ドリーム 2(セカンド)

長坂徳久が語る夢教育(ときどき日常)

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2016年04月13日 02時26分57秒 | 教育・指導法
NPO法人 こころとからだの総合教育 育夢学園 はぐくむ学童通信


かかってこい!9


発行日 平成28年4月13日(水) 発行者・文責 理事長 長坂徳久



※はぐくむを世界一の学童、世界一の子供達にしてみせる。だから、いつ、どこでも誰の挑戦でも受ける。だから「かかってこい!」だ。そして、子供達には歴代のはぐくむの先輩たちを超えてほしい、そして、長坂をも超えていってほしい、そんな願いをこめて、今年の通信は「かかってこい!」と名付けた。


□ 今日4月13日は、西城秀樹の誕生日です(笑)
西城秀樹→知っていますか? YMCAの人です。
  さて、長坂がなぜ西城秀樹の誕生日まで知っているかというと、この4月13日は長坂の幼馴  
 染のA君(といってももう今日で49歳ということですが)の誕生日なのです。A君とは幼稚園 
 →小学校→中学校と一緒でした。高校で、彼は智弁学園の英数コース(当時)に行き、長坂は橋
 本高校に行ったので別々になりました。しかし、子供のころ覚えたことは忘れないものですね。
 彼の誕生日を当時覚えていて、その彼が「俺の誕生日は西城秀樹と一緒やねん!」と言っていた
ことを合わせて覚えているのです。これは「エピソード記憶」と呼ばれるものです。
単にA君の誕生日は4月13日と覚えていることは「意味記憶」と言います。ただし、これは覚
えようとしなくては覚えられません。意味記憶の提唱者はキリアンという心理学者だそうです。
  エピソード記憶は、インパクトのある体験と相まって忘れない記憶です。覚えおこうと思わな
 くても自然と覚えているのです。このエピソード記憶の提唱者はタルヴィングという心理学者だ
そうです。
  長坂の場合は「幼馴染の誕生日」と「西城秀樹」がエピソードとなってもう40年以上経って 
 も覚えているということです。おそらく死ぬまで、4月13日が来れば、「ああ、今日はA君の
誕生日やなぁ。そして、西城秀樹の誕生日や・・」と思い出すのでしょう。
□ 意味記憶は使わないと忘れるのですが、エピソード記憶はいつまでも覚えていられます。逆に
言うと、暗記のコツはエピソード記憶にしてしまうということです。歴史のゴロ合わせはそれに当たります。
自分のことで恐縮ですが、「マイノリティー」と「マジョリティー」の区別がどうもややこしか
った時期があります。マイノリティーは少数派、マジョリティーは多数派(大衆派)ですが、どち
らがどちらだったかがいつもこんがらがっていました。
ある時に、次のようにエピソード記憶に作ってしまいました。
 「ながさか のりひさ」は変わっている(少数派)だから、マイノリティーが少数派だと。そう
することで、反対のマジョリティーは反対の多数派だと自然と覚えられました。
 以上、余談が長くなりました・・・
□ 先日、シャイなMちゃん(1年生)と会話をしようとして、「高野山」というキーワードを使いました。長坂は先日、北海道富良野からのお客さん(少林寺拳法の先生)を高野山にご案内しました。そのときの写真を見せて次のような会話をしました。
 「Mちゃん、高野山よく行くやろ? ここ知っている?」
と言って、大門の壇上伽藍の写真を見せました。
「知ってる。」
と答えてくれました。次に、
「ここは見たことある?」
と奥の院の入り口の写真を見せました。
「見たことある。」
「じゃあ、ここは?」
「見たことない。」
それは、総本山金剛峯寺の写真でした。少しの時間でしたが、長坂には貴重な時間になりました。

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