想風亭日記new

森暮らし25年、木々の精霊と野鳥の声に命をつないでもらう日々。黒ラブは永遠のわがアイドル。

ひなたの猫

2013-03-16 17:53:49 | Weblog
縁側に掛けてみた。久しぶりだ。
風が静まり、陽射しがあたたかいので猫も隣で
寝ている。いつもまにかそばにきた…。
和むんだなあ、ひなた猫。



土の表面が雪解けで盛り上がり、芽を出し始めた
春咲き球根が顔を出しすぎているのを見つけた。
乾かないように上から土をかぶせそっと沈めた。
新芽の季節にはまだちょっと間があって、まんさく
の黄色くらいしか色がない。
春の兆しを樹木や土から感じたくて、ぶらぶらと
歩いてみた。





活花に使った後に植えた赤目柳がこんな風に根づいて
枝も増えた。なんだかおかしい…、花屋の師匠が
なんでも増やしてんじゃ、うちで買わないのかい?
という顔が目に浮かんだ。
師匠はベイビーのことを「太郎は元気かい?」と
いつも尋ねる。亡くなったことを告げると花をオマケ
して、はい、これ太郎ちゃんに。白いフリージアを
くれた。
サンダーだよと言ってもずっと太郎のままだったなあ。



柳の花に埋もれて食事中なのは、蜂?

この後、風が起き、空は翳ってきた。
しばらく眺めていた。
雨粒が風に運ばれるように、ぽつりぽつり
落ちてくる。降っているような降らないような。
軒先の雨だれになるまで、眺めていた。





コメント (2)
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