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クラウス・マケラ & パリ管 in ウィーン楽友協会 第2日目

2023-03-12 19:30:00 | Klaus Makela
クラウス・マケラ指揮 パリ管弦楽団
 
Mark AndreのIm Entschwinden fur Orchester(オーケストラのための「消失の中で」?)
マーラー交響曲第2番
 
席についてみると、なんと今日はオケの編成が大きいために客席が一部取っ払われており、
あたくしの真横はベーゼンドルファーのピアノと奏者のお兄様。
 
2曲は続けて演奏された。
Mark Andreの曲は、ピアノも特殊奏法で、美しいベーゼンドルファーが、
ハンマー(と言っても金槌みたいなのではなくて、プラスチックかアクリルの頭)
で引っ掻かれたり。
 
マーラーはこれまで3回(パリ2回、ウィーン1回)聴いた中で最もよくまとまっていたように思う。
おそらくホールのサイズが大きく影響していて、バンダも遠すぎないし、
ソロも合唱も肉声を丁度良く感じられるサイズ。
一昨日の幻想交響曲よりよかったのは、pの音量下げを意識していたように思えたこと。
 
素晴らしい席で、マケラ様の横顔をずっと鑑賞しながら曲を楽しめた。
優しい顔、厳しい顔、楽しそうな顔。
オーケストラも年若い才能ある指揮者で演奏することはさぞ楽しかろう。
 
演奏会終了後、ピアノのお兄様とフランス語で会話。
マケラってどう?と聞いたら、とても良いし、
オーケストラもマケラのこと大好きだよ、と。
やりたいことがはっきりしているし、指揮も明確だし、
オケのメンバーとの関係作りもうまい、と。
 
ちなみにあたくしの向かい側にアンゲラ・メルケル女史がいらしたとのこと。
あちら側、見ていたつもりだったけれど、全然わからなかった。残念!
 
フランス語、やっぱりもうちょっとブラッシュアップしたいなぁ。
英語もやらなきゃではあるけれど、
フランス語はこうやって何かと世界を広げてくれるような気がする。。。
 

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