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Que ma vie est belle!

私とは、美しいもの、美味しいもの、楽しいものの集合体。

陶器の日

2007-07-17 22:29:33 | イギリス

ツアーで立寄った街で骨董市が開かれていた。カップ&ソーサーはかなり傷んでいたけれど、コーヒーポットがとても素敵で、ほとんど一目惚れ状態で茶器のセットを購入。

ロンドンに戻って、某有名陶器店のセールでマグを購入。白地に彫りと浮き彫りで羊歯とアンモナイトのシンプルなデザインがオフィスで用いるのに相応しく思われる。

そんなわけで、予定もなかったのに一日で沢山の陶器を購入。早速家に帰って骨董市で購入した茶器のセットを洗い、使ってみる。それがあるだけで食卓が華やかになる。マイセンの美術品のような陶器には勿論憧れるけれど、こんな風に日常使いできる陶器も良いものである。

イギリスに居ると、日本では贅沢品に思われるものが当たり前に使われる(勿論逆もある)。お部屋の間接照明やちょっと洒落たリネン類、香りをつけた蝋燭などなど。特にセールのこの時期は、普段は躊躇する小物が安くなっていて、必需品でもないのに、ひどく円安だということも忘れてついつい手が出てしまう。


オックスフォード

2007-07-17 22:28:42 | イギリス

家族と一緒に日本人向けツアーに参加した。その中で立寄ったオックスフォードはとても素敵な街だった。歴史ある建物、落ち着いた豊かな雰囲気。。。

折りしも大学の卒業式シーズン。オックスフォード大学卒の学生がガウンを羽織り、家族と共に街を歩いている。本人も家族もとても誇らしそうだ。日本人の学部生は19-20人程度しかいないらしい。アメリカの大学に比べると狭き門のようである。

孟母三遷とはよく言ったものだ。こういう所に来ると、勉強しなくちゃ、と思う。自分の日頃を振り返って反省しきり。折角英国に来ているのに、インターネットで日本語のニュースを読んだり、家でもフランス語のTVが見られる、なんてニュースをフランス語で聞いていたり。「え、本当にイギリスに住んでいたの?」なんて言われないよう、きちんと英語を勉強しよう、と心に誓う。

Londonに住もうと思っていたけれど、オックスフォードにしたほうが良いかしら。ケーキ屋さんも美味しかったことだし。


人間ドラマ

2007-07-17 22:15:03 | イギリス

家族がイギリスに遊びに来てくれる、と言うのでHeathrowまで迎えに行く。飛行機は到着したもののなかなか出てこない。私が到着したときも、荷物が出てくるまでに2時間掛かっているので、気長に待つとする。

本当に様々な人種の人が目の前を通り過ぎてゆく。ヨーロッパは勿論、アラブ、インド、アジア。。。顔も違えば衣装も異なる。大きな荷物を抱えて出てくる家族やパートナー、友人を見つけると、駆け寄ってキスをしたり、ハグをしたり。。。いろいろなドラマが空港にはあふれている。TVのドラマを見ているより飽きない。

イギリスは本当に人種の坩堝だ。そして皆が当たり前のように共存している。日本人だから英語が下手なんです、なんてとても言えない。この国で生き残ってゆくためには、国籍がどこであろうと、きちんとコミュニケーションが取れる美しい英語を話せなくてはならないと感じる。同僚のフランス人には、言われなければフランス人とは分からない人が複数居る。いつかはそんな風になりたいものである。

ようやく出てきた。聞けば、パスポートコントロールのところで知り合った方が、Lost Baggageされて、その対応に付き合っていたとか。今度来るときにはきちんと英国でも使える携帯を持ってきてもらわなくては!人助けは大切だけれど、荷物があって大変だろうと同僚が車で一緒に来てくれていたので、2時間近く待たせてしまったのは本当に申し訳なかった。

