あけましておめでとうございます!
本年もよろしくお願い申しげます。
年末からずっと、
「少年部初段学科コンテンツ」
を作っています。
初段受験用の学科対策です。
8つのうち6つできました。あと2つです。
今日はもう限界です。明日やります。
最初は、覚えるためだけのものの予定でしたが、
作っているといろいろとアイデアも出てきて、
普段の稽古指導(学科)にも使えるものを作ろうと思いつき、
あれこれとやっています。
これをパソコンを使って指導したり、子どもたちが家で自習できるようになります。
いまの子どもたちは、「視覚優位」です。脳がそうなってきています。
だから、コンテンツや写真、絵を用いることはかなり効果的です。
視覚を活用する「イメージ処理」(視空間スケッチパッド)は、どのこにも理解しやすい。
反対に、「聴覚情報」は入りにくい。聴覚情報は、「音韻ループ処理」。
講義でも、音声だけのものは眠気を誘う。
学科の場合は、
①内容を理解できること(知育)
②覚えること(知育)・・・この場合、「そのまま」覚えなくてはいけないもの(当て身の五要素など)と、自分の言葉で覚えていいもの(本当のつよさについてなど)
がある。
③教えを社会で活用できること。(徳育)
④教えを少林寺拳法の技術で活用できること。(体育)
学科とは教えを学ぶことである。つまり、徳育だとみんな思っている。
しかし、実際の試験は、知育の測定となる。
うちの道場にも、徳育は抜群に優れているが、知的な障害があるために、受験をさせてあげられない拳士がいる。
徳育をはかるということは、なかなかできない(EQというものが以前にはやったが)
それは、徳育とは「テスト」できない力だからだ。
人間には、テストではかれる能力とテストでははかれない能力がある。
どちらが大切なのか・・・
テストでははかれない能力であると思う。
試験の学科学習は、知育であるが、道場での法話は徳育だと思っている。