風の数え方

私の身の回りのちょっとした出来事

立冬の朝の散歩

2023年11月08日 | さんぽ帳


今朝、散歩に出たとき暖かく感じた。
行き先を決められなくて、とりあえず巴川沿いへ。

街灯がLEDに変わっていることに、最近になって気づいた。
以前は、消えそうになってぱかぱかと点滅している蛍光灯があったり、まったく点いていなかったり、そんな街灯をよく見かけた。



国道1号線の歩道橋から眺めた富士山。



大正橋のすぐ向こうに巴川橋梁。
ほんのり朝焼けの空を川面が映している。



空がだんだんきれいに輝いてきたので、海まで行ってみることに。

おお、やっぱり来てよかった。
朝日がキラキラ



雪がなくて夏の姿のような富士山は淡いシルエット。
週末の雨でまた雪化粧するかなぁ。





二日ぶりの散歩は気持ちよい足の刺激になりました


「フラッペ」を知った日のこと

2023年11月08日 | 俳句・俳画・墨彩画
もう半世紀ほども前のこと、夏のある日曜日、高校生の私を4歳上の姉が東京へ連れていってくれた。
姉はすでに社会人、清水市内(現・清水区)の企業で働いていた。
東京に着くと私たちは、マクドナルドのハンバーガーとバニラ味のマックシェイクを手に、歩行者天国を歩いた。
静岡には無いものばかりで物珍しく、私は本当におのぼりさんそのもの。

日がそろそろ傾きかけるころ、さすがに歩き疲れて、山手線を日暮里駅で降り、目についたところの純喫茶に腰を落ち着けた。
メニューを開くとそこにも珍しい名前が。
「フラッペってなに?」と姉に尋ねたら「あたしもわからない」と。
「じゃぁ、このオレンジフラッペっていうのにしよう」と姉が二つオーダーした。

運ばれてきたのは、オレンジ色したかき氷。
「なぁ~んだ、かき氷じゃん」と二人でこっそり笑った。

オレンジフラッペはとても酸っぱかった。
私の知っているイチゴ味やメロン味とはまったく違う。
果汁そのものであるかもしれないけれど、想像していた甘みをまったく感じられず、ちょっとだけ残念だった。

それから夏になると、オレンジフラッペと日暮里と夕暮れがいつもセットになって思い出されるようになった。
後年、日暮里が「日暮れの里」だと思い至ったとき、夕暮れ時の空の色と切ない酸っぱさが混ざり合って、初めての東京の思い出につながるのだと感じた。

この8月、そのときのことを投句した。
投函してから3ヵ月経っていたので、今朝、新聞に掲載されたのは本当にびっくりした
選者は坪内稔典先生。



   オレンジフラッペ酸つぱし日暮里の夕



また意欲を持って取り組めそうだ。


初めての道は楽し

2023年11月05日 | さんぽ帳
今朝の散歩はとりあえず西へ向かってみた。

薄暗い時間帯はなるべく安全な道を歩きたい。
北街道(きたかいどう)の途中から北へ折れ、先日来、何度か歩いている和田川沿いの歩道へ入った。



押切地区に入り、今度は西へ。
今年の春、妹に教えてもらった「押切すぎもと公園」へと向かう。
この公園もだけど、この公園脇に歩道があることも、そのとき初めて知った。



歩道がどこにつながるのかは知らなかったので、さらに西へ進むと高部小学校に突き当たった。
なるほど、こういった歩道があれば、通学が安心だ。



小学校からは塩田川(しょだがわ)方面へ向かうことに。
川へ行くのも初めての道を進んでみると、川沿いに建つ団地の南側の遊水池に着いた。



遊水池から塩田川に続く道があり、ここも初めて。



度々来ている川沿いの桜並木の道に出た。



おはよう! 今日のお日様!



塩田川からは南へ、一本道を行く。
そろそろ帰らなくちゃいけない時間。



私の足音でスズメが田んぼから一斉に飛び立った。
……けれど、遠くへ飛んでいくわけでなく、



すぐ近くのフェンスに舞い戻り、次々に並び始める。
その様子がかわいくて、離れた場所からしばらく眺めた。



帰り道に見た、田んぼの風景にも惹かれた。



見慣れた景色だと思っていた所も、初めての道を通り、初めての場所から眺めるとちょっと違う、いや、だいぶ違うようにも思える。
今朝は新鮮な気分になり、とても満ち足りた散歩になった



庵原川 ~ 横砂方面

2023年11月04日 | さんぽ帳


近ごろ二度寝ができるようになってしまった。
それで慌てる朝が何度かある。
以前は、一度目が覚めたら再び寝ようとしても眠れなくて結局起きるしかなかった。

今朝、目覚ましのアラームを止めてから、もうちょっと布団の中にいようと思ったら、そのあと目が覚めたのは40分後だった
朝の散歩はあきらめて日中に出かけようとも思ったけど、今日も昼間は気温が高くなる予報。
そしたら、やっぱり朝 歩くしかない。
急いで支度をし、なんとかいつもより15分遅れで出かけた。