ちなみに、母はこの国の人間ドラマを見すぎたのか、帰りには「ハグはしないの?」などとのたまった。お母様、私は日本人です。人前であなたとハグなんて、無理~。


大型スーパーマーケット

2007-07-17 21:54:52 | イギリス

Windsorの駅前にはWaitroseというスーパーがあって、結構気に入って使っていますが、19時には閉まってしまうので、ちょっと残業でもしようものなら、何も食べることが出来ません。先日、上司と打ち合わせをしているうちに、会社から駅へのシャトルバスの最終便を逃してしまい、waitroseの閉店時間に間に合わなくなってしまいました。そこで、恐る恐る会社の最寄駅前にある24時間営業の大型スーパーマーケットTESCOに挑戦してみることにしました。

初めはとても疑っていました。というのも、最近日本では大型スーパーマーケットがあちらこちらに出店していますが、確かに安いものの、そのお店ブランドの品物だけがだた数だけ多く置かれていて、ヴァリエーションに欠けるという印象を持っていたからです。

さて、エスカレーターでお店のある2階(イギリス英語ではFirst floor)に上がってびっくり。本当に、本当に広い!最初はそれを見ただけで帰ろうかと思ったほどでした。

しかし、嬉しいことに品揃えはかなりのもの。お酒や乳製品だけでなく、野菜も果物もどんなものも複数の種類、グレードのものが並べられていて、自分の好みや必要に応じて選ぶことができます。

さらに素晴らしいのは、世界中から集められている香辛料、調味料です。イギリスに来て驚くことはその人種の多様さですが、その多様な人種の要望に応えるかのように様々な調味料が揃っているのです。チャツネなど、日本では表参道や広尾の有名店や新宿のデパートへ行かないとなかなかお目に掛かれませんが、10種類を超える瓶詰めチャツネが売られていて、どれをどのように使うべきなのか、見ているだけで楽しくなります。また、カレーも香辛料に加え、タイ、インド、勿論イギリスからの缶詰、瓶詰めが置かれています。そうそう、勿論、日本のお酢や醤油もありますし、なんと寿司の素みたいなものまで売っています。

この品揃え、もう、嬉しくて、嬉しくて、あっという間に時間が経ってしまいます。また、楽しくてお店の広さも気になりません。本当に危険です。この日は、家で家族が待っているので、あまり長居できませんでしたが、今度はゆっくり来たいものです!


イギリス家庭料理

2007-07-17 21:18:15 | イギリス

イギリスの料理は美味しくないというけれど、果たして・・・?先日、同僚にdinnerに招かれ、恐る恐る(?)伺ってみました。

メニューはチキンを蒸し焼きにしたものに、マッシュルームと玉葱を炒め、マサラ酒とダブルクリームを入れて塩胡椒で味を調えたソースを添えたもの、これに温野菜のサラダでした。チキンはとても美味しく戴きました。

お料理をする過程を見せていただいていたので、早速家族が訪ねて来てくれた際に再現してみることに。果たして、非常に美味しく出来上がりました(マサラ酒がなかったので、日本からの同僚と飲んだ残りのスコッチを使ってみました)!!乳製品は日本と異なる分類がされていて、スーパーで見ているとどのように使ったらよいのか良く分かりませんが、こちらの方のお料理を真似ているうちに慣れてくるかな、と思いました。

この他に、パスタや牛肉のビール煮なども作ってみました。牛肉も質がどうかと心配していましたが、購入したヒレ肉はなかなか良い肉質で、日本で作るのと同じように(って日本ではほとんどお料理しませんが)美味しく作ることが出来ました。

結論としては、イギリスの家庭料理は結構美味しいです。男性の同僚もお子さんと一緒にお料理やお菓子作りをされたり、お料理はなかなかポピュラーに思われます。ただ、外食をするとそのあまりの値段の高さと、その割りに垢抜けない味に、「やっぱりイギリスは」という感想を持つのかもしれません。

そうそう、ジャガイモの美味しさは特筆すべきかもしれません。このジャガイモだけで3週間で体重が○kg増えました。自分がジャガイモのような体型にならないうちに日本へ帰国しなくては!!


