想風亭日記new

森暮らし25年、木々の精霊と野鳥の声に命をつないでもらう日々。黒ラブは永遠のわがアイドル。

固まってはいるが、吐いておく

2015-07-05 13:56:49 | Weblog
ブログの編集画面にアクセスされた過去記事が
一覧表示される。
自分で書いて忘れているので、タイトルに興味を
ひかれて開いて読む。
ふ~ん、こんなことしてたの…ふ~ん、そうか…

「もみじとチャルメラ」というタイトルの記事は
2008年初秋。もみじ王子が赤々と自慢げに立って、
紅葉の最初の一本目。いつも最初だから王子と呼ぶ。
今年もきれいだと、それが嬉しくて撮ったと
おぼしき写真。雨上がりの森だ。

インスタントラーメンを食った話なんだが、
ただそれだけの話なんだが、
その頃の自分はどんな顔をしていたか、思うに
ノウテンキなこどもじみた顔だろう。
用心棒のベイビーがいつもかたわらにいて、
安心しきっている。

台所にふんわりと漂うスープや野菜の匂いがして
ベイビーは行ったりきたりしているだろう。
ふだん食べないのに、脳内再生のチャルメラなぞ
と言いつつ、いそいそして楽しんでいる。
それをまた書いているんだから、しあわせもんで
あったこと。



東京から戻って翌日のまだ疲れの残った朝かも
しれないけれど、今のわたしより元気であるな。

過去の記事に思うのは、あの春以降、そして
ベイビーが地神さんになってから、
なんだか大昔のうさこという名前をもらう前の
イジケタ子に戻ってしまって、年も年だから
オトナなふりをしてすっかり固まってしまって
いる我なり。

おおおおおおお、脳内でセロニアス〈文句〉。
ブルーモンクをかけまくり、ほどけていきたい。
福島の人は固まりまくったまま、残りの人生を
消化していかないかんのかい。
そんなアホなこと、与えられたトキが満るまで
「萎縮」しちゃあいかん。

と、時々自分に向かって思っとります。
20ミリシーベルト/年 で帰還オーケーは
誰が決めたんじゃ、騙されませんように。
オーケーじゃないけど帰りたいんじゃ、
その気持ち、どうしてくれるんじゃ。という
のが正しいので、すんませんと謝り続けて
くれ。謝るなら再稼働はあきらめてくれ。
とついでに吐いておきます。




コメント
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