向かったのは庵原川(いはらがわ)。
今日の太陽はまだ。



桜並木を下流方面へ。



庵原川橋にさしかかるあたりで朝日が顔を出し始めた。



袖師埠頭方面まで行ってみることに。
正面に「ちきゅう」(地球深部探査船)がだんだん大きく見えてくる。



港湾道路を横断し、海の方へ。



「ちきゅう」もだけど、この木を眺めたかった。



木の向こうに「ちきゅう」がドーン。
何度見てもおっきいなぁ。



帰り道に見かけた街路樹。
1本の木に緑、黄色、赤のグラデーションがきれい。



寝坊して家を出るのが遅くなったけど、やっぱり朝の散歩をしてよかった





尾羽方面への散歩

2023年11月03日 | さんぽ帳
このところ気に入っている散歩コースが梅ヶ谷方面か尾羽方面。
昨日は梅ヶ谷へ出かけたので今日は尾羽へ。

午前5時47分の東の空。
今日も天気が良さそう。
日中は夏日の予報だけど、朝はやっぱり冷える。



あ、エンジェルストランペット。
見られる場所はそこここにありそうだけど、近ごろずっと見ていなかった。



東名清水インターから東へ、庵原町(いはらちょう)に入り、気になる場所が見えてきた。
ちゃんと手入れされているような木が山頂に並んでいる所。
何か施設でもあるのかなぁ、広場のような場所なのかなぁ……。



清水ジャンクション付近を通り抜け、さらに東へ進む。



東名高速と同じ高さを通る道路。
車の音と風圧が近くて、高速道路の路肩を歩いたらこんな感覚だろうなという感じ。



「清水港FAZアイパーク」の前の道、県道371号線を広瀬方面へ。
初めての道なので不安だけど進んでみる。



車道が通っているとはいえ、どんどん山の中へ入っていく感じなので、クマが心配になる。
最近のニュースを聞いていると、どこでクマに出くわしても不思議でないような気がする。
それにしても、思いのほか、この県道の交通量の多いこと。
休日の早朝なので、もっと少ないかと思っていた。



トンネルの中も歩道は通じているようだったけれど、トンネルの手前で来た道を戻ることに。



さっき通り過ぎてきた「清水港FAZアイパーク」への道へ入る。
数年前にも通ったことのある坂道を上っていく。

記念碑を撮ったあとに気づいた。
あの気になっている山のてっぺんの場所がすぐ向こうに見えている。
いつかあの山の様子を見に行ってみたい。



そろそろ帰ろうかと行く先の道を見ると、長~い下り坂。
だいぶ上ってきてたんだなぁ。



今朝はいつもより散歩の時間が取れたので、たっぷり楽しんでこれました


二日続けて蜂ヶ谷 ~ 梅ヶ谷

2023年11月02日 | さんぽ帳
昨日に続いて今朝も散歩は蜂ヶ谷、梅ヶ谷方面へ。

蜂ヶ谷地区に入ったところで、道路に伸びているピンクの花が見えてきた。
ハギの花だった。
散歩しながら見かけてきたハギは、たいていのところで花の時期が終わっているけれど、ここはまだ花盛り。



そこから先は昨日も通った和田川沿いの道。
道路は舗装されていて、川沿いには白い柵があって、趣のある道とはいえないのかもしれないけれど……静けさかなぁ、山の景色かなぁ、先まで続く一本道かなぁ、なんだか惹かれる。



家の守り神のような立派な木。
昨日はこのあたりから梅ヶ谷新道を南へ折れて帰ったので、今日は北へ、少しだけ遠回りして帰ることに。



久しぶりに歩く緩い上り坂の道。
山に近く、木々が多いせいか空気はさっきよりちょっと冷たいけど澄んでいる感じ。



中山遺跡あたりのワインディングロードを下っていく。



そろそろ帰らなくちゃいけない時間。
だけど、視線の先に見えた赤い花が気になる。
近づいてみると……あ、花じゃなかった、クサギのガクだった。
においをかいだことはないけれど、星型の赤いガクと実の青さに、見かけるとついカメラを向けてしまう



二日続けて同じような道を歩いたけど、昨日は昨日、今日は今日で、それぞれいい散歩ができました


蜂ヶ谷 ~ 梅ヶ谷

2023年11月01日 | さんぽ帳
今日は山に近い方面へ歩いて行った。
蜂ヶ谷地区に入ったところで、向こうから来た人が山原川(やんばらがわ)沿いの道へ折れて行くのが見えた。
その道は以前から気になっていたものの、民家に続く私道のような気がして入らずにいた。



さっきの人に続いて私も行ってみると、川沿いの遊歩道のようになっている。
ただ、それは途中までで、しばらく歩くとその先は草が生い茂っていて行けず、土手から車道へ導かれるような道がつながっていた。



先日も見に来たそば畑の場所に出た。
もう収穫が終わってしまったかもと思っていたけど、まだ花が咲いている。



通り沿いに咲く花や



畑を眺めながら、



和田川の上流方面へ。
先日、初めて歩いて好きになった道。
ここから眺める山の稜線もなんだかいい。
あ、月がまだ残ってる。



山原無線中継所の山が大きく見えてきたあたりで、折り返し。



酒屋さんののぼりに「ひやおろし」の文字が。
秋からますますおいしいお酒、飲みたくなっちゃう。



やっとお日様のお出まし。



初めて歩く道に入ってみた。
倉庫の扉が顔のようでかわいい。
屋根が前髪ぱっつんした感じにも見えて



コスモスを見つけるとやっぱりカメラを向けちゃう。



あちこちで足を止めてしまった。
早足で家へと急いだ。