リヨンへの道/リヨンからの道

2007-07-10 21:34:30 | イギリス

友人がLyonで家族と休暇を過ごしていると言うので出かける。既にバカンスシーズンに入っているからなのか、普通の航空会社のチケットは安い会社(BA)でも往復で約£600(=150000!!)。これらの会社はWindsorからは程近いHeathrow空港を利用しているため、魅力的ではあるけれど、Heathrow空港へもタクシーを利用すると約20分の道のりが£60(=15000!?)とこれまたすごいので、Stansted空港を利用する格安航空券(それでも約£330(=82500円)、空港への往復代£31.5)+一泊でLyonへ出かけることにした。

Stansted空港へは、Windsorからは

①Windosor→London Paddington、

②Paddington→Liverpool Street、

③Liverpool Street→Stansted airport

とそれだけで一仕事(約3時間)。無事空港に着いたものの、Check in counterが大変なことになっていた。Easyjetは座席指定をしないなど徹底的に省力化を図っているはずなのに、それでも十分な人員配置をしていないからなのかCheck inがひどい。ものすごい列になっている。どこ行きがどのカウンターなのか分からない。どうやったらこれほど効率の悪いCheck inが出来るのだろう。運の悪い人はおそらく2時間は待つのだろう(私は運よく隣で開放されたカウンターで30分弱待つだけでcheck inできた)。お年寄り、体の弱い人などは辛いだろうに。。。

ようやく搭乗、と思いきや、搭乗口が変わる変わる。11番→7番→1番。11番のカウンターで7番だと言われるので行ってみると、列が出来ていたので、そこに並ぶと、どうも聞きなれない言葉と少し濃い目の顔、顔。「Lyon行きですか」と尋ねると、まずは「英語は分かりません」、ついで別の人が「イスタンブール行きです」。飛んでイスタ~ンブ~ル(古い!!)、エキゾチックな響きだ。イギリスに居ると、いろいろな異国が近く感じられる。

諦めてそのあたりを歩いていた係員に聞くと1番のあたりで待っていろと言われる。結局、1番から搭乗。1時間位遅れてLyonに到着。友人が空港まで迎えに来てくれて無事市内へ。

翌日のLyonからの道のりはさらに遠かった。空港に着いた頃、雨が激しくなり、空港閉鎖か?といやな予感。空港は閉鎖されなかったものの、今度はセキュリティチェックを待つ列が長い。どう考えても搭乗時間に間に合わないが、同じDestinationの客が近くに何名も居ることが分かっていたので、小説を読みながら順番を待つ。結局これも別の入り口を開けてもらうこととなった。しかし、勿論その搭乗口からは予定の搭乗口へはアクセスできず、係員にまるでツアー客のように先導されて搭乗口へ移動。ようやく飛行機に乗り込める、と言う段階で既に1時間以上は遅れている。

さて、ようやく機内に落ち着くが、ここでまた順番待ち。結局飛行機に乗り込むと条件反射で眠ってしまう私が、一眠りしておきてもまだ滑走路の上。暫くして飛び立つが、予定離陸時間より2時間以上遅れていた。パイロットは「全速力で行きます」とか言っていたけれど、結局2時間遅れてLondon到着。行きと逆の経路を経て、Windsorに着いたときにはもう22時半。

なんと長い一日だったのだろう、特に飛行場についてからが長かった。もしここから再びLyonに行くことがあれば、例え片道6-7時間かかるとはいえ、ユーロスター&TGVにしよう。こんなに待ち時間は発生しないだろう。待てない私には何とも辛い道のりだった。


Windsorのレストラン

2007-07-07 09:07:34 | イギリス

木曜日の夜は、Windsorにある有名なレストランへ。テムズ川沿いにあるここは、なかなか洒落た外観で、waiting barからWindsor城を眺めながら食前酒をいただいていると、外国に居ると言う感じがする。

