Min Dagbok

Be the change you want to see in the world!!!

Skarfva

2004-12-07 | Min Blog
今まで停滞状態だった、2つ目のグループワークが
ようやく本格的に始動した!!

このグループワークの課題は、
特定の組織・企業・団体を選び、
これまで授業で学んできたことを生かしながら、
その組織の変革のための「戦略」を練る、というもの。

私のグループが選んだのは、Skarfvaというコミュニティ。

Wachmeister家が所有してきた郊外の広い土地で、
今はその家族がSkarfva ABという会社を作って、
オーガニック農業、牧畜、エコショップ、カフェ、
大学の研修施設など、様々なテナントに土地を貸したり、
小規模の宅地開発を行ったりしている。

そもそも、私たちがこことつながったのは、
エコショップのオーナー、Henrikが、
かなり情熱を持って環境に取り組んでいる人で、
買い物のついでに、いろんな話をするようになったから。

でも、実際に今回のグループワークを始めて
明らかになったのが、Skarfvaをめぐる家族内の問題。

Henrikは、Skarfvaの中心人物の一人で、
いろいろと重要な意思決定にも参加できる、と
私たちは勝手に思っていたのだけれど、
実際には、そのお姉さんのCeciliaが土地を相続していて、
Henrikはテナントの一人に過ぎない!!というメールを
その旦那さんのThomasからもらったときには、
ほんとにびっくりした。

その辺には、いろいろややこしい事情もあるのだろうけれど、
Thomasのビジネスライクで論理的な考え方と、
Henrikのちょっとヒッピーちっくで
環境中心の考え方とでは、
相容れないところがいろいろあったのだと思う。

今まで、時間のタイミングが合わなくて、
emailだけでコミュニケーションしていたのだけれど、
今日、ようやく3人とのミーティングを持つことができた。

どうやったら両者のコラボレーションを築くことができるのか、
そもそも私たちには口出しする権利はないのではないか、
などなど、たくさん心配していたことはあったのだけれど、
議論の中盤、HenrikとThomasが二人の考え方の違いについて、
私たちの前で議論を始めた。何をコメントしていいものやら
かなり困ったけれど、これをきっかけに何かが変わりそうな予感がする。

まずは問題を明確にしなければ、
問題を解決するプロセスは始まらない。
そういう意味で、今日のミーティングは、とても有意義だった。

また金曜日に第2回のミーティングをする。
それまでに、いろんな材料を調えて、実り多いミーティングにしたい。