Min Dagbok

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『ローテク&エコテク風土記』

2010-07-29 | Min Blog
7/31(土)に兵庫県自然と人の博物館で
「小さな自然再生のすすめ」という
シンポジウムが開かれるそう。

その日は東京に行く予定だし、参加できないけど、
タイトルにひかれて詳細を見てみたら、こんな一文を発見。

先着100名様には、小規模な自然再生を特集した
「ローテク&エコテク風土記~川もまちも元気になる!」 
(リバーフロント整備センター・2010年3月刊行)を配布いたします。


この冊子の内容が、ものすごい気になる!
と思って、今度は、発行元のHPをのぞいてみて、
とくに情報が載ってなかったので、直接問い合わせてみたら、

公益出版ですので、冊子小包(郵便)着払いで送付しております。

とのお返事。そんなこんなで前置きが長くなったけど、
昨日届いたその冊子をパラパラ読んでいて、
さっそく気になる記事を見つけました。

兵庫県立人と自然の博物館の主任研究員、
三橋弘宗さんが書かれた記事で、
「小さな自然再生のすすめ」
生物多様性を取り戻す地域戦術
というタイトル。

共感した部分を抜粋すると:

・もしも、ガーデニングや愛犬の飼育のように、
 (個人や地域、各種団体が)近くの小川の自然再生に
 労力を注いだらどうだろうか。
 もしも、自治会の清掃活動のように、みんなで
 外来種駆除やワンド掘りができたらどうだろうか。
 ・・・
 何万人、あるいは何十万人という人が各地で
 自然再生に取り組むことになるだろう。

・しかし、今の段階では地域の人々が具体的に
 どこで何をやればよいのか、皆目検討がつかない状態に
 あるといっていい。・・・生物多様性国家戦略は
 定められているが、生物多様性地域戦術がないのだ。

・住民が主体となって、ゲリラ戦のように各地で
 活動を繰り広げるためには、自然再生という名の
 「趣味」や「祭り」としての満足を感じられて、
 ちょっとした科学的なスパイスが振りかかり、
 しかも日曜大工感覚で手軽に取り組めるような対策を
 とりまとめたお品書きが必要だ。

・一億人が参加できるアナーキーな自然再生、
 これを「小さな自然再生」と呼びたい。

うぉぉ、ものすごく共感。

たとえば、滋賀でのお品書きをつくるには
どうしたらいいんだろう?
どんな人に協力を求めたらいいんだろう?


そうそう、記事の最後には、

この些細な営みは、楽しみながらやることが
重要なのも明らかだ。小さな自然再生は
面白おかしく、肩肘を張らず、気軽に取り組み、
作業後は宴会。そんなことが大切だと思う。

と書いていて、その辺は社長がいつも言っているのと
同じだなぁ、とつい笑ってしまった。