食事は別室で。10人用のかわいらしいお部屋、レースのテーブルクロスや壁に掛けられたリトグラフはいかにも英国風。もちろん、食事も英国風。言ってしまえばジャガイモのスープとゆでゆでパスタ、日本人だったらどんな人でもここまではゆでない、と言うほどの茹で上がり。何でパスタなのにナイフが置いてあるのかな?と最初は疑問に思っていましたが、理由がわかりました。ぐだぐだなのでフォークに巻きつけて食べる、ということがほとんど不可能なのです。ふやけたきし麺ようなパスタをナイフで切って、フォークですくって食べなければいけなかったんです。デザートはなんだか石油っぽい味のするストロベリー。これにコーヒー、スパークリングワイン(シャンパンではなく。。。)、リースリングとブルゴーニュワイン(Croze Hermitage、でもあんまりpinot noirっぽい味がしなかった)各2本を10人で分けて、値段は。。。星一徹になってテーブルをひっくり返したいのは私だけではないはず、という程のもの。夜重いものはいただけない私の選択が悪かったのかもしれませんが、他の方のステーキの断面を見ても(厚みだけは2cmはありました)、日本人だったら決して食べたくはないだろう、という感じだったことは申し副えておきます。

同僚もとても良い人たちで、英国に来たことは少しも後悔するところではないけれど、とにかくこの食事だけは噂どおりです。会社のカフェテリアが比較的まともなことは私にとって大きな救いです。やはりなるべく早くLondonに移って美味しいお店を見つけなくては!


ようやく!!

2007-07-06 23:14:55 | イギリス

相変わらず何らかの問題を発生させながら、BT(British Telecom)のお兄ちゃんを笑わせながら、何とか家でInternetに繋げることができました!!

ということで、今日付けのブログが沢山ありますが、UKについてからこれまでの生活の中で書き溜めたものです。乱文をお許しください。


インターネット

2007-07-06 23:11:28 | イギリス

ようやく、待ちに待った荷物が届いた。早速コンピュータをインターネットにつなぐ、はずが繋がらない。やむを得ず、British Telecomに連絡をする。まず、このBTの電話対応がとても不親切。こちらが聞きたいことに答えずに、とにかく自分の質問を通す。挙句の果てに、それは管轄が違うから別の電話番号に電話しろと言う。その英語の発音たるや!私が聞き返すから、怒鳴ったように話し始め、電話口で声が割れ余計に聞き取りにくい。私の聞き取り能力の問題?(確かに、「Your request is important for us」が「Your request isn’t important for us」に聞こえてびっくりしたくらいだから、たいしたヒアリング力かもしれない)でも「明らかに、あんたの英語が訛っているんだよ!!」といいたくなる。気を取り直していわれた電話番号に電話をすると、なんとルーターが間違っていると言う(ちなみにビジネス回線を扱う電話番号の顧客対応係は比較的親切だった。やはりビジネス客は扱われ方が異なるのだろうか?)。すなわち、不動産屋はビジネス回線を契約していたにもかかわらず、ホーム用のルーターを用意していたのだ!!おにーちゃん、しっかりしてくれ。という訳でインターネットにつなぐことは出来なかった。でも、荷物が届いたおかげで、日本語OSの入った会社のコンピュータは届いたので、これで在英日本大使館(どうも領事館との違いが分からないが。。。)へ届出ができる。物事が一度では解決しないのが英国流のようである。もしかしたら、イギリスと言う国はこうやって外来者(=私)の英語力を鍛えようとしてくれているのだろうか?


車窓

2007-07-06 23:10:42 | イギリス

WindsorからSloughへの車窓はとても美しい。Windsor城は思っていたよりずっと立派で美しい城だ。この城が見えることは勿論のこと、テムズ川が流れており、そこには白鳥の姿を見ることができる。また、周囲の草原には野うさぎの姿も(あー、美味しそう)。本当に物語のような世界。朝は空気も澄んでいて、碧い空となぜかどこからか降ってくる雨に少し濡れて、幻想的ですらある。この美しい景色を見ていると、なにもLondonに住まなくても良いのではないかと思ってしまうのだけれど。でも、夜7時には全てのお店が閉まってしまうようなところにはちょっといつまでも住めないかなぁ。