合でぶっ飛んだ。優勝した中国ペア迄、出なかったこともあるけど。)

マリニンは、以前の全米王者で五輪覇者のネイサン・チェンに比べて、容姿に恵まれていて、SPの真っ赤な上衣で出てくると、技も容姿も衣装の派手さに負けないので、こういう派手系で出てほしいと思った、けれど、FSの青系の衣装で出ての、明るく楽しい系でない世界観の方が、より惹きつけられるような気も。演技後半にやる、「ラズベリーツイスト」っていう技、最初に見た時から好き。パっと跳んで空中で体斜め気味にしてくるくると2回転、みたいなの?。

日本の佐藤駿も3位、4Fにも挑戦。この人はバレエのトレーニングも前々からやってるような腕・体の使い方に見えて、腕の表情,全身のしなやかなラインが、何やってもきれいで訴求力があるかな、と。。SP,FSともに、衣装の上衣が、去年までより布が軽そう(?)なものに見えて、もしかしてその方がジャンプにいいのかしら?と思ったり(関係ないか?)

FSの『四季」の方は、「春」のパートの次が「冬」になってたような。それなら衣装のあの色はあってるのかも。

今週末の第三戦フランス大会にもマリニンが登場し、やはり4回転ジャンパーのダニエル・グラスルも出てくるので、楽しみ。女子シングルはロシア勢が出ないとこうなるのか~、という感じで、どうしても男子中心の見方になる。

【プロ野球日本シリーズ】
やっぱり、第一戦は、変だった。オリックス、なに?0点で大敗って。
第一戦が大方の予想に反し、阪神-オリックスで8-0。
第二戦は、0-8。数字が逆って、何の冗談かって。

甲子園球場の第三戦。5-4でオリックスの勝ち。
阪神ファンがせきの9割5分埋めてた、とスポーツ紙。どうりで阪神ファンの歌の大合唱が大きかった訳だわ。

やっぱり、あの初戦は、あれはオリックスじゃなかった、って試合だった、と今は思う。
一瞬、阪神ってそんなに強かったのか、と思ったり、でもオリックスがカープより弱いなんて、変(失礼な自分)って思ったりで。

今日の試合は、オリックスが力を見せたかな。
最後、かなりピンチで阪神4番大山を迎えたオリックス投手の平野。1点差で9回裏で、確か2回フォアボール出してたかな、阪神の押せ押せムードで打者たちも変化球を見抜いてて振ってくれずボール連発で、「鉄板の守護神・平野投手」って感じでもなく、大丈夫かな~?という雰囲気だったけど、最後は大山を三振にして、…すごい精神力だな~と思った。

阪神の追い上げムードが感じられる終盤で、追いつかれるかと思った。間違ってたけど。

おまけ。カープとは、チームや監督の雰囲気が全然違って、カープは皆で励ましあって微笑ましいチームだけど、オリックスは個人芸で強い選手が何人かいて、凄いピンチにみえるときも、皆で支えあう熱いチームっていうより、個人の責任・実力でやってるような(?)、比較で言うと、クールな感じのチームに見えた。(オリックスファンじゃないから、間違ってるかもしれんが)

それと、阪神の応援は歌が目立つけど、カープの応援は演奏する人の音楽が目立って、それも随分雰囲気が違って見えた。
というわけで、フィギュアスケートだけじゃなく、最近はプロ野球も他競技に押され気味で、ニュースに出る時間少なめに見えるけど、自分的には、見ればプロ野球も面白い。色んなスポーツが取り上げられすぎるのは、自分はついていけない感じ。

【イスラエル地上侵攻】
戦車が映ってました。非道だけど、バイデン政権はイスラエル政権を止められない。人殺し国家に大義などない。上川大臣の人権ぶりっ子にも違和感。
(そういえば、アメリカ人の人質の一部は解放があったのに、ドイツの連れ去られた人で死亡が確認された人がいて、ドイツ人が「なんでアメリカにできたことがドイツにできないのか」との趣旨で怒っていた。きれいごとより、そういう、問題解決能力って、大事だと思った。)

【ロシアのタゲスタン共和国の空港の騒ぎ】
あれって、自然発生でなく、ウクライナのプロパガンダ工作機関の、「情報心理作戦センター(ツィプソ)」が意図的に煽って暴徒化してたんだそうで、相変わらず世界に害毒を撒き散らしているウクライナ政権。

それにしても、ハマスにゼレンスキー政権が武器を横流ししたので、ハマスがイスラエル攻撃できたって話は、全然追及されないから、何か怪しいって疑っちゃうのよね。イスラエルの偽旗を。というか、もっと言えば、ネタニヤフ首相がハマスに資金提供してた話まで出てきているので・・・。

【残念バイデン】
ハマスが地下通路を作ってるとかの話は本当でも、そもそもの、今回の発端って、本当にイスラエルの言ってる通りなのかどうかが、釈然としないものがあって、イスラエルによるガザ殲滅作戦のおぞましさだけが、印象に残った。

昨日までは、「イスラエルはアメリカにしか止められない」なんて言われてたのに、今日になって、結局、「バイデンの説得にイスラエルは耳を貸さなかった」、という落ちがついて、あんな大虐殺を止められない事、非人道的な事象を見て、西側首脳たちの欺瞞には憤りしかない。現場の様子は形容にも窮するのに、日本含め、G7首脳陣がイスラエル支持っていうのが・・・・異常。信用を失うよ。

各国デモを見て、政権がひっくり返るのが望ましいんじゃないかと思った。

※「ガザー素顔の日常」という映画の再上映が、日本全国各地で有。東京は、シアターイメージフォーラム。(11/4~11/17)トークイベントもある。関東は千葉と横浜もあった。行けたら行きたい。11月はバレエ行く予定もあるけど。
散漫失敬。

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