これまで通り20時開始かと思い、お昼寝をしようと思ったのだけれど、ちょっと気になって確認したら、何と19時開始。
慌てて着替えて演奏会場に向かうと、何とBritish Airwaysからメールが入っており、フライトがキャンセルになったから、別フライトを充てがった、と。よく見ると1日遅れの便。これでは会議に間に合わないではないか!日本の旅行代理店へ連絡を入れ、とりあえずは演奏会を楽しむこととした。
そんなわけで、今回は神経ピリピリで、シャンパンを飲みすぎて途中記憶が飛んだ1日目とは違って、しっかり聞けたと思う。ただ、しっかり聞けすぎて、あっという間すぎた。チャイコフスキーは、え、もう終わっちゃうの、という感じ。
この日はベルリンフィルのbroadcastを行う日で、それもあるのか、これまでの中で最もノリノリというか、速かった。ショスタコーヴィチなど、本当に見事。初日も思ったけれど、ベルリンフィルは管楽器が本当に技術高い。弦楽器は、技術はあると思うけれど、音質を揃えよう、という意識はあまりない、ソリストが一斉に演奏している感じを受けた。まあ、1列目だと、一人一人の音が聞こえすぎるのかもしれない。それでも、ウィーンフィルだと、こういう感想にはならない気がする。