この間のRitzでのランチに気を良くした私は、今回再びRitz(Bar Vendome)にて昼食。今回は、前回よりずっと良く晴れていたにもかかわらず、寒いから、と外に出してはいただけなかった。何人の方が「テラスで食事を」と訪れただろう。ことごとく断られていた。絶対面倒だっただけだと思う。外気温はかなり上がっていたはずだ。。。
今回はシャテルドンに海老のシーザーサラダと、大好きなミルフィーユ、エスプレッソを頂いた。海老のサラダはなかなか美味しかった。でも、今度は鶏のシーザーサラダにしようかな。朝食もいただけるようで、美味しそうだったけれど、朝食にするとミルフィーユが入らなくなってしまいそうだし、究極の選択。。。?
ミルフィーユは前回ほどには感動しなかった。でも、昨日ご一緒いただいた方が、毎日、毎回出来上がりが同じでないとしても、人間が作っているものだからそれが当たり前で、それを楽しむのがフランス風だ、と仰っていた。なるほど、そういう考え方もあるか、とちょっと「目から鱗」だった。ある一定水準以上である必要はあると思うけれど、その水準を超えた上で「揺らぎ」を許す余裕は必要なのかもしれない。完全に同じだったら、確かにそれは工業製品と同じでつまらないはずだ。毎回毎回、前回より美味しくなるのは理想かもしれないけれど、そうはいかないのが人間の人生。人間の作るものだ、それが当たり前なのだろう。そういう意味では、今日のミルフィーユも十分美味しかった。また食べたい、と思うのだから、合格だろう。今度はいつ食べようかな。来月の誕生日に来ようかな?