懐かしのバレエ

バレエ、パフォーミングアーツ等の感想、及び、日々雑感。バレエは、少し以前の回顧も。他、政治、社会、競馬、少女マンガ。

ロシアの天才美少女シリーズ、ザギトワ編?

2018-02-22 02:31:08 | Weblog
何でこうも、次々に「天才美少女」を送り出してくるんでしょうかねぇ、ロシアって国は。

フィギュアスケート女子シングルの、1位、ザギトワ嬢。何であんなにかわいいんでしょうねぇ。
試合でも、TV映りでは、生き生きして見えるというか、躍動感たっぷり。
オリンピックでこの舞台度胸。

こんな魅力的で、こんなにも技術が高いのに、何をやっても「白鳥」「ドンキ」の世界を氷上で描いて、違和感のないパーフェクトビューティーな世界。これが現実でなく、漫画ならわかるんだけど。
あれだけ難しいことをやって、失敗しないのがすごい。

羽生結弦は、理知的で、頭脳が都度、コンピュータみたいに計算してで失敗しない印象だけど、今日のザギトワ嬢は、何かもっと動物的なカンや嗅覚で、一瞬きわどい角度でも勢いもあって、転ばないんだなあ、なんて思って見てしまった。

一昔前に、フィギュアスケートじゃないけど、女子体操界のヴィクトリア・コモワちゃん、って(大人になる前の、美少女時代の)驚異的、幻想的なまでに姿も動きもすべて美しい、この世の物とも思えぬ世界を現出した人がいたり。

女子新体操界も色々出たけど、直近では、ヤナ・クドリャフツェワって、やっぱり少女時代は、森の妖精が間違って人間界の試合にでちゃったかのようなひとがいたっけ。

女子フィギュアスケート界、過去にも色々いたけど、つい一回前の、ソチ五輪ですら、唯一無二の存在だった、リプニツカヤとか、・・・天才美少女を上げ出すと、枚挙にいとまがない。(よって、以下略)

そんな中で、ミドルティーンのザギトワ嬢は、作品的には、
繊細でフィギュアを超えた作品を見せたリプニツカヤとか、高度な芸術志向の系統と比べると、ザギトワは、もっと大衆的で、わかりやすい楽しめる演目の系統の人みたい。

バレエも、今まで、同年齢でも、もっと専門的にバレエのトレーニングを積んで出てきた選手は複数いたけど、ザギトワ嬢は、バレエの精度だけなら、まだ伸びしろのある発展段階の人に見えるけれど、それを補って余りある、バレエ風味付けというのか、消化力がある印象。

おっと。フィギュアスケートの世界の中でなら、ザギトワは芸術性、表現力、充分ある、と言っていいと思う。
今のメドベージェワが、ぜんぜん面白くもなんともないので、(あの、大味で大根で中身のない芝居を、表現力呼ばわりしちゃうのが、スポーツジャンルのフィギュアスケートの「表現力」のレベル、なんでしょうね。)

(ところで、長洲未来が、SP振るわず、残念。トリプルアクセルで、キムヨナ~メドベのフィギュア女子の、退屈な路線をぶち破ってくれると嬉しいと思ってる。ジャンプ技術が、男子に後れを取りすぎで。)

一部バレエマニアが、泣いて喜ぶ、「白鳥」(ほんとは映画ブラックスワンだけど)、「ドンキ」をひっさげて、バレエのチュチュ風のコスチュームが似合いすぎ。彼女のドンキのキトリは大好きだけど、今日は、彼女の白鳥も、ちょっと好きになりかけ。

言い出せばきりないけど。

容姿に恵まれているので、今日くらい出来がいいと、眼福。

同じ演目を何回か見た中では、今日の「ブラックスワン」が、素人目には、一番よく見えた。

録画、保存。何度も見てしまいそう。

フリーでも勝つといいな。

・・・・こちらは、羽生選手の時と違って、気軽に楽しんでみている。


古い格言を思い出した。~少女は、完成された悪魔である。~


話は変わるが、宮原知子さんのフリー、楽しみにしてる。


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