想風亭日記new

森暮らし25年、木々の精霊と野鳥の声に命をつないでもらう日々。黒ラブは永遠のわがアイドル。

ペネロープ咲いて…かなし

2015-07-04 02:46:16 | Weblog

犬ではなく猫の住処となっております森庭ですが
ペネロープが咲きました。
ドッグローズが原種ではないかと思いますが、野性味が
強く育てやすい、やさしい香りがします。
ローズヒップが取れて、花びらはジャムにすると美味しい。
……2011.3.14からは咲いてるだけですが。

留守の間に降った雨で大きな枝が倒れてしまって…
白い花びらが汚れてしまった。
かわいそうなことをした、支柱をもっとちゃんと
しておくべきでした。

花びらジャムはほんのちょっとしか作れないけど、
ほんとうに美味しい。香りと甘酸っぱさが絶妙で。
おばあさんになった頃にはこの場所で白い柔らかな
花びらを摘み、ゆっくりと小鍋で煮詰めていく、
ジャム作りがまたできるようになるかしら。
その頃までにもっとたくさん花がつくように育てます。

フクイチからもくもくと水蒸気が上がっているのを
知っている人は少ないけれど、風が西へ吹かないようにと
思い、でも南下すれば東京に行くなあと思い、北へ
行けば踏んだり蹴ったりだし、どちらへ行っても困る
のであります。

放射能の猛毒トリチウム水蒸気が雲になって
まき散らされている。どうしようもないこと。
もう終わって、また始まる。
前とは完全に違う世界だということ。
ジャムは夢のまた夢ですかなあ…

廃炉作業のお兄さんおじさんたち、どうかご安全にと
しか言えません。
ジャム問題なぞより、命がけなんだ。

さてと、上の写真の奥の方に小さな小さな白黒の点が
見えるでしょ、ゴミじゃないよ。
一本だけ咲いている一重バラのカクテルのその向こう…。



この方↑がついてきたのです。





少し離れたところをついて歩きます。
まるで犬です。ときには足元にじゃれついて歩き
彼のことを思い出させるので…おまえじゃなあ…
とぼやきます。



彼の場所。
新芽が雨に濡れていい色になってます。
ついこないだまで枯れた芝に被われていたけど。
球根や宿根草もいつのまにか新芽が出て育ってます。



断捨離とかいうて、物を捨ててすっきりしまひょ、
ついでに気持ちもすっきりな、みたいなことが
世間を賑わしてますが、年配の人が、なんで捨てな
いかんのか、捨てるもんなんかワシはない、と
言い放っていたのが可笑しかった。同感。

と、ついこないだまで想っていたのですが…
けっこうな量で物を処分し(捨て)ました。
古い服や帽子、CD、DVD、録画したVHS、小説本、
アクセサリー、靴、壊れたラジカセ、使わないPC、
骨董品並みのワープロやソフト。
それにいわゆる腐れ縁みたいな~の知りあいなど。
人は捨てたわけじゃないけど、心のなかでさようなら、
ですな。

エイやと思い切ったわけでもなく、ふわっと終わりの
合図がやってきて、気持ちがすっきりしたのです。
すっきりして、片付けの作業。片付けたからすっきり
とは違うのです、これが。

物を無くしてすっきりした後、また新たな物がやって
くる、目先が変わって心境が変わるというのとは
違います。それは心境というても表面上のこと。

人の方は片付けじゃなくてこころのケジメですな。
もうオシマイでいい、輪っかからフェイドアウト。
追い出すのではなく自分が去るだけ。

自己中が大手を振って大ボラ吹いて開き直る世の中。
今週もやっちまったなシリーズで騒がしいですな。
「国をアヤマテル報道をするマスコミには広告料を
止める国民運動を」と言った大西議員は昨年はアレ、
子ども産めよだったか…。
ああ、このオヤジかと腹が立つより笑ってしまった。
笑ったあとに怖くなるパターン…。

ずいぶん古風な言い回しをすると思ったがなんか変。
過てる はタ行五段活用過つの命令形過て+完了助詞る、
ではないでしょうか?
国を~に続けるには使用法間違いじゃないの?
あやまらせる、と言った方がわかりやすけど、国は
過ったりしないでしょ。
選挙に影響するだろうから書くなと言ったほうが
もっとわかりやすい。

まあ憲法解釈も日本国の定義も、すべてが独自解釈で
国会議員の義務もわかっとらんようだから然り然り。
開き直って嘘ばっかり言うけど、歳費は血税なので
見過ごせない。しかし、ほんとにやっちまったなあ。
驕りかたがハンパなくてあきれてしまった。 

元のきれいな水と土と空気をとっとと返してくれ
そう言ったら何と応えるんだろうか。
だいじょうぶ、コントロールしてると言うんだろう。


コメント
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